カテゴリ:国際政治( 226 )

アジアフォーラムでプーチンが各国首脳の前でいきなり平和条約の締結を提案したことをマスコミは意外という。しかし、これは以前からのロシアの一貫した姿勢だ。今年からプーチンは安部首相と積極的に会談し、4島での経済活動の枠組みを協議してきた。アメリカは軍事基地化に警戒心を強めている。経済圏を持たない地域には軍事基地は置けない。労働力、物資、生活環境が無ければ基地は成立しない。沖縄が発展すればするほどアメリカは軍事基地を手放さないのと同じだ。アメリカの基地のあるハワイ、グアム、沖縄、全てリゾート地として発展してきた。基地というのは軍人のリゾート地でもある。

北方領土はプーチンの疑似針ルアー。安部首相は彼のオモチャなのに気づいていない。
北方領土は日本の固有の領土である。とはいえ、ロシアが大戦末期に弱体化した日本を火事場泥棒のように奪い取ったというのは結果的にはそうだが、必ずしも当っていない。スターリンは大戦前から千島は欲しくて仕方が無かったし、当時も隙あらば北海道北部(留萌から道東)も手に入れたかったのだ。千島占守島や南樺太の日本軍が予想外に強く、攻めきれなかっただけ。ソ連軍は満州のようにはいかなかった。邪悪なスターリン時代の不法占拠といえども、ロシアは領土までは放棄しない。ロシアの旗の立った土地は絶対に手離さないというのは帝政時代からのロシアの国是なのだ。北方4島返還は難事業である。2島も同じであるから、4島返還でいつも押していくべきだ。2島だけを返す事も無いだろう。平和条約締結後は歯舞、色丹を返すという話はあったが、彼らは条約すら守らない連中、ソ連を侮ってはならない。彼らは自分の都合は何やっても善である。ヤルタ会談で千島を取ることは決まっていた。しかし、北方4島は入っていなかったと思う。ところが、日本を早く片付ける為にはルーズベルトはそんなことはどうでもよかった。千島の範囲なんぞどうでも良かった。ロシアの不法性を担保して、他の交渉を有利にすることができるかである。この島に、ソ連の軍事基地がどのくらいあるのだろうか。アメリカ次第だろう。彼らは力の世界にいる。アメリカの軍事力が後退すれば、すぐに進出してくる。

 とにかく、ロシアからは遠く、鮭や蟹が沢山取れるだけの島であってもらいたい。熊はいりません。鮭や蟹は日本が買ってあげればいい。ここに大きな軍事基地ができるためには、経済的なある程度の繁栄が必要条件である。軍港が出来れば軍人だけでなく、民間人も来る。娯楽施設も必要だ。誰だって僻地には行きたがらない。だから今なおウラジオストックが軍港であり、原子力潜水艦や空母も帰港する。乗組員が流刑になったようでは休養にならない。北方領土は僻地のままであってもらいたい。経済交流が必用だという人もいるが、ロシアには警戒心を失ってはいけない。あれは猛獣の熊みたいな力だけを信奉している人の国だ。日本がこれを返還してもたったら、地方都市が疲弊している中、ここだけ繁栄させることができるのだろうか。

 鉱物資源はあるのだろうが、北海道の衰退が進む中、北方領土が栄える姿は想像できない。沖縄ですらうまくいっていないのだから。離島の経済振興は難しい。国後島の温泉や自然を見る観光用にどれだけ空港が整備できるのだろうか。本土との交流はそれほど望めない。大した学校も無ければ病院も無い。だから、ロシアも大きな軍事基地は作れない。ところが、ロシア大統領が頻繁に訪問すれば、あのロシアの事だからインフラも整備され、軍事基地としてのインフラが整備されてしまう。あれほど近い位置に大きな軍事基地が出来たら北海道は風前の灯火ではないでしょうか。

 北方領土は国際法上我が国固有の領土だと言う主張を繰り返す必要はあるが、それも程度問題。亭主の不倫を別のことで要求を通す時にネチネチと攻める女のようになればいい。北方4島にはロシアも若干のやましい気持がある筈だ。ロシアの関心が薄れるようにした方が軍事費もかからないし、将来日本が経済的に実行支配する道が開けるのでは。日本は賢い戦略を必要としている。

ウクライナとの紛争で四面楚歌になっているプーチンは中国と接近している。安部首相は何度もプーチンと交渉し、北方領土変換が来年までに国民から評価される進展のなかで、衆議院選挙を迎えたい。一生懸命にやっている姿を見せることが大事なのである。日本は中国とうまくやることが遥かに優先度が高い。ロシアとの平和条約締結を急げば北方領土は遠退き、更にはロシアの潜水艦基地の価値を増し、そのつけはアメリカの防衛力の肩代わりという形で日本に回り、大損になること間違いなしである。

