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最高のテノール:マリオ・デル・モナコ
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かつてパバロッテイが存命のころ、三大テノールの音楽会が催され、多くの聴衆に感銘を与えたが、ドミンゴもカレイラスも及ばない名歌手としてマリオ・デル・モナコを知る人は少なくなった。ソプラノのマリアカラスに匹敵するテノールの名歌手であった。彼の声量と澄んだ声の質は黄金のトランペットと言われた。伝説も多かった。彼は飛行機が苦手で、海外公演は船でいき、飛行機では行かなかった。日本にも1959年にイタリア歌劇団とオテロや道化師を演じ、聴衆は総立ちであった。当時はカラーテレビがなかったのが残念だったが、白黒でNHKが中継した。母親と一緒にオテロを堪能したのが思い出に残っている。モナコの絶頂期であった。道化師の名演技のみならず、トスカのRecondita Armoniaも凄い。マリアカラスも1974年に来日したが、すでにピークを過ぎた感じがあり気の毒な思いで聞いた人はいたのではないだろうか。幸いなことに、モナコの歌声も絶頂期のマリアカラスもyou-tubeで聞くことができる。Mario Del Monaco last film in interview で1978年の晩年の姿を写したものも見ることができる。彼の凄さは引退の直前まで衰えをみせなかったことであった。1982年に心筋梗塞でこの世を去った。マリアカラスとデルモナコの共演は舞台では幾つかあり、売り出し前の1951年メキシコでの「アイーダ」、1955年ヴォットー指揮ミラノ・スカラ座での「ノルマ」等などあります。アンドレアシニエでも共演したとWebのQ&Aに出ていました。録音は二人の専属レコード会社が違うので共演したものが無いのだそうで、残念です。


by katoujun2549 | 2019-03-29 21:49 | Comments(0)
1.カルト集団に乗っ取られたドイツは崩壊した

国家というのは個性がある。歴史を背負っているのだが、それ以上に誰が国家権力を握っているかが国家の命運を握る。ナチスドイツというヒトラー率いるカルト集団にドイツという新興国家が乗っ取られてしまったことが悲劇の始まりであった。
ドイツは長い間領邦国家の集合であったが、プロイセンという辺境国がドイツを統一、ホーエンツォルレン家が支配した。ところが、この国の国王は戦争好きでビスマルクという優秀な政治家を使って産業革命を進展させ、近代化を図った。近代化と軍事は一体であった。日本の長州が政権を握り明治時代を支配したのに似ている。というより、日本はプロイセンを参考に国家形成を図った。ところが、この体制は第一次世界大戦で大失敗する。カイザーウイルヘルム二世は亡命し、国家は新しい理念を模索した。ワイマール共和国は民主主義国家であり、議会制を尊重する現代人から見て理想的な体制であったが、敗戦の賠償やインフレ、世界恐慌といった大きな変化に対応できず、国民はより強力な指導力を求めた。社会主義であった。そこで、共産主義か、ドイツ社会主義民主党ーナチスかを決定することになる。これらは国家統一には不充分であった。1933年、国会議事堂が放火され、ナチスは共産党を危険集団として宣伝、ロシアの恐怖政治を背景に反対勢力であった共産党を壊滅に導いた。そこに第三帝国を標榜するヒトラーの独裁が始まった。ところがこのナチスというのはとんでもないカルトであり、狡猾な暴力集団であった。ナチスは民族主義によって帝国を統一しようとした。そこで始まったのがユダヤ人の弾圧であった。少数民族の差別化、ハンデイを負う人々の排撃であり、巧妙な弾圧の仕組みを作った。ユダヤ人の排除だけにとどまらず、ロマ、身体障害者、精神障害者、同性愛者などを排除し、アーリア人という定義のもと、ヒトラーに忠誠を誓う統一国家を1年ほどで達成してしまった。プロイセンという辺境国家がドイツを支配したように、ミュンヘンから生まれたカルト集団がドイツを統一し、第三帝国として再び破滅の道に向かった。初期のナチスの経済政策は成功したように見えた。しかし、それは民族差別やメフォ債券の発行による見せかけの繁栄であった。では、独裁国家は常にそのような道をたどるかと言えばそうでもない。トルコ、スペインなどはそうはならなかった。

