日大アメリカンフットボール部の内田前監督は心労のあまり入院してしまった。被害を受けた関学の選手は練習に復帰しているというのに、加害者側が何で入院なのか笑いを誘うが、さらに波紋は広がる。テレビのニュースでは関学と日大の試合の暴力事件が毎日続いて炎上している。おまけに名前が似ている日体大もとばっちりを受けているらしい。これまでの教育機関の枠を超えたそれいけドンドン経営は終焉を迎える。この学校の理事会は理事長が相撲部で体育会的体質なのである。経営上は相撲協会のような鈍感な対応しかでき無い。暴力団の方が手慣れた対応をするだろう。結果論だがこれは最初から刑事事件として処理することから始めた方が良かった。相撲協会の日馬富士事件同様の村社会事件が大事件に拡大したケース。昔から大学には暴力事件や殺人、飲酒事故、不正問題があり、大学内部の問題で済んだこともある。ところが、今回は他校が被害者であることや初期対応のまずさから騒ぎが拡大した。

今回、驚くのが、監督とか、コーチがルール違反を誘発することを主導し、これを懸命に隠蔽しようとし、その言い訳が彼らの無能を晒したことである。そして、その中でパワハラのような権力的で、理不尽な指示が行われたことに、マスコミも炎上したのであある。


 これほどまでに騒がれる理由は日大のマスコミ対応のまずさにもよるが、日大の規模の大きさ、社会的影響力の大きさもあると思う。かつて、1970年前後の日大紛争は全国の大学に影響を与えた。2015年度の収入規模1,882億円は私立大学全体で第1位であり、2016年5月時点での生徒数については大学定員62788人に対し、学生数70677人の巨大校、日本の大学全体で第1位である。卒業生は114万人。付属の中学高校もあり、今回のアメリカンフットボール部前内田監督は人事担当の常務理事であり、経営上は理事長に次ぐ権力がある。日大の経営は仮に学校の入学者が1%定員を超えたとしても、7億円の純利益が上がるのだが、実際は10%を超えており、莫大な利益を上げてその規模を拡大し続けてきた。この一体育会の部活がこれほど大きな社会的影響を持つということは、スポーツの力の大きさを感じさせる。

社会に対して、事件が発生した場合、その責任を曖昧にしようと、嘘をついたり隠すことは時には全体に波及する。マスコミ以上にSNSで拡張する。

今回の監督の行動は、組織防衛行動で辞任発言や事実の隠蔽を行っている。体育会の一部門アメリカンフットボール部という小規模な「ムラ」だが、その中で感情に駆られた防衛行動が自身にとってさえ有害無益な結果を招く。しかし、理知による予測と説明が要求される。ところが、理は情より弱いので、感情にかられて起きる小集団防衛行動の制止は難しい。


 日大の場合、文字通りのマンモス大学であるから、ステークホルダーは規模が大きい。現役学生約7万人は、日本一を誇り、このほかに通信部や短期大学、さらに付属校などがある。卒業生は116万人、会社社長として活躍する卒業生の数は2万人を超え全国1位。ほかに、教職員や、学外関係者、卒業生を採用する企業なども広義の利害関係者に含まれよう。日本の国全体で見ても、有数である。

 もし、組織防衛の単位を、この巨大な単位で考えるなら、組織を守る行動は、非は非と認め、原因を解明し、今後の改善を図ることである。しかし、認識する組織が、当人から顔の見える範囲にとどまれば、問題を糊塗あるいは矮小化して、批判の目から隠したいという行動にもつながる。実際に暴力事件を起こした若者に指示をした、しない、言った言わないという記者会見に終始しようとした。若者は失うものは少ない。そこが権力側との認識のズレを生じさせる。権力側の失うものはあまりにも大きいのである。

 森友学園や加計学園の問題も似たところがある。権力者を守るためには嘘やデータの捏造も辞さない。かつて、ナチスはユダヤ人絶滅を指示したデータを隠滅し、指示においても最終的解決という隠語を使った。オウム事件もそうだし、暴力団の組長の抗争指示も似たところがあると思うのは自分だけでは無いだろう。

 学問の府である日本大学が我が国の権力者の貧困と同質であったというところが悲しい。日大には医学部や薬学、芸術学部など社会的にも良い働きをし、影響の大きな分野が沢山ある。おそらく、内田前監督も井上コーチもその影響があまりにも大きいことに当惑し、記者会見での言葉も容易に選択できないのである。当事者として対応力の無い面々が右往左往しているのが現実である。


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新潟の幼児殺人事件に思う報道の危うさ


容疑者が逮捕されて一安心だが、流言飛語を煽るマスコミは反省しない。


新潟の小学生殺人事件についてテレビ報道は連日続いている。容疑者が逮捕されたが、それまで、近隣や小学校関係者の噂のような情報で、不審な白い車、サングラスをかけ、黒づくめの服を着てマスクをした怪しい男の情報が何度も話題になった。この報道を聞くたびに笑ってしまったが、いかにも、想像の変質者である。このような事件では、意外な人物が犯人であることが多い。PTA会長が犯人であったり、近所では挨拶をきちんとする青年であったり、いかにも普通の人間が異常な行為をするのである。犯罪を行う人間は外見では分らないのである。


白い車などどこでも走っているし、黒装束の人がいたとしても今更そんな人物は同じ服を着て現れるわけがない。まるで、忍者の姿ではないか。全く無意味な犯人像であり、そんな話は疑わしいことを報道すべきだ。捜査上は、こうした犯罪は殺人に至るまでに、近隣居住者で不審な行為や逮捕歴、前歴のある人物から洗い出すことは常道であり、今回も事件の発生直後から警察はそのような不審者の洗い出しを行い、その成果が出たのである。幼児に対する特殊な変質行為の前例やプロファイルの想定ならわかるが、何の責任もない小学校関係者の妄想のような犯人像をいかにも実際にあったかのような表現で報道するのは安直としかいいようがない。今回の逮捕された容疑者にしても供述もあいまいで、問題は自白の強要があったのかとか、証拠のなかで、指紋の一致とか、証拠品の不明など真犯人に至る曖昧な情報を問題とすべきであろう。マスコミの調査とか、瓦版版レベルの報道の仕方に唖然としてしまった。キャスターの誰もが報道に疑義のある発言をしていない。彼らは皆、原稿を与えられ発言もコントロールされているのであろう。


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NHK 明日も晴れ 人生レシピ「解消 膝の痛み」キャスターは賀来千香子さん。2012年12月の再放送を見た。

変形性膝関節症は運動で治るというもの。剣道の高段者で、年配の方に膝が曲がらないとか、痛みに苦しんでいる人が見受けられる。

 蹲踞ができない、また、剣道形7本目の膝を落としての胴打ち後の残心が取れないといったことがあり、自分も心配している。
 幸いにまだそのような症状はないが、時々寝ているときに針で刺したような痛みが走ったときもあり、自分も危ういような気がする。

変形性膝関節症は推定患者2500万人とも言われる。何と高齢者のほとんどではないだろうか。加齢肥満、膝の酷使、O脚、X脚などで膝の軟骨が減ることが原因で骨が擦れて激痛が走る。自分は15キロ以上体重オーバーだからやばい。

膝の関節痛で外出や運動もできなくなり、動かないと、さらに症状が悪化する。膝の使いすぎが原因であるとされ、医師によっては痛み止めの処方だけで済まそうとすることもあるが、専門医師によって解決出来ることがわかる。

帝京大学整形外科 中川匠教授の指導で軽い症状は解消されることが番組で紹介された。自分も昔、腰痛が足上げ体操により内筋を刺激するだけで解決したことがあり興味を持ってみた。
近所の流行りの整形外科は高齢者で満員、医師の診断では椎間板ヘルニアといわれたが、別の病院ではM RIで検査、脊椎管狭窄症と診断されリハビリ医の指導を受けた。ヒアルロンサンの注射とか、針治療などは対症療法だ。

この道の名医は様々な症状の程度に応じた治療を行っており、専門医の差を感じた。膝とか、腰の整形外科には医師の能力差が大きい。

身体活用術の甲野善紀先生は、関節の使いすぎで膝や関節が障害を起こすというのは間違いといっている。そもそも、人間の生体反応として、使いすぎたらダメになるという単純なものではないことがわかる。バランスの良い負荷は生体を活性させるということもある。しかし、特にに女性に膝関節症は多い。骨粗鬆症はホルモンの影響もあるのだろう。必ずしも剣道が原因というわけではない。しかし、年配の八段の先生でも全く膝の悪くない方とそうでない方がおられる。剣道家の比率は少ないのではないか。