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1960年代、自分が中学1年生くらいの頃まで、街には日野ルノーという名前で小型車が走っていた。ワンメータ−70円とかの時代、タクシーに多かった。日産というのはいつもトヨタの後塵を配する企業だったが、最近は元気を取り戻した感じだった。かつて、労働貴族と言われた塩路に支配され、経営者に恵まれないがスカイラインやフェアレディなどの名車を製造した技術の日産だった。ルノーというのはフランスではやはりシトロィエンの後塵を配する会社でイマイチの経営なのではないか。ところが、三菱自動車を合併し、ルノー・日産・三菱連合はいつの間にか世界第二の自動車メーカーになっていたとは気がつかなかった。カルロスゴーンの功績は大きい。
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テレビでは何だかんだ分からない、つまらない説明の繰り返し。自動車には詳しく無いが、自分の感想。本件にはシナリオがあるはず。ルノーの15%株主のフランスはゴーンに嫌気さしたかも。オーケストラの指揮者が交代するようなものか。あれ程の企業なら、欠陥車を出したわけでもない、ワーゲンほどのダメージではない。お家騒動かな?自動車産業もこれまでの大量生産、大量消費の時代では無くなる。転換期にきた象徴。車もカ-シェアやオンデマンドタクシーなど、情報機器化しつつある。経営者も繊細なクリエイターセンスが必要。greedな人物が引っ張っていけないのだろう。西川氏はフランスに根回しをした上で実行に移した。

ゴーンが解任されるだけの悪さをしていたとは思う。有価証券虚偽記載は犯罪だが、脱税や粉飾したわけじゃないから、彼も抵抗する。刑事責任で有罪になる判決がでるまでは1年以上かかるのでは。社長有罪、ゴーン無罪になったらどうなる?
ゴーンは日産をルノーに吸収させようとして画策したことが、西川など日産の経営者に危機感を与え、日本の経営トップとしては嫌われる公私混同をネタに解任したんだろう。一方で、経営難のルノーとしては、すっかり美味しく
育ってきた日産を完全に支配するため、役員はルノー派としたい。日産が増資をしてルノーの支配権が無くなる前にしなければならない。その為には今となっては評判の落ちたゴーンは邪魔なのであろう。
日産は世界シェアは高いが日本国内は大した事無い。日本は西川一派の経営ではごちゃごちゃになるかもしれない。そこで大株主のフランスから役員を送り込む。世界シェアを取るにはもう、ゴーンはいらない。ゴーンはアライアンスの会長を約束されたが、このままでは過去の栄光を持つ彼に全て支配されてしまう。ゴーンはフランスのルノーの立場に立ち始め、日本市場縮小はもうどうでも良い。新車の開発は電気自動車とレジャー車以外ストップ。調子の悪いルノーに日産を吸収させるのは無理。だから、まずは日産の経営者を総取り替えしたいのであろう。しかし、世界シェアの高い日産の力が必要でアライアンスも形式上は必要。失業者の多いフランスはルノーの事が大事。有罪になったらアライアンスのゴーンも解任される。その際ゴーンに地位を約束したアライアンは単なるお飾り。狙いは日産と三菱の支配だ。これを露骨にすると日仏関係にもヒビを入れるから、人事から攻めた。

実はこれからの自動車産業は情報産業化され、車産業の寵児はいらない。性能重視の日産にファッションセンスを持ち込んだのがカルロスゴーン。しかし、これからは新しい感覚のトップが必要。刑事責任は無くとも残りの取締役も責任を取らされるのでは。金に汚い悪童のゴーンも邪魔。ドル箱の日産がやる気無いとやはり困る。新しい経営者が必要。早く指揮者を変えないと皆ダメになる。

新しいブドウ園の主はフランス。

聖書に似た例え話しがある。「そうだ、あの農園主には消えてもらい、邪魔者がいなくなった後、皆んなで上手くやれば良い。」都合良く、金に汚い彼を告白して葬ってしまえ。

マタイ伝
21:33>もう一つの譬を聞きなさい。ある所に、ひとりの家の主人がいたが、ぶどう園を造り、かきをめぐらし、その中に酒ぶねの穴を掘り、やぐらを立て、それを農夫たちに貸して、旅に出かけた。

<21:34>収穫の季節がきたので、その分け前を受け取ろうとして、僕たちを農夫のところへ送った。

<21:35>すると、農夫たちは、その僕たちをつかまえて、ひとりを袋だたきにし、ひとりを殺し、もうひとりを石で打ち殺した。

<21:36>また別に、前よりも多くの僕たちを送ったが、彼らをも同じようにあしらった。

<21:37>しかし、最後に、わたしの子は敬ってくれるだろうと思って、主人はその子を彼らの所につかわした。

<21:38>すると農夫たちは、その子を見て互に言った、『あれはあと取りだ。さあ、これを殺して、その財産を手に入れよう』。

<21:39>そして彼をつかまえて、ぶどう園の外に引き出して殺した。

<21:40>このぶどう園の主人が帰ってきたら、この農夫たちをどうするだろうか」。

<21:41>彼らはイエスに言った、「悪人どもを、皆殺しにして、季節ごとに収穫を納めるほかの農夫たちに、そのぶどう園を貸し与えるでしょう」。

<21:42>イエスは彼らに言われた、「あなたがたは、聖書でまだ読んだことがないのか、 『家造りらの捨てた石が隅のかしら石になった。これは主がなされたことで、わたしたちの目には不思議に見える』。[注釈 2]