2, トランプは独裁者ではない

アメリカの民主主義は英仏などのヨーロッパとは異なるが、広大な国土と多民族の共同体を統治するための仕組みが特徴である。資本主義と市場経済の権化のような国家であり、強力な権限を握る大統領を選挙で選ぶ。宗教や言論の自由、権利の平等、人権の尊重が国家原理である。アメリカの大統領としてマスコミと対決したトランプは珍しい大統領。アメリカの民主主義はマスコミが支配してきた。トランプは民主党政権の批判や国民の不信をエネルギーに民主党のヒラリーを抑えて大統領になった。民主主義国家として日本と異なるのは公約の実行に関して厳しい評価があり、利益集団の代表のような日本の総理大臣とはまったく違う。イラン制裁解除、シリア派兵、アフガニスタン進駐など、民主党の妥協を重ねる外交には国民はうんざりしていた。オバマ大統領は貿易赤字、北朝鮮の核に対しても無策であった。違法移民に対する壁の建設は民主党の反対で頓挫している。世界中に軍を派遣してきたアメリカは財政的にも方針を変えなければならない。イラクの派兵はそもそも、間違いであったが、フセイン政権の後継を育てることにオバマ元大統領は失敗し、ISISの台頭を招いてしまった。CNNやアメリカのマスコミがトランプを叩いてもアメリカの各州は三分の二がトランプ支持である。トランプの公約には人権、民族問題に関して極端な内容があり、当初物議をかもしたが、アメリカ人の素直な期待を代弁し、今、トランプは公約の実行においてはオバマ政権より熱心であり、アメリカ人の評価は高い。彼が2期目に再選される確率は高い。アメリカの嫌う独裁国家、社会主義は自由を拘束し、全体主義の種である。
多民族国家アメリカは広大な国土と異なる文化の集合であり、マスメディアの果たす役割は大きい。トランプも対決することでマスメディアを活用してきた。トランプ自身テレビタレントだったのだ。今のCNNなどとの対決姿勢は主導権争いである。
これまでの大統領と異なるのは親トランプのマスメディアを持ち、ツイッターも活用して発信することである。東洋経済ON Lineによるとアメリカでは現在保守派メディアの再編が起きている。「ウィークリー・スタンダード」のような、これまで保守主義に多大な影響を持つ論壇誌がつぶれ、新興の「アメリカンアフェアーズ」今まで隠れたようなCRBのようん論壇誌が注目を浴びている。保守派メディアとして影響力を振るってきたFOXテレビや伝統的保守派雑誌「ナショナルレビュー」も一種の転向を遂げてトランプに擦り寄っている。これら旧来の保守メディア大御所は、かつてはトランプを「保守」とは認めていなかったが、今はトランプ支持者らに見捨てられるのを恐れている。」トランプの人気は日本のマスコミが思う以上に高い。
 アメリカ合衆国のマスメディアはユダヤ系である。アメリカのイスラエル寄りの政策の理由はそこにあり、イスラエルとの結び付きはトランプ以降急速に強化された。アメリカにおけるマスメディアは大統領と世論形成に関する激しい主導権争いが繰り広げている。強力な権限のある大統領が独裁者にならないのはマスメディアがパワーを持っているからだ。先日トランプはゴラン高原のイスラエル領有を認めた。