骨というのは筋肉に比べて成長が遅いし、年齢で衰えやすい。とくに、女性は骨阻喪症になりやすい。骨の劣化は確かに存在する。しかし、剣道の稽古で膝や骨の成長にはプラスになる部分もある。剣道の振動が骨を固く締まったものにする。膝の痛みは軟骨がすり減ると、小さな軟骨の破片が炎症の原因になる。 免疫システム が反応するという。動かさないときでも、骨の破片が原因で免疫システムが作動し炎症が起きる。どうも自弁の痛みはこれではないかと思った。

軽度の場合は大腿四頭筋 中でん筋 腰の筋肉強化で 膝の負担を減らす。 筋力の低下も膝の関節負担の原因なのである。
体操として、
膝を椅子に座り足を上げる20回1日3回、椅子から中腰の屈伸10回、2回/日で改善が見られる。
O脚の方は靴の足底板(保険適用 義足技師に作ってもらう)
重い荷物を持つ仕事を長くつずけた方は重症者になる場合もある。その場合は
人工膝関節手術 リハビリが必要だが、症状の重い人は驚異的な改善が見られる。
とても、興味深い番組であった。

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映画グレーテストショーマンを市川のコルトンプラザで見た

原作者: ジェニー・ビックス

アメリカのエンタテインメントではショーは重要な分野。ミュージカルだがこれこそアメリカというメッセージが込められている。この映画で見られる空中ブランコや曲芸が楽しめる立体パフォーマンスは、現代最高の総合芸術“シルク・ドゥ・ソレイユ”の原型か?
 バーナムを演じていたヒュージャックマンはX m enのイメージも強いが、彼はミュージカル、レミゼラブルにも出てトニー賞の受賞もしている。

 実物のバーナムは、興行師になる前は事業に失敗。沈没した船を担保に銀行から借入金をせしめ、やはりホラ男、山師と呼ばれても仕方がない人物だった。見た目が人と違う人間を見世物にすることで儲け、興行師として成功する。奇人、異形、奇形の人を集めて見世物にした。何も芸術ばかりが人々を楽しませるわけではない。しかし映画では、バーナムの純粋に人々を楽しませたいと願う無垢な情熱が、個性的なパフォーマーたちを劣等感から解放していくプロセスを、ストレートに抽出して行く。サーカス興行はアメリカのショウマンシップの原点なのかもしれない。彼の興行は後に史上最大のショウと呼ばれたリングリングサーカスに受け継げられた。ところが、サーカスは惜しまれつつ今年150年の幕を閉じた。この映画を見て、ドナルドトランプを思い出してしまう。話は変わるが、

物分りの良い政治、グローバリズムという幻想、公平とか民主主義の裏の階級社会に支えられていた民主党政権は終わった。トランプの猥雑な、強力なメッセージ性、暴力的な言動こそアメリカでもある。

                 実際のバーナム


ポップなアメリカの世界はヨーロッパとは異質だが、アメリカ人はヨーロッパのスノブな芸術も取り込んでいく。ヨーロッパの歌姫を興行に取り込み一儲けしたいというバーナムの構想は突然挫折する。しかし、彼とその仲間たちは雑草のように再生していく。

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# by katoujun2549 | 2018-05-09 10:22 | 映画 | Comments(0)
日本人が知らない満州国の真実 宮脇淳子著
封印された歴史と日本の貢献

宮脇氏は日本の歴史教育の盲点を突いた見解にインパクトがあるのだが、彼女の歴史学ではなく、歴史に関するオピニオンが歴史修正主義者や右翼的な政治家に利用されそうな事が残念です。学問的な手法を取らずに断定的見解を言い過ぎるのだ。

この本で書かれているのは満州というよりは、日本の近代史である。
日本の歴史学習は近代史、特に第二次世界大戦前後はあまり教えられていない。古代史から順に教室で教えられても、第二次世界大戦まで行き着かないうち授業がしまうからだ。教科書はむしろ現代から日露戦争の辺りまでを第1章にして先に学ぶべきだと思う。何故明治維新が起き、その後日露戦争や満州事変、経済恐慌、2・26事件、第二次大戦や安保条約、日本国憲法を学んでから江戸時代や古代に戻った方が歴史の関心も違ったものになる。敢えて近代史を教えないように古代から学ばせているのかもしれない。

この本の著者、宮脇氏は歴史家というよりは独特のオピニオンを持っている。例えば日本人には憲法はいらないとか、朝鮮や中国の歴史に関してもかなり、独断的な説を言い切る。我々が検証しきれない領域について、正論を疑うから面白いのだが。例えば張作霖爆殺はコミンテルンの陰謀とか、ジャーナリスト的な推論を交えるから当惑してしまう。半藤一利氏などの評論が明らかにしている満州における横暴な陸軍の謀略を氏の嫌いな共産主義者のせいにするなど、彼女が批判するコミュニストと同じ穴の狢ではないか。かなり、定着した共産主義者の歴史観に我々は影響されているのは確かだが、どのような方法論で反論しているのかがわからない。我々の世代は日本史の教員は殆どがマルクス的な歴史観念で、資本主義の崩壊とか、経済を下部構造として政治や権力が形成されるという説明をしていた。大学に入り近代経済学、ミクロ経済学やマックスウェーバーの歴史観念が衝撃であった。ここではそのような説明はなく、人はお金だけでは動かないといった道徳観で解釈され、これでは歴史の説明は説得性に欠ける。

しかし、我々の歴史観はドイツ歴史学、ランケ以来の手法により実証性に重きをおいた解釈がなされる。それとは無縁の結果主義とも言える中国人や韓国人の歴史観に批判と解説を加えている。「満州族」による清、支那について鋭く見解を述べている。清朝の実態、日露戦争、朝鮮半島と日本の関係などが我々の知識を越えた見地、学識から説明される。我々の知らなかった中国近代史を学ぶことができた。

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# by katoujun2549 | 2018-05-03 19:29 | 書評 | Comments(0)
スピルバーグ作品 映画 レディプレイヤーを市川の東宝シネマコルトンプラザで見た。 近未来、人類は思い浮かんだ夢が実現するVRワールド「オアシス」で生活していた。スティーヴン・スピルバーグがアーネスト・クラインの小説を映画化した、仮想ネットワークシステムの謎を探る高校生の活躍を描く。VR満載の映画であり、AKIRA、メカゴジラVSガンダムのバトルなど日本のポップカルチャーとハリウッドアイテム満載の映画という先入観で見た。
時は2045年、都市社会は崩壊し、貧困から抜け出せない人々はVRの世界に耽溺する。このバーチャルリアリティ世界はある天才ゲームプログラマーによって創造され、彼は亡くなる直前、彼が隠した3つのキーを探し出した者に56兆円のVR運営会社の経営権を譲るという遺言を残した。この鍵の一つをを最初に見つけ出した少年グループと経営権を握ってきた経営者とのバトルが始まる。
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これぞVRの支配する世界。VR空閑において人間はアバターとして行動する。ゲームの世界と仮想現実の映像の世界に入り込んで自分の思い通りの世界に変身しVRスペースを楽しむ。
少年たちは鍵の秘密を遊び心を持った創設者の気持ちを共有しているが故に、鍵を発見していく。少年たちはアバターとして巨大なアーカイブズをもった図書館に行く。そこで過去の制作者の記録が見つかる。スタンリーキュブリックのシャイニングやゾンビの世界、ゲームのレースバトルで連帯感を持ったアバターが現実に戻り友情をもって仮想現実の経営企業の支配と戦う。企業経営者はバーチャルの空間と現実社会の両方で少年たちと戦い、経営の独占を守ろうとする。このせめぎ合いが何ともストーリーを複雑にするのだが、
この映画のユニークなところ。かつてトロン(TRON 1982年)
が仮想現実のIT世界を描いた時代からの進化を感じさせる。トロンは「世界で初めて全面的にCGを導入した映画」として話題になったが、実際は前出の通りフルCGシーンは15分と短く、コストや納期の都合等で仮想世界シーンを完全にCGで作成する事は出来なかった。この為、多くのシーンで手描きのアニメーションが代わりに用いられた。この映像とは隔世の感がある。

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# by katoujun2549 | 2018-05-02 01:31 | 映画 | Comments(0)