<21:43>それだから、あなたがたに言うが、神の国はあなたがたから取り上げられて、御国にふさわしい実を結ぶような異邦人に与えられるであろう。

<21:44>またその石の上に落ちる者は打ち砕かれ、それがだれかの上に落ちかかるなら、その人はこなみじんにされるであろう」。

<21:45>祭司長たちやパリサイ人たちがこの譬を聞いたとき、自分たちのことをさして言っておられることを悟ったので、

<21:46>イエスを捕えようとしたが、群衆を恐れた。群衆はイエスを預言者だと思っていたからである。


— マタイによる福音書 21:33 - 46口語訳聖書


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元徴用工訴訟の韓国最高裁判決で日韓関係が大幅に冷え込んでいる問題に、北朝鮮も「参戦」した。

これまでも北朝鮮は島根県の竹島(韓国名・独島)や慰安婦問題で、韓国の主張に同調する形で日本を非難してきたが、徴用工問題でも北朝鮮メディアが相次いで対日批判を展開。判決は「南朝鮮の民心の反映」だとして賠償を求めるなど、南北「共闘」が展開されている。

10月30日、韓国最高裁は第二次大戦中の日本企業の徴用工に関する個人賠償を命じる判決を下した。これは日韓条約の合意を覆すことで、韓国の国際条約を尊重しない非常識な対応だと、政府は抗議し、国際司法裁判所に提訴する構えも見せている。この問題に関する安部、文在寅会談は行われていない。日本は韓国に抗議したが、本当は抗議で済むような話ではない。
 この影には北朝鮮がアメリカ、韓国、日本の連携を切り崩す行為であることに韓国人はどこまで気がついているのだろうか。というより、韓国と北朝鮮が統一される機運に便乗した判決であり、韓国の国民感情で左右される司法のあり方を超えた政治的なものである。文大統領は、今や、北朝鮮と韓国の融和に向けて、アメリカとの仲立ちをしたことで舞い上がっている。
 アメリカは朝鮮半島の非核化を目標としているが、韓国はすでに出来上がった核戦争能力を北が放棄するとは思っていない。いや韓国は北朝鮮の核を利用し、日本を恫喝したい。日韓条約もあれは統一前の暫定政権が約束したことで統一すれば破棄されるのは当然で、北も含めて仕切り直せると思っている。慰安婦問題も徴用工も日本に支配された屈辱を象徴する彼らの妄想なのである。そもそも、韓国人は武士も、剣道も、さらに醤油も朝鮮が起源であるとしている。全くの捏造であるが、なぜ彼らはこうした妄想にとらわれるのだろうか。

彼らはこの妄想を70年に亘り醸成し続けてきた。韓国はかつて、農業しか産業の無い、朝鮮半島の貧しい地域であり、資源や王朝文化も北にあり、常に搾取され、中国の属国として下に見られてきた。500年にわたり北朝鮮の開城が首都であり、李成桂が李氏朝鮮を起こし、ソウルを首都にした。明の属国であった、その裏返しが、さらに海を越えた辺境、日本に対する優越感という妄想である。その日本が明治維新で近代化に成功、国民国家を形成して、さらに日本に併合されるという屈辱に対して、日本を蔑み、支配の不当性を世界に主張するために慰安婦と、徴用工を持ち出すのである。慰安婦問題に関しては既に朴政権時代に決着してしまったことも不満だが、さらなる材料として徴用工問題をクローズアップさせている。これは韓国の戦略なのである。だから、文大統領はこのことで安部首相と話し合うつもりは無い。それは、かつて、日本の国家予算を超える賠償に応じた日本にとって、決着済みの徴用工に対する賠償に日本は応じることは無いからである。これは韓国が肩代わりして払えば良いだけである。この判決は韓国の国民感情に答えた政治的なぼやきである。

 日本には大量にプルトニウムの蓄積があり、数年で核爆弾を作る能力があるし、人工衛星技術でロケットやIRBMを作ることも可能だ。日本が核武装させないよう、アメリカが動くまで、韓国の反日活動は続くだろう。
 
 もちろん日本が核武装する必要はない。いくらチンピラが武器を持ってうろちょろしても、自分の家に大砲をや戦車を持つ必要がないのと同じである。アメリカが北への核攻撃を意図しなければ北朝鮮は核を持つ理由はない。日本を核攻撃する状況は何もないのである。

しかし、韓国がこの判決で失敗しているのは、そうした彼らの戦略的な期待が見えてしまったことである。戦略は見えてしまったら戦略では無くなる。さらに、こうした日韓の不協和音に乗じてくるのがロシアであり、日露戦争時代のロシアとの関係を彷彿とさせるものである。歴史は繰り返される。プーチンの抜け目ない動きに惑わされてはならない。早速北方領土問題を切り出してきたではないか。

 これにトランプがどう反応するかである。プーチンの腹は北方領土という疑似餌に安部首相が踊る姿を見て日米を切り崩そうというのだ。交渉が失敗してもプーチンには何も損は無い。今や世界はまるで弱肉強食の野生の王国である。ロシアは熊、中国は虎、北朝鮮が狼なら韓国はハイエナであろう。トランプのアメリカはライオンか。安部政権の日本は格好の餌ーシマウマちゃんだ。

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最近、中間選挙においても、トランプと対決したヒラリークリントンの影が薄い。一体何が起きているのか?ヒラリーはパーキンソン病を発病し、政治から遠ざかっているという噂がある。