3.独裁国家は生き残れるかーAI社会主義が始まった

中国は共産党の一党独裁国家である。市場経済と共産党の一党独裁を並行させ、経済発展を計ってきた。共産主義の統制経済の弱点は分配のメカニズムがニーズとマッチしないことである。自動車や化粧品、高級食材などは今も中国は苦手な商品である。鉄鋼や部品等の製造物もダンピング的な大量商品供給でアメリカの顰蹙を買っており米中貿易摩擦の火種である。14億の人口と広大な国土と多様な民族を統治するためには強権が必要というのが中国の支配原理である。中国は急速にIT大国になった。HUAWEI に対するアメリカの警戒に代表されるが、情報通信分野では今後も世界中で摩擦を起こすだろう。しかし、中国は国家や経済の支配原理としてAIを活用し、国家の原理に組み込む世界史になかった試みを始めている。ビッグデータや人工知能による国民の管理と、分配の機能を権力の中心に据えて国家権力を掌握、共産党の支配を貫徹しようとしてきた。富の再分配という機能をテクノロジーで達成しようとする。共産主義と市場経済の共存をベトナムも挑戦している。北朝鮮も将来的には目指したいのだろう。イラクのフセインやリビアのカダフィは失敗したがその反省をもとに独裁国家は生き残りをかけた自己主張を続けるだろう。崩壊した独裁国と今の北朝鮮や中国、ロシアの違いは、ITを活用した情報統制であり、国家をあげてのハッキングや情報通信の権力的な発動である。日本のビットコイン、コインチェックは北朝鮮のハッキングによって55国連の報告で550億円もの流出をした。日本が北朝鮮の核開発を結果的に推進してしまった。アメリカの大統領選挙ではフェイスブック等の世論形成に介入、中国はHUAWEI を使って世界の情報基盤を制覇しようとするだろう。資本主義の情報公開や言論の自由は資本主義の根幹であるが障壁でもある。それを制御されたらどうなるか、独裁国家が目指しているのは新しい国家発展の形である。それが国民に幸せをもたらすかどうかは別である。AI社会主義による国家管理が市場経済と結びつき、国民を統制し、分配を管理することができるかである。経済の根幹は人の心にある。それはまるでバベルの塔のような試みでいつかは瓦解するはずであると思うのだが。

by katoujun2549 | 2019-03-21 13:43 | Comments(0)
北朝鮮はアメリカがシンガポールでトランプが交渉の場に出てきたのは当に核兵器のお影と自信を持った。ところが、ハノイではアメリカの核廃棄に対する厳しい姿勢に面食らった。アメリカと北朝鮮の格の違いを見せつけた。これを糊塗しようと、外務次官の記者会見で、アメリカが北の提案を受け入れなかったことに関する一方的な弁解をした。
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本来、事務折衝の中で認識の違いを整理しなければならないのだが、北も、アメリカもトップ会談で議論の対象としての廃棄すべき核施設の範囲と解除すべき生死の範囲に認識の違いがあったことが、最期まで整理できなかった。金正恩としてはロシア疑惑や、顧問弁護士の証言に揺れるトランプを甘く見ていたのかもしれない。北の外務次官の崔とアメリカの強硬派ボルトンの正面衝突という形で会談は壁にぶつかった。しかし、これは当初から予想されたことであり、トランプは今回合意に至るとは思っていなかっただろう。北は隠蔽していた施設もアメリカが対象にしているとは思わなかった。北は核とミサイルにからんだ国連制裁がこれまでの制裁に加えられたことで苦しんでいるので、これらを制裁の一部として段階的に解除してもらいたかった。アメリカはこれを解除したら今までの制裁が必ずしも機能してこなかったのだから、国連制裁を解除すれば元の木阿弥て全面解除に結果的には等しいと見た。安部総理はトランプに北の裏表のある手口について助言をしている。核施設やロケット工場を稼働させている彼らのごまかしも止めることができない。核実験やミサイルの試射を抑えるにとどまるなら経済制裁は3年前に戻るだけであろう。今回韓国の文の助言や調整がないまま、アメリカは2月末を迎えてしまった。