最近、駅前食堂、ケーキ屋、饅頭屋が消えつつある。その原因は何か。それはパンが美味しくなった事が原因だと思う。

昔はどこの駅前にも食堂があり、蕎麦屋だけではなく、天丼やカツ丼、天婦羅、刺身を食べられた。これがこの10年間に急速に消えていく。市川の京成八幡駅前にあった『大黒屋」が閉店となった。大黒屋は、かつて、八幡で最後を迎えた永井荷風の大好きなカツ丼や天丼を題し、また、鰻重などもやっていた。 永井はここのカツ丼を食べて帰宅後嘔吐、喉に詰まらせて窒息死した。当時は今のように駅前には食堂が少なく、外食の機会も無く、めったに食堂にも行かなかった。大体、寿司も、蕎麦も出前で家で食べるのが普通だった。自分も、大学受験で合格したとき、一家で大黒屋の鰻を食べに行った記憶がある。そんな時くらいしか食堂やレストランには行かなかった。今、八幡の京成八幡の南側は大規模な再開発がすすみ、風景も変わってしまった。かつては老舗の趣の会った大黒屋だが、永井荷風で有名なだけで、どこにでもある駅前食堂になってしまったのが、何となく物悲しい感じであったが、ついに閉店となった。

 もう一つはドルチア本店というケーキ屋さんである。ケーキ屋さんは競争が激しい割には市場が拡大しない。ドルチアはロールケーキやモンブランで有名であった。これが3月末で閉店となった。ケーキ屋さんが苦しいのは、近年パン屋のレベルが急上昇で、美味しいパンを売るパン屋が増え、さらに、ケーキまで扱っている。専門店よりは若干味は落ちるが、モンブラン、アップルパイ、ロールケーキも売っている。さらに、これらはコンビニでも売っている。もちろん、1個600円のショートケーキは美味しい。吉祥寺のアテスウエイという西東京No1のケーキ店は1つ500円、有名なモンブランは680円。

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ところが、消費者は、必ずしもお菓子には最高のものを要求しない。価格も大事である。ケーキ屋さんにはパンを売っていない。さらにコーヒーも飲むコーナーがあり、しかも喫茶店よりは安い。これでは、勝負は見えている。あおりを食らったのが和菓子屋さんである。大福とか桜餅、柏餅は売れるが、季節の和菓子が売れなくなっているのではないか。これも青息吐息の感がある。よほどの老舗でなければパン屋には叶わないだろう。美味しくなったパンはコンビニでも売るようになり、コンビニの弁当と共に日本の都市生活における食を変えている。駅前の飲食店の風景をも変えつつある。



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# by katoujun2549 | 2018-04-26 22:46 | Comments(0)
アメリカはナチスドイツのように最初から戦争を志向している国ではない。外交努力を第一義としているが、戦争になった場合のシナリオはしっかり持っている。
トランプ・アメリカの最大の敵は中国、イラン、ロシアである。そして北朝鮮だが、この敵対順位を狂わせ、不利になることはしない。二方面での単独戦争は避けたい。しかし、代理人やサポーターがいた場合は別である。シリアやレバノンはイスラエルと連合して対処、北朝鮮は日本である。日本も韓国もあてにならないのが悩みどころ。だから、地上戦は行わない。韓国は北に飲み込まれるのが地政学上の常識。それを抑えるための武力行使はやる。北の核段階的廃棄を逃げ道にしようとする相手を屈服させては外交交渉にならない。しかし、トランプは条件交渉が必ずしも不成立になることを視野に入れている。イランに対しても核施設を破壊するため、イスラエルと連携し、シーア派を敵視するサウジアラビアを使う。シナリオを考えると次の通り。実行するかは状況による。

韓国の文在寅大統領は北朝鮮との交渉に躍起となっている。4月27日に行われる南北会談では朝鮮半島の非核化や平和条約に向けての話し合いが行われるという。狼と狐か狸会談。クマさんが、隙を狙う。ろくな結果にはならない。半年前まで金正恩とトランプの罵り合いや、反米プロパガンダ、ミサイル実験などを繰り返す状態から、冬季オリンピックの北朝鮮参加から始まる雪解けの流れは世界を当惑させた。ドナルド・トランプ米大統領が3月22日、解任を発表したマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任に、あのジョン・ボルトン元国連大使を指名した。C IAのポンペオが国務長官になり、今やアメリカは戦時内閣に近い。

大統領補佐官は上院による承認が不要な政治任用職であり、そしてアメリカが戦争への道を突き進むことも、トランプがそれを望んでいることもたぶん確実だ。トランプはマクマスター解任の約10日前、ティラーソン国務長官の更迭を発表し、タカ派のマイク・ポンペオCIA長官を後任に指名。「私が望む政権にとても近づいている」と発言した。海兵隊大将だったマティス国防長官が懸命に主戦派を抑えている。

ボルトンは北朝鮮への先制攻撃、イランとの核合意の破棄とイラン爆撃を繰り返し主張してきた。共和党内のより伝統的なタカ派は「力による平和」をモットーとするが、ボルトンの場合は「戦争による体制転換」が信条。アメリカの敵は壊滅すべし、と考えている。

金正恩はこうしたアメリカの体制変化に敏感に反応し、中国との関係改善のため、習近平にすがりよった。李外相はロシアのプーチンに状況を説明し、支援を要請した。これで、ロシア、北朝鮮、シリア、イランの独裁国家、西側世界から嫌われ者枢軸と、日本、アメリカ、イギリス、イスラエル、サウジなどの連合が第二次冷戦に突入した。海兵隊大将だったマティス国防長官は鷹派を押さえ込む懸命の努力を続けている。

アメリカは今もアフガニスタンの地上戦に関わっており、これ以上陸軍の犠牲を避けたいが、海軍と航空戦力による介入は行うだろう。北朝鮮がうまくいけばイランにも応用する。イランの方が容易い。
アメリカの巡航ミサイルと、無人飛行機グローバルホークやプレデターの能力、 A10、F22ラプトル、F35、B2のステルス系機攻撃力は今や計り知れないパワーとなっており、中国や、ロシアにこれを見せつけたいだろう。日本の主力戦闘機F15はステルス機にかなわない。F22に10対0で撃破されるシュミレーション結果だ。レーザー砲、レールガンを備えたズムヲルト級駆逐艦が2019年までに3隻実戦配備され、これらをネオコンは使いたがっている。しかし、口実が必要である。
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シリアの毒ガス都市攻撃にはトマホークによる反撃を行っている。トランプの核廃絶要求とミサイル実験の中止は絶対条件、北朝鮮にも、妥協はしないだろう。もし、6月ごろ行われるかもしれない金・トランプ会談が決裂したら容赦ない航空攻撃でレーダー網を破壊、制空権を握った上で、地上軍事施設、核施設の破壊を実行するに違いない。トランプは北の核廃絶は逃げ場を作らないようにするだろう。合意は無理。アメリカは度々裏切られたことを忘れない。その構えが本物であると悟ったからこそ金正恩が動き出した。今のところ不完全な北の核開発が本格化しないうちに施設を破壊し、北の内部崩壊を待つだろう。もし、それが起きたら、
中国はそれ見たことかと、朝鮮に侵攻。

韓国の北の砲台制圧のための地上軍侵攻は文政権下では有りえない。韓国は国境線の北の長距離砲施設破壊をアメリカの手に委ねるだろう。あるいは4千門の大砲は沈黙。南北会談の条件交渉で、朝鮮半島から米軍が引き上げたら、北は核とミサイル開発を再開する。アメリカは、裏切られたと世論を動かし、北への攻撃が始まると見て良い。金正恩は昔の日本のように、アメリカの軍事力を侮ってはいない。航空攻撃を最も恐れている。金一族は中国に保護されるか、ロシアに逃げて抹殺される宿命。これまでの因果が巡ってくる。だから、かつて、イラク戦争の時のアジズ外相のように、李外相がバックアップを求めてロシアやスゥェーデンに駆け回っている。

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新宿THOシネマズで41日初日を見た。PM6時からの回だが満席だった。アカデミー賞主演男優賞と日本人の辻一弘がメイクアップアンドスタイリング賞を受賞した。ドラマは地味な内容だったが、チャーチルの姿生き写しの主演男優ゲーリーオールドマンが光った。「世界を救った男』は、2017年のイギリス映画。 首相に就任したばかりのウィンストン・チャーチルを主人公に、第二次世界大戦中の激動の時代を描いた。ジョー・ライト監督。イギリス映画は伝記ものを描くのが上手い。DarkestHourが映画の原題。