中間選挙が終わり、アメリカの政治は次の局面を迎える。トランプの公約はどこまで実行されるのか。ねじれ現象の議会とは微妙なやり取りが行われるだろう。トランプの独裁者のような政治、外交は更に磨きがかかる。中国との貿易、日本との自動車輸出、TPP、北朝鮮問題、イラン制裁とイスラエルなど、トランプ流の暴力的な外交も進められて安倍政権はトランプに翻弄される。彼の手口は、また嘘を塗り固め、国民がワリを食うに違いない。
最近、ヒラリークリントンはパーキンソン病だという噂がある。にもかかわらず、彼女は出馬した。彼女は負けて良かった。彼女が当選したら、トランプのロシア疑惑同様追求されただろう。

ヒラリー氏の私用メール問題が根深い問題であること、また謝罪で済む問題ではないことである。トランプの言うように刑務所送りのことかもしれない。FBI捜査官によると、私用メール問題は確信犯であると言う。彼女のような優秀な人間が、そこいらのおばさんのように、メールのアドレスを取り違えるようなミスでは無い。公的なアドレスを使えないような、企みのある内容に違いない。彼女はウォール街とのコネクションがあり、献金も受けていたことは周知のこと。政治情報も流せばインサイダー取り引きもあろう。メールの内容が明らかでない以上は推測の域を出ない。サーバーを持ち、セキユリティの甘さから国家機密を漏洩させていた。
しかし、法律家である彼女が、足のつくような情報を流す訳はない、国家機密レベルの情報を個人アドレスのみならずサーバーを使っていたとは公私混同も甚だしきことだ。指摘されれば、あら!ごめん遊ばせ、と逃げられるようにしていた。

『A Woman in Charge』という本の中で、ヒラリー氏が隠し続けてきた過去を洗いざらい書き、完膚なきまでに彼女を打ちのめした、元ワシントンポスト紙記者のカール・バーンスティーン氏は、1970年代の「ウォーターゲート事件」を暴露した辣腕記者のひとりだ。彼は取材に対して、「ヒラリー氏のメール問題は、最後の最後までつきまとうだろう」と答えた。クリントン大統領は中国とのネットワークを持ち、中国からも政治献金を受けていたのではないか。

ソロスとか怪しい投資家が跋扈し、クリントンのメールをハッキングして中国が得た投資資金を彼がロンダリングし、ウオール街の政治献金に繋げていたとしたら。しかも、クリントンは全てを知っていた。いや、国民も怪しいと見ている。だから、彼女の人気はいまいちだったのではないか。
 
北朝鮮の核実験や、経済制裁にも原油価格下落にも無傷なロシアの台頭とプーチンの強気、さらに中国の太平洋制覇の野望を考えると、米国の国家としての存在は脆弱なものになってしまった。トランプにしてもヒラリーにしても、米国にとっては、もっとも不運で不幸な大統領選挙だったことは確かだ。


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煮詰まると
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「さと」の鍋焼きうどん、旨い!大久保通りには「さと」という和食レストランがある。週に1度は昼御飯に訪れる。ここの鍋焼きうどんは土鍋に入った具をガスコンロで温める。海老天二本と海苔天が別の皿にあり、好きなタイミングで鍋にいれる。店員が席まで持ってきた時にガスコンロの火をつける。蓋をして5分ほどで煮えてくる。更に蓋をはずし、5分くらいでグツグツに煮立ってくる。鶏肉やネギ、うどんと熱い薄味出汁つゆをレンゲで小さな鉢に入れ入れ、フウフウしながら食べる。
普通の鍋焼きはエビ天の衣はグツグツだがこれは別になっており好みの贄具合で食べられる。
1人前税込1077円。
独り者の自分には温かい家庭を思わせる一人飯の幸せなひと時となるのです。

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個人的に我々日本人に礼儀正しく、親しく接する韓国の人々がひとたび国家のこととなると全く理解不能な反応をとる。彼らには民族という概念はあっても国家とは何か、日本人とは違う感覚、あるいは全く理解していないのかもしれない。国民国家として自らの手で国家を形成したのだろうか。日本も今の国家は憲法にせよアメリカに押し付けられたものだと言う人がいる。しかし、国家同士の約束などは責任をもって守る。

 韓国の徴用工賠償訴訟 最高裁判決は日本にとっては国際法を無視し、韓国の法治国家としての体をなさない、国民感情だけを判断した彼らの思考に驚き、また、失望した。この国の国民感情は国際条約などは全く知らない破廉恥なもので、政府もそのような教育をし、司法も身を任せていれば良い。これでは韓国とはまともなおつきあいはできないと感じさせるものであった。かつて、明治政府が韓国の近代国家としての脆弱性に危惧感を持ち、いずれ、朝鮮半島がロシアに併合の憂き目にあうという予測をした。閔妃暗殺の原因であり、日露戦争後の日韓併合につながったことなのである。これは彼らの悪夢でもある。韓国は必ずやそうした誤謬の報いを受けるだろう。

 日本に対し妄想に近い被害者意識を常に抱くこの国は、自らの歴史を都合主義で塗り固め検証しようとしない。今年に入って急転回している北朝鮮との平和外交は、核廃絶に向けた北朝鮮への国際的な制裁と並行して行われている。日韓米の三国の連携が求められるこの時に何を考えているのか。韓国はその先に何をめざしているのだろうか。常に目ざとい韓国人裁判官は何かを見つめている。
 