 北朝鮮は、今なお核兵器もミサイルも開発を継続している。制裁解除は得られなかったが現実はそう甘くないこともわかっていたろう。トランプはアメリカの制裁継続や核廃棄要求を継続すれば良いだけ。現状と変わらない。北の要求に安易に応じなかったと国内にもアピールできる。相変わらず平行線の現状と要求の認識違いが確認されただけだが、3回目のの会談が可能なまま互に引いた。そのお情けが、米韓合同演習の中止である。金の周囲には軍や核開発によって安泰でいられる利害関係人が多くいるから、金正恩も全てを掌握しているわけでもない。その核交渉の担当代表崔 善姫外務次官。彼女はある意味においては貧乏くじ。失敗の可能性の高い交渉を担わされている。なんとなく、貧相な風貌の理由がそこにあるのだろう。彼女は北では名門の出だし語学も堪能、有能で金の信頼度も高い。記者会見を仕切っていた。
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一方、戦争をしてでも北の核を廃棄したいのがボルトン。トランプの本音としては子供のような金に振り回されたくはない。これまでの大統領のように騙されはしないぞと格の違いを見せつけたのである。ポンペオとボルトンでトランプが暴走しないよう役割を分担した。だから、トランプの記者会見はポンペオとの二人三脚になった。


by katoujun2549 | 2019-03-06 19:33 | Comments(0)
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アップルウォッチ4を手に入れました。実は1月に夜中にトイレに行こうとして転倒し、頭を柱に打ち付け、昏倒してしまった。長男が心配して、アップルウォッチを買って、身に付けてくれという。手につけ、ディスプレイを色々変えたり、様々な機能
を楽しみ、使ってみた。転倒して動けなくなると、然るべき人に通報する仕組みも。1日の使用カロリーなども表示される。電話も可能だが、小さいので1回長男と交信したのみ。転んだり、倒れたときに自動で状況を判断し、救急に連絡をしてくれる機能を搭載している。ユーザーが転倒したことを検知すると、画面上に転倒したことを確認するメッセージが表示され、そのまま反応せずにいると1分後に救急に自動通報してくれるのだ。3と4が出ている。違いはCPUの能力で、倍になり、かつデザインやサイズが新しくなった。厚みも薄く、装着しやすい。しかし価格も4万円近く安く、自分にはアップルウォッチ3で充分。長男の好意に感謝。

「大げさな……」と感じる人もいるかもしれないが、さまざまな理由で転倒したり、事故に遭うリスクは誰にでもある。そのため、いざというときに「Apple Watch Series 4」を着用していれば、命が救われる可能性があるのだ。いまのところ筆者は、実際に試すようなケースに見舞われてはいないが、日々、着用するだけで安心感を得られている。


by katoujun2549 | 2019-03-04 16:12 | Comments(0)

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YouTubeでバロックの演奏をサーチしていたら、トランペットの名手Alison Balsom アリソン バルサムが出てくる。

美人女性トランペット奏者であり、実力も凄い。バロックや古典からモダンまでこなして、ロンドンの毎年の音楽祭、プリムスにも出演している。パリ音楽院を卒業、気さくに様々な演奏家と共演した。世界には天が二物も三物も与えられ人材がいる。

彼女は古楽器のトランペットから、コルネットのような高音の出るものまで、3種くらいを自在に扱っている。

スタイルの良さと美形の顔だちも評価すると無敵なのだ。日本でいえば、松下奈穂さんが、ピアノの上手な女優さんとファッションの良さで輝くが、更に演奏家としてトップであることが、アリソンの凄いところ。下の写真は古楽器のトランペット。右端の女性がアリソン。彼女はイギリスの音楽祭、プロムスの常連出演者。トランペットはバロック音楽の主役。AlisonBalsom-trumpet というYouTubeで彼女の演奏とバロックトランペットを堪能できる。

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by katoujun2549 | 2019-03-03 02:21 | Comments(0)