チャーチルの首相指名から物語は始まる。議会は随分暗い照明。チェンバレンの失政が戦争を招いたと労働党から非難され、彼は辞任。チャーチルは首班指名を受け議会で演説。チェンバレンが見守る。Victoryがコンセプトで、平和とか交渉という言葉は無かった。宥和政策のチェンバレン。タイピストのレイトン、チャーチルの妻を軸にチャーチルを見守る。30万のイギリス軍。フランスは10万が降伏してヨーロッパはドイツに蹂躙されていた。ハリファックス卿とチェンバレンとの会談でチャーチルをこき下ろす。彼は100のアイデアを出すのだが96は危険と和平交渉に進もうとする。チャーチルはフランスの戦況を視察、反撃計画を意識してその機会を狙う。酒を飲むチャーチル。やたらとウイスキーを飲んで葉巻を吸っている。チェンバレンも生き写し。彼はチャーチルの戦時内閣大臣だったが胃ガンで半年後に亡くなった。チャーチルはキケロなどの言葉を知る雄弁家。逆境に面し勇気と呼びかけている。ラジオの初放送。 チャーチルの演説中の「前進」は嘘だと彼も悩む。Vサイン はクソ喰らえという意味でもある。戦時内閣は和平の道を探り、真実の負け戦を語らないチャーチルを攻める。国王のジョージ6世はチャーチルを危ぶむ。30万を救うため、カレーの英軍4000人を犠牲に。チャーチルはイタリアの仲介を断る決心をする。ルーズベルトとの会談もすれ違って苦悩するなか、ラムゼイ提督にダイナモ作戦を発動。小型艦によるダンケルク英仏軍救出作戦である。ヒトラーはこの時点でイギリスが屈服するとみたためか、追撃の手を緩めた。このチャンスが生きた。カレーの英軍の抵抗は無駄ではなかった。

国王との昼食がセットされ、毎週二人は会う。国王がカナダに亡命することも提案されていた。彼は拒否する。小型艦、民間船徴用による ダイナモ作戦を進めるなかカレーの英軍は60パーセント死傷し、絶望的状況に。

チャーチルは悩みました。彼のタイピストも兄が戦死し、苦しんでいた。彼の目線は国民に向かう。「絶対に屈服してはならない。絶対に、絶対に、絶対に、絶対に。」

ヒトラー 、あの伍長ペンキ屋に屈するのか、子分のムッソリーに仲介してもらい和平交渉をして何になる。彼は突然、地下鉄に乗って乗客に意見を聞いて励まされる。国王もチャーチルを夜中に訪れ、彼を支持する意志を示した。チャーチルは国会で断固戦う演説をすると、万雷の拍手。ダイナモ作戦は成功した。政治的交渉のなかでは国民の意志は無視される。しかし、国王とチャーチルは国民を向いていた。政治のリーダーシップのお手本である。We Shall Never Surrender!という彼の名演説でドラマは終わる。「絶この映画は彼のW対に屈服してはならない。絶対に、絶対We WWeWeに、絶対に、絶対に。」
絶対に屈服してはならない。絶対に、絶対に、絶対に、絶対に。」

ノーベル文学賞を取ったカズオ石黒氏の「日の名残」はその融和グループの背景が語られている。貴族社会のイギリスということを忘れてはならない。チェンバレンやハリファックス卿という貴族勢力との戦いでもあった。

最近、この時チェンバレンの融和策が成功していたらというドラマSS-GBがあり、チャーチルはヒトラーに戦犯として処刑されている。(注)

(注)原作は、スパイ小説やノンフィクションの巨匠として名を馳せる英国の作家レン・デイトンの同名小説


・・We shall go on to the end, we shall fight in France, we shall fight on the seas and oceans, we shall fight with growing confidence and growing strength in the air, we shall defend our Island, whatever the cost may be, we shall fight on the beaches, we shall fight on the landing grounds, we shall fight in the fields and in the streets, we shall fight in the hills; we shall never surrender, and even if, which I do not for a moment believe, this Island or a large part of it were subjugated and starving, then our Empire beyond the seas, armed and guarded by the British Fleet, would carry on the struggle, until, in God’s good time, the New World, with all its power and might, steps forth to the rescue and the liberation of the old.・・・”

1940年7月4日上院における演説 ”We Shall Fight on the Beaches”より抜粋


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# by katoujun2549 | 2018-04-03 08:24 | 映画 | Comments(0)
日本軍兵士 凄惨な死 吉田裕著 中公新書

日中戦争、太平洋戦争において、日本は軍事的失敗を重ねたが、その結果多くの兵士と民間人の死という犠牲を生んだ。兵士の目線で軍隊を見た結果がこの書では記されている。現代人の感覚からは気が狂っているとしか言いようがない。軍隊内の制裁という名のリンチ、精神病、虫歯の苦しみ、自殺、覚醒剤の使用、捕虜、食料不足等の暗部が何故生じたのかについても分析している。これらが曖昧にされるのは究極的には天皇の戦争責任に繋がるからだ。昭和天皇は戦況の殆どを知っていた。

第二次世界大戦の日本の死者の数は軍人250万人、軍属、民間人合わせて310万人に上った。この80パーセントが最後の1年間で戦死した。この死者のなかには、餓死、戦病死、自殺、海上の輸送船沈没による溺死など、戦闘死より遥かに大きな死があった。兵士に目を向けた戦争の実態を語り継ぐ貴重な資料である。無謀と言われたインパール作戦は体重50~60キロの兵士が30キロ以上の荷物を担いで行軍し、さらに擲弾筒や軽機関銃を担がされたものもいた。兵士の人権無視のもと、体力の限界を強いた。

徴兵検査、初年兵、物資や食糧の不足など、当時の兵士が直面した凄惨な実態を証言や推計、統計値、また海外の軍隊との比較をしながら示している。
日米の戦いは負け戦。どんな負け戦だったのか、読むに耐えないほどの酷さ。その原因が統帥権の独立と権限の分散をもたらした明治憲法にあった。教訓に学ばない職業軍人の石頭。兵士の人権の無視。隠蔽体質と無責任な資料の改竄、財務省の文書改竄は軍隊でも行われていた。部隊内部のリンチでの死亡、自殺、病死も名誉の戦死と記録。水虫、タムシ、不衛生、虫歯、精神病、物資や食料不足から来る飢餓。輸送船の沈没による溺死。体重の3分の一を越える荷物を担いでの行軍。すぐに壊れる靴や装備。疲労をおさえる覚醒剤、ヒロポン、麻薬の利用。こんな環境を大日本帝国陸海軍は兵士にもたらした。さらに圧倒的な火力差に対する無策。軍体制の結果、兵士はよく耐えたが、結果は連戦連敗。当然の結果だが、軍上層部は見てみぬふりに近い。
多くの兵士が、マラリアや赤痢、凍死に直面した。これは飢餓や過労、不衛生といった環境の悪さが原因にもなっていた。死への恐怖は精神面でも大きな影響があったが医療面での研究も対応もなされなかった。歩兵戦闘での世界の常識であった短機関銃、迫撃砲、戦車の装備は無視された。個々の戦闘は銃剣突撃といった人命軽視の戦法で支えられ、究極が体当たりという特攻であった。

これではアメリカには勝てないのは当然であった。圧倒的な物量、レーダー、ミッドウエイ海戦の不幸を語る以前の、近代戦を行う備えがなかった。この本は無謀な戦争計画の実態と無惨に散った兵士の姿を具体的に描いた内容、今ごろになって語られるのが不思議な位である。今日、戦艦大和は世界一とか、零戦パイロットの英雄的行動を描いた永遠の零などの日本軍を肯定するマスコミの動きがある。日本会議など、戦争の原因となった教育や家族制度にまで復帰の動きがある。戦争体験者が亡くなり、悲惨な過去を伝える人は少なくなると、そうした戦争で利益を得た人々が元気を取り戻し、北朝鮮の驚異などに乗じる。所詮彼らは森友学園問題や加計学園問題に繋がる利権に群がる輩なのである。この書は彼らに冷水を浴びせることになる。
大戦末期に犠牲者が集中したのは日本だけではなく、ドイツも同様であった。

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# by katoujun2549 | 2018-03-26 01:43 | Comments(0)
剣道の練習で気が付いたことを幾つか述べたい

剣道の稽古は長く苦しい道だが、昇段や試合で良い結果が出ると本当に楽しい。向上する成功体験が日々の稽古の糧である。70になってもそんな経験が与えられるのはありがたい。そのような体験が年を取っても得られるのは剣道は知的な行動だからだ。稽古でこれまで疑問を持っていたことに答えが出ることも楽しみである。最近確信を持ったことを書いてみた。