文在寅政権は経済政策に関しても、軍事戦力にしても無策に近く、この分野では支持率が上がらない。これでは核を持った北には到底叶わない。在韓米軍なしでは軍事的均衡は守れず、中国に媚を売り、日本には竹島に行ったり居丈高な態度を取ることが国民を味方に付ける方法。

 韓国はその独立が自分たちが抗日活動によって日本の敗戦をもたらし、韓国は戦勝国であるとしたい。残念なことにそんな事実はないし、サンフランシスコ講話条約にも参加していないのだが。中国の抗日戦戦勝70風年の記念軍事パレードには朴恵槿も習近平と顔を並べてアピールした。裁判官たちは韓国の中で知性を持った層の人々だがこれがあの結論であるならその裏に何が隠されているのか。彼らは韓国の産業や行きずまった政治的リーダーシップの打開策として、すでに北挑戦との融和こそが策であると思った。軍事的には核の面から白旗を上げているというより、ソウルを4000門の大砲に照準を合わせられている現実を前に手がない。それならばいっそ北とは並存し、北の核戦力も対外的には間借りして体制が変わったことを口実に日本から金正恩と一緒に金をむしり取る方が得だと思っている。金は何といっても日本の持っていない核兵器を持っているのだから。イミョンパク政権のスタッフであった文在寅が、その時代に徴用工の賠償を否定した当事者の彼が傍観しているのは理由がある。初めから予測された初めから予測された今回の判決は強いものに擦り寄る朝鮮人の妄想で動いた結果である。
 








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マレーシア、クアラルンプールに滞在して思ったこと。
マレーシアは親日国であるが、日本からの投資や観光客、投資を呼び込みたいという思惑がある。今はマレーシアには中国人が25%もいてプミプトラ政策によるマレーシア人優遇策やイスラム教の国教による統治もあるが、中国人の経済力はマレーシア人を凌ぐ。さらには中国の影響に警戒もしている。多民族国家としてマレーシア人、中国人、インド人に次ぐ韓国人より、真面目で勤勉な日本人は3番目に大事にしたいのである。

マレーシアに剣道の指導者、新潟で高校の化学教師をしていた松川さん(剣道教士七段)のお誘いで、クアラルンプールに3回目のステイとなった。昨年まで昇段審査とか、稽古や学校の理事会などで忙しくまとまった日程が取れなかった。剣道も七段を取ると次の目標が見えるまで暇がある。今回は時間があり、理事会も910日まで無いので、2週間のホームステイ滞在となった。松川先生は今年からマレーシアの MM2Hという制度で10年間のビザを手に入れ、アパートを契約され、4月からクアラルンプールに住んでいる。

マレーシアは今ロングステイ先としてナンバー1の地域である。その理由は親日であることはもちろん大きな要素だが、住居の条件の良さ、治安、食料や生活のしやすさにある。暑いのは1年中だが、空気は日本より乾燥しており、夏はむしろ日陰が涼しいくらいで、猛暑の日本より凌ぎやすい。四季の移ろいがないのは寂しいが常夏の自然は日本にはない良さがある。日本人が多く住むのは郊外ではモントキアラ、プトラジャヤの高級コンドミニアムが人気である。しかし、先生の家は中国人の住むエリアの近く、セガンブートというところである。家賃の安さ、管理の良さ、買い物の便などに加え、剣道の弟子のリムさんが近所に住んでおり安心だからだ。近くのモントキアラのスーパーには日本の食材などをはじめ、トップバリューなどのブランドも揃っている。日本のものは当然ながら、現地のものより高い。納豆でも、インスタントラーメンでも日本国内の倍くらいだろうか。しかし、必要なものは何でもある。多分生活上の不自由は欧米より少ないだろう。食べ物は結構美味しく、贅沢を言わず、衛生に気を付ければ周囲の屋台に近いオープンな食堂で何でもある。ただし、日本食やイタリアン、フレンチを食べたい人は金がかかる。また、チキンが美味しいが、鳥が苦手な人は耐えられないだろう。
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郊外に住む人のはなしだが、家のキッチンの床に綺麗な紐が落ちていたので拾おうとしたら動き出したのでビックリ。グリーンスネークだった。毒はないが、中にはコブラなどの毒蛇もいる。クアラルンプールは都会だが昔のジャングルのような森が結構ある。郊外ではそんなこともある。ミッドバレーくらいの町でも野良犬がいる。郊外や山の中にもたくさん野良犬がいて狂犬病の保菌犬に噛まれたら大変。発症する前にワクチンを打たなければ致死率100%だという。犬は怖いだけで可愛くない。
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こんな食堂がどこにでもあり、500円,15RMも出せば充分。
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街角のフルーツ売り。
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[1]3回のマレーシア旅行で感じたことを以下に述べたい。

1. クアラルンプールは3泊すれば見所は回れ、大方楽しめる。
 中心地の旧政庁とモスク、民族博物館、ブキッビンタンの繁華街、チャイナタウン、セントラルマーケットは徒歩圏、都心にホテルをとればじっくり楽しめる。バタフライミュージアム、バードミュージュアムはタクシーで午後4時間あれば十分。バトゥケーブとゲンテェインハイランドは1日、さらに、マラッカは1日かければ往復できる。
 
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問題なのは渋滞である。片側車線はガラガラのブキツビンタンの通り