1.摺り足と歩み足

☆昔、道場で初心者に摺り足を教えるために豆を撒いたという話がある。今は稽古でそのようなことはしない。それは何故か。

江戸時代の人々は歩くときは草鞋や草履をはいていた。道路も舗装されておらず、歩くときは前に出る足の指先をあげて歩く必要があった。そうしなければ躓いたり脱げてしまう。裸足でも同様である。歩行の前に出る足先を地面と平行に出すことは出来なかった。だから、道場でもそうなるから、竹刀や刀を打つ時、相手の足先を見れば起こりが分かってしまう。道場では摺り足訓練が必須だった。それを徹底する為に豆が撒かれた。今の人はむしろ能や歌舞伎の歩き方のような爪先をあげる歩行には訓練する必要がある。ナンバ歩きも同様で、現代人は子供の頃、歩くとき手足を逆に動かす練習を初等教育時に受けて矯正している。海外の留学生を受け入れている学校の体育の教師は留学生のなかに手足が一緒の方向に動くと嘆いていたが、我々の歩行が実は訓練されたものであることがわかる。
直心影流では逆に爪先を立てて歩む稽古をする。能や歌舞伎も今はそうだが昔はそんなことを意識する必要がなかったのであろう。
竹刀剣道は摺り足だが、日本剣道形では間合いに入るときは歩み足だが打ち込むときは左足を引きつける。しかし、3本目、7本目は歩み足となる。継足か、歩み足かは、技の出し方による。絶対ではないと思う。しかし、基本技の面を打ち込むときは継足が合理的である。

2.形稽古の意義

☆形の稽古は審査のためには日本剣道形を学ばねばならない。これを太刀7本小太刀3本3段以上になると一通り稽古する。構えも動作もゆっくりだから竹刀稽古には役に立たないと思いがち。しかし、そこに剣道稽古の落し穴がある。
ゴルフをする人なら分かると思うが、下手な人ほどクラブヘッドを早く振ろうとする事である。そして、素振りもそうである。

竹刀剣道は相手より早い打突が要求され、高段者や試合巧者はスピードが早い。それは一朝一夕にできることではない。長い間、また数多くの素振りをこなした結果である。しかし、大切なことは振りの軌跡を無理の無い最も合理的な力加減で刃筋に合わせて振るようになるかである。それは先はゆっくりと正確に振る練習が基本である。そのとき、握りの締めや手の内もきちんと合わせて振る事である。ゆっくりした動きで整えることからスピードや剣先のパワーを上げていく。様々な技も同様である。

日本剣道形も、手順や気合いに加え手足の動作が順序よく動いてなければならない。例えば、竹刀の稽古で打ち込んだときに左足が右足の踵に継ぎ足となっていなければならないが、これはスピードを要求される地稽古では身に付かない。むしろゆっくりした形の稽古で身に付く。理合の打突も同様である。基本稽古においてもスピードをもって必死に動かすとかえって下手になる。ゆっくりした動作から学ぶことは多いのである。昔の刀を使った時代は竹刀の稽古より、形が重視されたが、竹刀中心の時代なると廃れてしまった。しかし、竹刀の使い方も基本は日本刀の振り方から来ているのだから、形の稽古を止めてしまうのは大切なポイントを失い、上達を妨げるものである。

3.防具

☆長く剣道を続けると防具の質にも目が肥えてくる。
最近、防具や竹刀の価格には大きな幅がある。昔ながらの手刺1分の防具だと30万円から100万円はする。使い捨てのような全部揃えても6万円くらいのものがネットで手に入る。昔は防具を揃えるのは身を切るような決意で買った。それが選択の幅が広がったのはユーザーにとって良いことであるのは確かだ。武道鈴木店のアウトレット商品で分棒刺し特価で47100円でワンセット買える。ではそれらがどう違うのか。使用感の違いはあるが機能的には値段の違いと相関性はない。

最近になって気が付くのは剣道の防具は大事に使えば長持ちするということである。運動具としては長寿。だから、長く剣道に取り組もうと思うほど良いもので揃えるべきである。目安として3万円プラス稽古想定年数を目安にしてはどうだろうか。2段までは3年で取れるから、三段までやるならば6万円から10万円、5段までは14年だから17万から20万円位か。15年は使う。とにかく、防具は修理をきちんとすれば軽く20年は耐えると思う。物によっては30年は壊れず使用に耐える。だから、10年使っても飽きのこない道具をえらぶべきだ。

一方では3年くらいで使い捨てにする商品もある。それは使う人の勝手ではある。1年でやめるつもりならそれも良い。ただ、高いものもお金のある人なら使うのも自由である。しかし、100万円のものだから100年持つということは無いだろう。材料の皮革や布の耐用年数は30年位だから、年単位のコストパフォーマンスはぐっと落ちてくる。ミシン刺でも手刺でも耐用年数はそれほど違いがない。見た感じが全く違うが、衣服同様道具の知識次第。衣服に関心の無い人にとってはブランドも流行も価値がないの友同じ。品格ある剣を求めるなら、上品な道具で揃えて欲しい。

もちろん手刺しの良品は見応えがある。段位に応じた風格も大切である。しかし、下手でも高級な防具を着けることは悪いことと思わない。金持ちだなあと思われるだけである。その逆もある。しかし、防具も一種のファッション。大いに楽しみたいのである。ヤフオクでも、中古なら市価の10分の1でも買える。衛生面で気になるか、気持ちの持ち方しだいである。合理的な生活を考えればユニクロで十分だが、楽しみたければブランドものパリコレも良いのである。

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1.聖書の記述は嘘から出た真か

今年の復活祭は4月1日、エイプリルフールだ。敢えて虚から実ということを入り口に復活を考えてみた。受難週に入り復活祭までイエスの受難が教会で語られる。聖書のなかでも圧巻はイエスの十字架の死と復活である。しかし、使徒行伝や書簡におけるパウロやヨハネなどの記述も不思議や感動に満ちている。聖書の世界を一言で言うと、まさか本当にそうなるとは、瓢箪から駒である。信仰的には不適切な表現だが、「嘘から出たまこと」かもしれない。2000年前、キリスト信仰が今日の様な大きな世界になり、世界史において重要な役割を果たすとは思いもよらなかったに違いない。使徒や原始キリスト教の信徒たちは奇妙な迷信、イエスの復活を信じたことにより迫害され、伝道の中で殺害された。キリスト教信仰のネックになるのが復活であることは2000年前も同様であった。死者の復活を前面に出した宗教はイエスの復活信仰の前にも後にもない。そんなことはあり得ないと思うのが普通であろう。それを信仰の中心としているのがキリスト教であり、このテーマに至るにはかなり文学的な思考力が必要だ。もし、イエスが死後、神の世界とか楽園に行ったことを主張してもこれほどのインパクトはない。ただの、十字架にかかった不幸な一予言者でしかなかっただろう。復活のイエスは多くの人の前で現れ、パウロにもエマオへの途上で現れ、彼の人生を変えた。これを幻覚だとか文学的表現とするのはむしろ無理である。何かが起きたのだ。現代人がUFOに遭遇遇した以上の衝撃があったと見る方が自然である。嘘にそんな力があるとは思えない。復活の信仰のため、多くの殉教者が出た。命がけのことなのである。聖書の記述しか証は無い。殉教者が命をかけた復活を信じるかどうかだ。

2.瓢箪から駒

戯れに死人の復活を語ったのではなく、十字架と復活の事件から、10年から30年にかけて記録が書かれ、証人も生きていた時代の内容は考古学的にも整合することがある。信憑性が高いかどうかは主観によるし、この事件のもっとも詳細な記録が福音書である。なんせ2000年前のメモのようなものから福音書は書かれたのだから。本も新聞も無い時代の出来事だ。そして、後には使徒や証人は迫害にもかかわらず、地中海世界全体に伝道をしたことは事実。
瓢箪から駒という諺から考えてみる。そんなことが起こるはずがないという意味での使い方もされる。「瓢箪から駒じゃあるまいしそんなことが起こるもんか」という言い方。英語にもMany a true word is spoken in jest.(多くの真実が冗談で語られる)という表現がある。しかし、聖書ではそのような意味ではなく、すべてが真実として書かれている。福音書はイエスの言行録だが、多くの奇跡や例え話、比喩が満ちている。真理や感動を説明するために、イエスは比喩や例え話を多く使っている。分かり安く言うと、君は天使だというセリフがあるとする。何も、相手は本当に頭の上に光が輝いていたり、羽根が背中に見えたわけでは無い。感動や賛美の表現なのである。神の愛とか、神のご計画、罪とは何かを語るとき結論だけを語ることによっては何も伝わらないからだ。メタファという表現手法も教訓とか、道徳を語るときにしばしば使われる。狼が来たぞ!と嘘をいって、村人を驚かす少年がいて、最初はみんな驚くのですが、回を重ねるごとに信じる人が少なくなり、最後には少年のことを信用する人はいなくなってしまいました。そこに本当の狼が襲ってくるのですが、いくら少年が声をかけても誰も信用せず・・・・・という話。この話しはうそつきは信用を失うという内容のメタファーになっている。誰もその事件が、何年の何月何日に起き、証拠はあるか?とは言わなくても理解出来るだろう。物語のメタファーとは、よくテーマとか教訓といわれるものに使われる。印刷物もコピーも無い時代に伝えるためにはインパクトのある言葉こそ力だった。福音は口頭で読まれ、書き写しの写本で巻物として伝えられた。それが100年間で何百万人もに伝わったのだ。
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3メタファー