2. 車で1時間~3時間のところに異なる文化の雰囲気がある。
 オランダやポルトガルの影響のあったマラッカ、イギリス植民地時代に発展したキャメロンハイランド、日本軍も駐留したクアラセレンゴールは独自の文化が見られる。マレーシアの歴史を知ることができる。ペナンやイポーにもレジャーで行ってみたい。
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              マラッカのメインストリート オランダ統治の名残


3. ロングステイは毎日何をするかが問題
 毎日どう過ごすかは日本にいても同じだが、囲碁将棋、ゴルフとか、女性ならダンスなど趣味がなければ保たない。絵を描くとか、書道などなら一人でできるが、それなら日本だって良く、わざわざマレーシアに来る必要がない。ダイビングとか、トレッキング、蝶や昆虫の収集などは面白いだろう。日本と違い、トレッキングには危険性はあります。趣味の世界も仲間が必要だからジャパンクラブなどのイベントで友人を作るのが良い。

4. マレーシアから何をまなびとるか。
 マレー語を学ぶ機会は少ない。英語で何事も用が足せる。英語の勉強は良い。中国語の勉強は日本にいるより、機会がある。オランアスリー、少数民族の研究、美術品、骨董収集などはお金があれば面白いだろう。

5. 日本人、または日本の良さを伝えたい
 趣味の世界などでマレーシア人の友人ができるかどうかである。何か楽器を教えるとかマレーシア人との接点が必要。自分は剣道で交流ができ、松川先生のおかげでこれまで多くのマレーシア人とお付き合いできた。彼らが日本に来たときなど、食事をしたり、日本的ホスピタリティを発揮することが大事。
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6. マレーシアはまだ発展途上
 発展途上国特有の貧富の差とかがみられるが、日本よりIT化が急速に進んでいる。オンデマンドの車の乗り合いをネットを利用して行っており、タクシーの半額で活用できる。マレーシアはテロ対策に関してはとても厳しく、安全とされている。しかし、それには理由がある。サバ州などはフィリピンからの不法移民や海賊、アブサヤフなどの過激派が毎年のように事件を起こしている。シパダンがかつてダイビングのメッカであったが、環境破壊で昔ほどの素晴らしさではないという人もいるが、シパダンでもテロや誘拐は起きており発展を妨げている。日本人が犠牲になっていないからマスコミに取り上げられないだけである。これは帰国後に知った。クアラルンプールと地方の格差は大きい。日本人はマレーシア、シンガポール、インドネシアの発展に乗り、インドを目指すべきである。この地域では中国人との勝負に勝たねばならない。
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交通マナーは無いに等しい。特にバイクは空いた場所
にどんどん入ってくる。
バックはモントキアラののマンション群

7. ボルネオ、サバ・サラワクは見所が多く、リゾートの雰囲気
クアラルンプールから空路2時間半でコタキナバルまで行くことができる。マレーシア人もサバ州が美しいところと思っている。特に、山登りはキナバル山という世界遺産がある。また、ダイビングスポットも多い。何と言っても自然が魅力。

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コタキナバルの水のモスク
海岸沿いの街は埋め立てられたもの。水上集落があった。
池が多いが、ワニがいるらしい。注意の看板がある。ニシキヘビも意外に住宅地に生息している。時々6mもの蛇が建設現場で見つかったニュースがある。

8. クアラルンプールは道路が良いが、地理がわかり難い
日本と同様左側通行だが、クアラルンプールはスプロール的に都市部が発展し、鉄道も高速も不合理な路線計画があり、なかなか覚えられない。また、運転マナーが日本とは比べ物にならない自己中心的だから怖い。迷うと事故につながりやすい。
ナビは必須。
モノレールは跨る方式。慣れると移動に便利
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9. 多民族国家を楽しもう
マレー人、中国人、インド人、朝鮮人が混在し、民族毎に居住地が特徴ある集合を形成するから、街に特色があって面白い。
特に、食事は本場のものが楽しめる。アジア世界全体のミニチュアである。特に食文化が面白い。マレー料理を学ぶ機会があると良い。
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10.アジアの交通拠点としての価値
 LCC AsiaAialineのネットワークで、東南アジア諸国かrインドのゴア、ボンベイなど片道1万円以下でどこにでも行ける。シンガポールの方が拠点性は高いが物価が高く、生活はマレーシアの方が楽。クアラルンプール国際空港に近い住宅を選ぶのもありうる。朝夕の車の渋滞がひどい。空港から都心まで1時間半くらいかかる。子供の教育が
なければ空港に近いところも良い。通勤するわけではないから必ずしも都心を意識しなくとも良いだろう。
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バトゥケーブの寺院でお祭りがあった。

[2]MM2H ロングステイについて
マレーシアにはMM2Hという日本人が10年間長期滞在や居住に関する特典のあるビザの制度。
これを利用して日本人のリタイヤしたご夫婦とかが、ゴルフ三昧で楽しんでいるという。また、月に10万円くらい家賃を負担すれば3LDKで100㎡くらいのコンドミニアムがモントキアラ辺りでも借りられる。都心で窮屈な居住生活や田舎で都会生活の出来ない人は年に数ヶ月過ごすのに良いだろう。3~4人でタイムシェアし、3ヶ月毎交代するチームが出来ると良い。住居を所有すると配偶者が亡くなったり、高齢になった場合、年寄り同士の付き合いを続けられるのか、想像すると、ウンザリする。マレーシア人との付き合いは出来ると良いが、結構忍耐力が必要らしい。
時間がいい加減とか、行き当たりバッタリとか、段取りとなるととたんに間抜けなことが発生するという。とにかく、彼らの行動パターンは日本人に解せないこともあり、忍耐も必要。ロングステイ財団のHP等では良いことヅクメだが、実際はいろんなトラブルの話を聞く。長く暮らすにはどんなコミュニティに繋がるかが問題。何かの趣味とか学習、コレクションなどの目的が無ければ半年もたない。
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住宅街にはコンビニやこんな店舗の町並みがどこにでもある。
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朝市も面白い。朝の6時頃でも食堂には人が入っている。特に中国人は仕事をしているか、食べている。それがかれらの幸せ。



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by katoujun2549 | 2018-09-25 19:53 | 国際政治
マレーシアの原住民オランアスリーは採取生活で定住しないため、政府は定住化とイスラム化で対応している。彼らが、万一過激派やゲリラ化すると大変なので、それを阻止したい。定住のため、病院、学校を作る。クアラルンプールのバトウケープの近くに少数民族オランアスリー博物館がある。彼らのアミニズムの宗教が消えて行く。これらは日本の縄文文化にも繋がる生きた古代である。
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精霊は仮面を付けた人に姿を変え、仮体してこの世の姿が実現される。

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なんとも気になる存在感。日本の土偶にも通じる。

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マーメリ族
港町ポートクランの南に位置するケリー・アイランド(Pulau Carey)。そこにはマーメリ族の5つの村が点在し、個性豊かな風習や芸術を伝える「マーメリ・カルチュアル・ビレッジ」がある。
不思議な存在感を放つ木彫のマスクや人形が。
部族の伝説に登場するスピリチュアルな存在を形にしたもので、平和な暮らしや病気の治癒などを願って、島のマングローブで採れる硬い木に彫っていきます。村内では木彫の実演も行なっています。オランアスリーのマーメリ族は木彫の才能があり、今は土産物等を作っている
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クアラルンプールの旧王宮
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セントラルステーションのショッピングモール
マレーシアのエネルギッシュな発展を感じる
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ショッピングモールのイベントは無料だから大賑わい。ウィンドショッピングの後は何かを食べて帰る。


マレーシアで5月9日、連邦下院選が投開票され、マハティール・モハマド元首相(92)率いる野党連合・希望連盟(PH)が歴史的勝利を実現した。1957年の独立以来、初の政権交代が実現する。首相を22年にわたり務めた後、政界を引退していたマハティール氏は、かつて弟子のような存在だったナジブ・ラザク首相(64)の対抗馬として出馬していた。ナジブ首相は、汚職と縁故主義の批判にさらされていた。10日、連邦下院(定数222)でマハティール氏率いるPHは過半数超えの115議席を獲得した。ラザク氏率いる与党連合・国民戦線(BN)の議席は今のところ、79議席に留まっている。マレーシアでは下院過半数の政党が与党となり、政権を樹立する。92歳という高齢の首相の誕生は世界を驚かせた。現地の友人のはなしでは、ナジブは中国や産油国から賄賂を受け取り、また、中国と新幹線などで莫大な借金を中国にして新幹線の工事など中国の一帯一路政策に便乗し、私服を肥やし、マレーシアの王族の利権を確保したり民衆の利益に反することをしてきた。マハティールは8月に北京に行き、習近平に契約の解除を申し入れた。中国はアフリカなどでも多額の金を貸し付け、その国のトップを賄賂で言いなりにして支配するのが常套手段。マハティールはそこを見抜いているし、習近平をうまくたてながら交渉を成功に導く賢明な指導者だという。マレーシアの王族の何人かは利権や家族のDV事件を起こしたりろくでもない。ナジブはそうした王族たちのお世話をして、莫大な新王宮を建てたり困った人だという。旧王宮に行ってみたが、まあ、規模も小さく地味なものであった。今は新しい王宮が建設され、壮大な王宮が出来ている。
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内部は撮影禁止だが守衛は撮らせてくれた
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旧王宮の謁見と控えの間
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ナジブからマハティールに政権が移ってもかつての日本に学べというルックイースト政策の復帰は無いだろう、。マレーシアの中国人の勢力は大きく、人口も26%を越える。ナジブは中国語のマンダリンを操り、中国との太いパイプを構築した。これを覆すには不利益も大きく、マハティールの習近平との会談もこれを覆さない前提で行われている。
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三越伊勢丹の上部階 高級路線のブキビンタン店舗