福音書、新約聖書の物語はイエスの言行、奇跡、復活と死などすべてがメタファーに満ちている。聖書の書簡集はパウロやヨハネの教会や信徒に向けた信仰のあり方を書いたもので、特にローマ人への手紙は神学論である。聖書の根幹をなす神の愛とは何か、聖霊の働き、我々の希望である復活が現実であり真実であることを思うためには聖書の例え話やメタファの意味を考えることが理解の道である。
なぜなら、キリスト教の復活の世界は黙示録に記され、象徴とイメージの世界、さらにメタファをふんだんに織り込んだ世界である。これはイスラム教の天国が地上の楽園を模したり、仏教の極楽世界とも違う奇っ怪な未来世界であり、霊の世界が象徴的に描かれている。これはイメージと感性でしかとらえることが出来ないのである。

4.イエスは私たちと共におられる

自分は死や死後の世界を説明することは出来ない。イエスも復活後、人々にあの世の話をしたわけではない。語るべきことは実はこの世をいかに生き、人々の罪とや苦難を癒すか、また、神の存在を確信させるかである。その為に復活というメタファをもって我々に示された。見たこともない天国や地獄ではない。身体の甦りがあり、死ではなく、復活という世界観がある。死んだ親兄弟、妻や友人、子供と再び会える。それによって我々に勇気が生まれ、の新しい世界が広がる。我々に希望や恐怖から解放することは復活への信仰によって得られる。復活は信仰そのものなのである。キリスト教の信徒にとっての喜びは今もイエスは我々と共におられるということである。それは一体どこに?それは信仰のなかにある。
この復活の現実は何もないところから生まれるのではない。信仰と祈り、それを表す聖書の言葉、それを受け継ぐ教会の礼拝、牧師、信徒の交わりによって顕在化される。個人的なことではなく、教団、伝道、正餐、祈りを通じ、復活のイエスは我々と共におられると思う

4.聖書から
聖書のコリンコリント第一の手紙15章にパウロの復活への確信が告白されています。
パウロが「キリストの復活」というテーマを取り上げたのは、コリントの教会がこのことに関しても問題を抱えていたからです。教会には人間が復活することを否定する人々がいました。しかし、これは別に不思議なことではありません。キリスト教において「身体の復活」は、いつの時代にも人々が躓いてきた信条だからです。現代人のうちのいったいどれほど多くの人が、使徒のように「身体の復活」を信じていることでしょうか。

コメントより、聖書のパウロの言葉こそ最高の信仰告白をあらわしています。
15:12さて、キリストは死人の中からよみがえったのだと宣べ伝えられているのに、あなたがたの中のある者が、死人の復活などはないと言っているのは、どうしたことか。 15:13もし死人の復活がないならば、キリストもよみがえらなかったであろう。 15:14もしキリストがよみがえらなかったとしたら、わたしたちの宣教はむなしく、あなたがたの信仰もまたむなしい。 15:15すると、わたしたちは神にそむく偽証人にさえなるわけだ。なぜなら、万一死人がよみがえらないとしたら、わたしたちは神が実際よみがえらせなかったはずのキリストを、よみがえらせたと言って、神に反するあかしを立てたことになるからである。 15:16もし死人がよみがえらないなら、キリストもよみがえらなかったであろう。 15:17もしキリストがよみがえらなかったとすれば、あなたがたの信仰は空虚なものとなり、あなたがたは、いまなお罪の中にいることになろう。 15:18そうだとすると、キリストにあって眠った者たちは、滅んでしまったのである。 15:19もしわたしたちが、この世の生活でキリストにあって単なる望みをいだいているだけだとすれば、わたしたちは、すべての人の中で最もあわれむべき存在となる。
15:20しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。 15:21それは、死がひとりの人によってきたのだから、死人の復活もまた、ひとりの人によってこなければならない。 15:22アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。15:23ただ、各自はそれぞれの順序に従わねばならない。最初はキリスト、次に、主の来臨に際してキリストに属する者たち、 15:24それから終末となって、その時に、キリストはすべての君たち、すべての権威と権力とを打ち滅ぼして、国を父なる神に渡されるのである。 15:25なぜなら、キリストはあらゆる敵をその足もとに置く時までは、支配を続けることになっているからである。 15:26最後の敵として滅ぼされるのが、死である。 15:27「神は万物を彼の足もとに従わせた」からである。ところが、万物を従わせたと言われる時、万物を従わせたかたがそれに含まれていないことは、明らかである。 15:28そして、万物が神に従う時には、御子自身もまた、万物を従わせたそのかたに従うであろう。それは、神がすべての者にあって、すべてとなられるためである。
15:29そうでないとすれば、死者のためにバプテスマを受ける人々は、なぜそれをするのだろうか。もし死者が全くよみがえらないとすれば、なぜ人々が死者のためにバプテスマを受けるのか。 15:30また、なんのために、わたしたちはいつも危険を冒しているのか。 15:31兄弟たちよ。わたしたちの主キリスト・イエスにあって、わたしがあなたがたにつき持っている誇にかけて言うが、わたしは日々死んでいるのである。 15:32もし、わたしが人間の考えによってエペソで獣と戦ったとすれば、それはなんの役に立つのか。もし死人がよみがえらないのなら、「わたしたちは飲み食いしようではないか。あすもわからぬいのちなのだ」。 15:33まちがってはいけない。
「悪い交わりは、良いならわしをそこなう」。
15:34目ざめて身を正し、罪を犯さないようにしなさい。あなたがたのうちには、神について無知な人々がいる。あなたがたをはずかしめるために、わたしはこう言うのだ。
15:35しかし、ある人は言うだろう。「どんなふうにして、死人がよみがえるのか。どんなからだをして来るのか」。 15:36おろかな人である。あなたのまくものは、死ななければ、生かされないではないか。 15:37また、あなたのまくのは、やがて成るべきからだをまくのではない。麦であっても、ほかの種であっても、ただの種粒にすぎない。 15:38ところが、神はみこころのままに、これにからだを与え、その一つ一つの種にそれぞれのからだをお与えになる。 15:39すべての肉が、同じ肉なのではない。人の肉があり、獣の肉があり、鳥の肉があり、魚の肉がある。 15:40天に属するからだもあれば、地に属するからだもある。天に属するものの栄光は、地に属するものの栄光と違っている。 15:41日の栄光があり、月の栄光があり、星の栄光がある。また、この星とあの星との間に、栄光の差がある。
15:42死人の復活も、また同様である。朽ちるものでまかれ、朽ちないものによみがえり、 15:43卑しいものでまかれ、栄光あるものによみがえり、弱いものでまかれ、強いものによみがえり、 15:44肉のからだでまかれ、霊のからだによみがえるのである。肉のからだがあるのだから、霊のからだもあるわけである。 15:45聖書に「最初の人アダムは生きたものとなった」と書いてあるとおりである。しかし最後のアダムは命を与える霊となった。 15:46最初にあったのは、霊のものではなく肉のものであって、その後に霊のものが来るのである。 15:47第一の人は地から出て土に属し、第二の人は天から来る。 15:48この土に属する人に、土に属している人々は等しく、この天に属する人に、天に属している人々は等しいのである。 15:49すなわち、わたしたちは、土に属している形をとっているのと同様に、また天に属している形をとるであろう。
15:50兄弟たちよ。わたしはこの事を言っておく。肉と血とは神の国を継ぐことができないし、朽ちるものは朽ちないものを継ぐことがない。 15:51ここで、あなたがたに奥義を告げよう。わたしたちすべては、眠り続けるのではない。終りのラッパの響きと共に、またたく間に、一瞬にして変えられる。 15:52というのは、ラッパが響いて、死人は朽ちない者によみがえらされ、わたしたちは変えられるのである。 15:53なぜなら、この朽ちるものは必ず朽ちないものを着、この死ぬものは必ず死なないものを着ることになるからである。 15:54この朽ちるものが朽ちないものを着、この死ぬものが死なないものを着るとき、聖書に書いてある言葉が成就するのである。
15:55「死は勝利にのまれてしまった。
死よ、おまえの勝利は、どこにあるのか。
死よ、おまえのとげは、どこにあるのか」。
15:56死のとげは罪である。罪の力は律法である。 15:57しかし感謝すべきことには、神はわたしたちの主イエス・キリストによって、わたしたちに勝利を賜わったのである。 15:58だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである。



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平昌冬季オリンピックでは感動的な場面が多くあった。自分はアイススケートフィギュアの羽生、宇野の金銀メダル以上に女子の宮原知子の完璧な演技に感動した。メダルは無くとも世界4位と6位は立派。若い坂本香織さんの伸びやかな明日に期待できる演技にも声援を送った。とにかく、ロシアのザギトワ、メドベージェワが断トツなだけに宮原がどこまで食い込めるかの勝負であった。二人とも自己ベストであったことがメダル以上に価値を感じさせてくれた。ソチ五輪あたりからロシアは国家をあげて優秀な選手を育成し、多くの可能性のある選手から選別し、軍隊式にエリートを養成している。ザギトワは15才、ソチに向け8年前から訓練、選別は始められた。今回の2人のメダリストはクラシックロシアバレーのプリマ選別の手法で作られたと思う。体型など容姿も考慮された結果で、これは非人間的システムだ。この様な方法を真似するのは良くない。それに比べればスケート人口の少ない日本が自発的努力で4位に食い込んだことは凄い。

[ゲンダイの記事から抜粋]

 ロシアは2014年のソチ五輪に照準を合わせて国家ぐるみでフィギュアを強化。国立の練習施設を建設し、トップクラスの指導者を集め、英才教育を受けさせた。こうなると、国内にスケート場が少ない日本との環境の差は大きくなる。
「ロシアは超一流と認められた選手には(遠征費や道具など)すべてが与えられ、お金もかかりません。(シングルの)選抜から落ちた選手もペアやアイスダンスに振り分けられるので、競技全体のレベルが高くなる。選手は引退後、指導者の道が約束されています。そういった施設や環境の整備、育成方法やセカンドキャリアにおいて、日本は後れを取っている。今後もロシアの天下は続くでしょう」
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スピードスケートでは金メダルの小平菜穂選手がこれまでの王者韓国のイ・サンファを破ったが、互いに抱き合い、小平が銀メダルのイ・サンファに敬意を持って接していた姿が素晴らしかった。女子マススタートの金の高木那奈に対する銀のキムボルムの無表情とは対象的な印象。キムボルムは優勝候補であったが、パシュートで後続選手を置き去りにしたため、韓国内でバッシングを受けていたのだ。マスコミが大騒ぎしたジャンプの高梨沙羅も何とか銅メダルを取れて良かった。カーリング女子、銅メダルを取った「そだねー」JAPANの藤沢、吉田の明るいチーム作りもさわやかだった。

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# by katoujun2549 | 2018-02-25 00:53 | 武道・剣道
二月の1日、2日は都内の名門中学校、一貫校の入試がある。それに合わせて、塾や予備校の受験生が一生懸命に勉強している情景が報道される。自分は中学校から大学まで公立だったから、あのような家族も一体になった受験など経験が無く、いつも興味深く見ている。自分は小学校時代は放任され、親も自分が有名校に行けるとも思っていなかった。妹が生まれたのでそのことでいっぱいだった。自分の友人にも開成高校や名門女子高の卒業生がいる。連中は皆、あのような経験をしてるのだろう。親に期待されるなんて、羨ましい気持ちも半分ある。女子学院や雙葉に行った子が何であんなに勉強が出来たのか。こちらは釣りに行ったり、鉱石ラジオに興奮してる間にしっかり猛勉強してたのだ。ニュースはいつも開成高校や桜蔭の受験生がターゲットで、合格確実な塾から推薦された児が出ている。開成、麻布、筑波附属、学芸大附属、桐朋、海城、巣鴨といった中学が男子、女子は桜蔭、女子学院、雙葉、フェリス、豊島が岡、白百合といったところ。桜蔭が一学年600人と巨大。これら合わせて3000人くらいだろうか。中学生全体からすれば少数。昔から変わらはない。

実際は落ちる子供は何倍もいる。本当はスレスレな成績の子の方がドラマとして面白いのだが。受かった連中はこれから、東大、国立大の医学部などに型どおりの学校生活を目指し、お利口ぶりを発揮するに違いない。彼らはエリートの集中教育で大体高校1年か、中学校3年までに大学受験までの基礎教育を終えてしまう。開成高校の卒業生は半分は東大に行き、官僚、医師、大学研究者、弁護士、一流大企業社員になる。それでも、部活や趣味も要領良くこなすが、野球で甲子園に行くまでもなく、全国大会にまで行くほどではない。当然だし、何ともつまらない光景だ。報道としては、単なる風物詩か、興味本位に過ぎない。彼らの家庭がどのくらいの所得かとか、塾や模擬テストでいくら金をかけているか、学歴とか、お受験経験者などは全く触れない。くだらない興味本位の報道だ。

下の校章が憧れの慶應義塾、雙葉、開成、桜蔭である。

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1日に試験の無い名門校もある。何も開成や桜蔭ばかりを出すより、三流私立も何故公立に行かず、志望したかなど報道しないのだろうか。落ちた児は更に別の私学か、高校受験を目指して頑張るのだと思う。お受験の経験は無駄ではない。10歳から15才の成長期の可能性は大きい。その時期の猛勉強は悪いことではないが、今の教育はそれに答えていない。本当は大多数のトップ校に行かなかった連中に未来は大きく、職業も多様に開かれる。自分の周りにもお受験失敗者はたくさんいる。お決まりの道を歩む彼らに負けない人生がある。また、そのマジョリティの活躍こそ日本を良くするのだが。


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# by katoujun2549 | 2018-02-10 22:57 | 教育 | Comments(0)
京成八幡駅の北口出入口前にあるベトナム料理店サンフラワーによく行く。ここのママはベトナム人でなかなかのやり手。多少愛想がぶっきらぼうだが、ここはベトナム流と敢えて問わない。ベトナムの庶民的な屋台の雰囲気を味わうのだからこれで良い。何といっても、ここのベトナム料理は旨い。中でも、フォーボーコーという牛スジ肉をたっぷり使ったベトナム風ビーフシチュウが最高に旨い。ここのママさんが特別に調理している。フォーというのはベトナムの米粉ウドンで素麺を太くしたようなあっさり味。そして胡椒と酸味を効かせたビーフスープがなんともいえないハーモニーである。見た目がスジ肉やら野菜、パクチが散らされ、雑然としているが、スープが最高に旨いのである。理事会が遅くなって終わると、いつも日暮里から京成でか帰るのだが有り難いことに京成八幡の北口の前に店がある。
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ペコでこの店にはいると、無愛想なママがこの時はにこやかに迎えてくれる。Webサイトでも、ホーチミン市のフォーボーコーは最高に旨いと書かれている。ネットのblogでホーチミン市のフォークインという店のフォーボーコーは最高の味で絶対に日本では食べられないというが、基本的には同種の味。これが京成八幡の駅前で堪能できる。1400円と高めだが量は多く、腹一杯になる。
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スープが美味しいフォーボーコー、ビーフもスジ肉だ
けではなくタップリ。
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米粉のフォー

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# by katoujun2549 | 2018-02-08 21:37 | Comments(0)
ドイツでは2011年徴兵法や軍人法等が改正され、徴兵制が停止された。徴兵制は廃止されず、緊迫及び防衛事態に際して復活できるように、憲法上の規定は残される。代わりに、志願兵制が導入された。これまでの徴兵制は男子を対象としていたが、志願兵制では男女ともに対象となる。期間は 12 か月~23 か月で、最初の 6 か月は試用期間である。志願兵は、1 年経過後には、海外に派兵されることも可能である。憲法改正のなかで自衛隊の国防軍としての位置付けがなされるが、徴兵制と志願制の研究がなされるべきである。現代の軍事技術は高度化し、1年でプロの軍人にはなれない。スイスなどは6ケ月であり、これは戦力というより国民教育のために徴兵制がある。何も徴兵制に進むべきだと思っているわけでは無いが、軍制度のあるべき姿がもっと議論されねばならない。今の自衛隊がどんな軍隊であるかが明確にされるだろう。かつての大日本帝国陸軍の徴兵を悪用した人材の消耗品化は許されない。自衛官の人材レベルがもっと議論されるべきである。