ショッピングモールに行っても日本企業の影が薄い。微笑ましくダイソーが頑張っていた。車はトヨタ、日産が抜群の信頼を得ている。時計などはカシオの奮闘が見られるが、CITIZENやセイコーの影が薄い。家電もサムソンやフィリップスに押されている。三越伊勢丹も高級志向だが貧乏人の多いマレーシアではいかがなものか。ミッドタウンのイオンが健闘していた。アジアにおいて日本はインドに集中すべきであろうか。悔しいが、中国や韓国には勝てないからだ。しかし、マレーシアにはインド人も多い。彼らのヒンドゥーの宗教やライフスタイルはあまりにも日本と掛け離れている。だいたい、不衛生なのだ。自分には耐えられない。日本のような清潔な環境は彼らには魅力的だと思う。しかし、牛が道にはべり、糞を撒き散らす街にはいたくない。文化を受け入れなければインドの巨大な市場にアクセスできないのではないか。インド人は数学や物理に強く、アメリカの医療の世界でも活躍している。
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バトゥケーブのヒンドゥー教寺院はカラフルだ。
このこの賑やかな配色には疲れる。
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松川先生のアパート前で早朝散歩
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ソンケットの帽子は貴族がかぶる

しかし、自分には馴染めない。ベトナム、マレーシア、インドネシアで奮闘して、インドとは物の交流が限度。中国人や朝鮮人が凄いのは一生暮らす覚悟があることだろう。マレーシアはそのあたりを汲み取り、MM2Hという制度で日本人のロングステイや別荘化を図っている。今回の滞在もその制度を利用して来ている松川先生のアパートにホームステイさせて頂きました。しかし彼も新潟に家もあり、何年も住む気はない。M M2Hも10年を期限にしている。クアラルンプール剣道クラブの増田七段もどこまで過ごすかだ。確かに生活費や住居費は安い。しかし、定年後の自由な時間を過ごす方法が問題。人は地域や人に支えられて生きる。何らかの奉仕も必要。日本人同士で付き合ってもどこか連帯感が無ければ、空しい。日本にいた方が良い。何らかの趣味とか技術がなければ2年はもたない。我々のように剣道という手立てがあるのは幸せだと思う。



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小高い丘の上の記念公園

Saba Tea Garden サバティーの産地の茶園に行った後、思いがけない出会いがあった。一つはサンダカン捕虜収容所から徒歩でやって来た日本軍の捕虜であったオーストラリア兵とイギリス兵が、終戦近く、移送され、悲惨な行軍の結果1850人のうち生き残ったのは6人。あまりにも多くの死者を出した事件があり、その最終地がラナウであり、コナキタバルから50キロに位置する。その近くにあるKundasunという街にある記念公園を訪問した。ラナウで生き残ったのは521人だが後に全員死亡、生還者は途中で脱走した6人だけという壮絶な行進であった。その事件の死者を記念したもので小高い丘の上にある。
詳しくは
http://www.geocities.jp/yu77799/worldwar2/Sandakan1.html参照
この事件のことは知っていたがまさかここで出会うとは思わなかった。実はこの事件には背景があり、この時日本兵も1万人が飢餓と疲労で亡くなっており、捕虜達はこの行軍に巻き込まれたのであった。捕虜を護送した兵士も500人ほど死亡した。当時の参謀の実態を知らずに決定した愚かな作戦の犠牲者は捕虜だけではなかった。この記念公園において日本軍を糾弾する表現が少ないのはそうした事情によるのと、あまりにも犠牲者が多く、資料も無いせいであろう。この作戦に関わった日本軍の6名は戦犯として処刑されている。
また日本軍が助言者として頼りにしていたボルネオ人が日本軍を快く思っておらず、わざと悪路を助言したことも悲惨さを拡大した。
インパール作戦と良く似た意外と知らされていない太平洋戦争の悲劇に出会ってしまったのである。ここに来る日本人は極めて稀であろう。

このコタキナバルには戦争の歴史が残っている。アピ事件という1943年事件。華橋と日本人の抗争があり日本人50名程が虐殺され、その報復として中国系413人が処刑された。アピとはコタキナバルのこと。これはアメリカの陽動作戦で、北ボルネオが翻弄され、日本軍の撹乱を狙ったテロで偶発的なものではなかった。今でもこれらの犠牲者を追悼する式典が行われている。マレー半島でも多くの華橋が殺されており、日本人旅行者は覚えておかなければならないことであると思った。

        ラナウの街は高原
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犠牲になった英兵、オーストラリア兵の名前、階級、年齢出身地が記されている
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記念公園入り口
データ
http://www.geocities.jp サンダカン死の行進によると
参考>
「日本軍政期における北ボルネオにおけるアピ事件について」上東輝夫元コタキナバル総領事による研究ノート(名古屋商科大学)


サンダカン収容所にいた捕虜達は1944年9月時点で2250名、1944年末時点で1850名、ということです。 その間、「強制労働」「虐待」「熱帯病」「食糧の大幅削減」で、400名ほどが死亡したことになります。
 すでにボルネオのすぐ北部に位置するパラワン島に上陸していた連合軍がボルネオ西海岸部とりわけブルネイ近辺に上陸してくるのではないかと第三七軍司令部は考え、 クーチンからアピに至る西海岸の防備を強化することを決定した。
 このため東海岸部の兵力を西海岸に転用することになり、タワオの五個大隊のうち三個大隊をブルネイヘ、 タウイタウイ島の二個大隊とサンダカンの三個大隊のうち二個大隊も西海岸部に移動させることになったのである。
二十年二月タワオ及サンダカンから北ボルネオ死の行進が開始された時期に、この行軍に関係した第三七軍の総員約二万名。 このうち一万余名が戦死、その大部分はジャングルの中で死亡しており、残りの一千余名はラブアン、ムアラ、ブルネイ、メンパクール、ボーホートの戦闘において戦死している。

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