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イスラエルの女性兵士

ドイツの志願兵には、役務に従事した期間に応じて 777.30~1,146.30 ユーロ/月の給与及び手当に加え、クリスマス手当(19.20 ユーロ/月)、退職金(76.80 ユーロ/月)が支払われ、これらはすべて所得税が免除される。また、宿泊、食事、医療、帰省は無償となるほか、原職復帰が保障されて兵役に従事することができる。外国への派兵に際して
は、30~110 ユーロの日当が支払われる。

しかし、近年、ドイツ国内の治安悪化、徴兵拒否者のボランティアが無くなったことなどから徴兵制復活の声が高まっている。フランスのマクロン大統領も今年1月18才から21歳の男女の徴兵制を復活するという宣言をしている。徴兵制は国家にとっても若者にとっても実は美味しい制度なのである。但し、戦争が無ければの話である。日本も徴兵制を禁止しているわけではない。日本では行われないが軍事教育というのは必要である。戦争について無知であることは万一の場合、無知なために戦争犯罪を起こすリスクもある。戦前の日本が捕虜の扱いに無知だったために多くの戦犯を生んだ。徴兵制はうまく仕組みを作れば社会に貢献する制度である。近年、大学生に対する無返済の奨学金が自民党案で出されているが規模や社会的な影響など全く効果はないだろう。むしろ、自衛隊、いや国防軍に従事した若者には大学進学者には退職金を学資支援として割り増しで払う。勤務中は住居費、食費、衣服はタダ。2年で200万円は貯まる。これを学資にする。安倍発言として 徴兵制は非人道的な苦役の強要であると主張することは、徴兵制度を採用している国を「遅れた野蛮な国」と非難するに等しい。安倍首相はスイスなどを非人道的な国家と認識し、そのように呼ぶのだろうか。また我が国の軍事同盟国である米国は徴兵制を復活する可能性があるが、そのような「人権侵害」平然と行える「野蛮」な国と軍事同盟を結んでいることも問題ではないか。
  途上国にとって軍隊は国民の教育機関である。徴兵制を通じて読み書きや、集団生活、技術を習得させ、ネーションステーツ(国民国家)として基盤づくりに役に立てている。また産業が未熟な国では雇用対策という面も存在する。 徴兵制は非人道的な苦役の強要であると主張することは、徴兵制度を採用している国を「遅れた野蛮な国」と非難するに等しい。
イスラエルでは男女の徴兵制が建国以来の伝統である。
18歳で徴兵された若者は3年後、平均12カ国を周り世界を体験して45%が大学に進学する。そうした費用は徴兵期間中に貯金ができ、これが学資にもなる。だから彼らの大学入学年齢は23歳以上になり、現役入学生が重んじられる日本とは違う。彼らは高い目的意識をもって大学生になるのである。日本では到底実現できない社会システムである。
 移民の国であることから、ベンチャーに対して果敢な挑戦をする。彼らは3回ぐらいは失敗し、そこから学んで成功体験を得るのである。8200部隊はサイバー情報部隊であり、5000人ぐらいが従事しているが実態は不明である。近年ではシリアの核施設を破壊する情報、また、イランのウラン濃縮プラントを無力化することに成功している。こうした軍事技術関係者がアメリカでは大学教授になったり、車の自動運転、ウーバーのようなタクシーのスマホ利用の相乗りシステムなどを生み出している。
 エリートの育成に対して徴兵制を基盤に、高等教育への仕組みも機能している。日本がどうかと言えば幼児教育から大学教育に至る仕組みは我が国の教育制度もそれほど劣っているわけではない。しかし、現実は所得格差から来る学歴格差社会である。テレビのタレントがクイズ番組で見せる感じの知識を見ればビックリ。彼ら女優やタレントは高卒が多い。とにかく学力の低さに驚く。三流私大に行く若者は親の仕送りも当てに出来ずバイトに追われ、高校までの教育も満足に受けていない。算数は掛け算の九九を正確におぼえていないから割り算ができない。いくら英語教育を文科省が叫んでも、アルファベットの筆記体が書けない。彼らは実はマンガしか読まない文盲に近い連中である。日本の軍隊は確かに間違った道を歩んだが、軍隊が教育水準を底上げしたことは評価して良い。日本軍の兵士は日記をつけていた者が多く、米軍の情報源となった。野蛮なソ連兵士などと違い文盲はいなかった。

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# by katoujun2549 | 2018-02-05 18:25 | Comments(0)
世界を動かすイスラエル

1.韓国が認識していない核の恐怖

北朝鮮の核兵器に対して敏感に反応しているのが日本とアメリカである。北朝鮮が核放棄をするどころか、ミサイルの開発の進行を止めない現実を文在寅大統領はどこまで理解しているのだろうか。韓国はいくら近代兵器を持っていても米国の軍事力がなければ北の歩兵の攻撃を食い止めることはできない。北が核兵器を持ちたがるのは韓国の脅威ではない。狙いは日本である。日本とアメリカを朝鮮半島から追い出し、日本の米軍基地と日本を無力化させることである。慰安婦問題などもその一環である。北の狙いは韓国の併合である。韓国というのは情勢不利となると簡単に自己防衛に走り、裏切り者が続出するカルチャーを持っている。その象徴が文在寅なのだろう。これでは北と正面から対峙することは無理。自国に核兵器が使われないと見て日本やアメリカのことはぶっとんでしまう。自大主義の国韓国の足元を北朝鮮は分かっている。常に強者と弱者を鋭く見分けて強い方に付く情けない文化である。日本が大震災で苦悩しているときに竹島に李大統領が行き、日本の経済が低迷していると見ると中国に媚を売る朴前大統領を忘れてはいけない。文大統領は現代の核の驚異がどうなろうと関係ない。北と合わせれば朝鮮民族は核大国だと自負しかねない。過激に国の性格を暴言表現したかもしれないが、個々の人々はその逆で実に礼儀をわきまえ、義理堅いから不思議だ。情で国が動いてしまう。

オリンピックの合同チームという突然の韓国歩み寄りを北は徹底的に利用している。韓国はアメリカ抜きに北との軍事衝突に対応できると思っているのだろうか。それよりも驚くのは韓国の世界情勢の認識不足である。アメリカはイラクの大量破壊兵器が実際には無かったにもかかわらず、フセインのイラクを攻撃した。アメリカは朝鮮戦争において大きな犠牲を払った国である。4万人の兵士が犠牲となった。イランイラク戦争と湾岸戦争の時、イラクは北朝鮮のノドンミサイルを使ってイスラエルを攻撃した。北朝鮮の核がミサイルと共にイスラム原理主義者やイランに売られた時のことをアメリカは恐れている。この恐怖への対応は韓国の平和よりもアメリカにとって優先事項である。

2. イスラエルと朝鮮半島

今日、産業の素であるCPUのインテルの主力工場はイスラエルにある。イスラエルを東京とすると、山梨がシリア、千葉がレバノンのような立地である。そこにテロリストが拠点を持っている。そんな距離感のところだからトンネルでも掘られて核兵器が持ち込まれたら防ぎようがない。だから、イスラエルはパレスチナ人を人質のようにユダヤ人と混住させ、身の安全を図らなければならない。ヨルダン川西岸と東イスラエルはそのために支配しなければならない。イスラエルは今やアメリカの先端企業の提携企業やベンチャー企業の集積地となっており、イスラエルの崩壊はアメリカにとって計り知れない打撃である。

一方、アメリカにとって朝鮮半島の核は日本の核武装に繋がる。日本はプルトニウムもミサイルに転用できるロケットも保有している。東アジアに中国、朝鮮、日本という核武装地帯ができることは太平洋の支配権を失うことになるだろう。そこにロシアも加われば最悪。アメリカという国は日本や韓国のように状況対応でふらつく国ではない。戦略的に動く国である。韓国はこの事がわかっていない。アメリカは北の核施設やミサイルを破壊する機会を狙っている。それは地上軍は送らず、無人爆撃機やステルス戦闘機、潜水艦やイージス艦から発射される巡航ミサイルによって壊滅させようということである。アメリカにとって北朝鮮の核の備蓄段階は何としても避けたいのである。日本にとって最も望ましいのは犯罪国家北朝鮮の支配をめぐってロシアと中国が衝突し、へとへとになってくれることだろう。

3.イスラエル は 世界をリードする産業国家

 日本にとってイスラエルは殆ど意識されない遠い国家に見える。一方、中東は石油の供給源であり日本の産業の生命線であるようだ。しかし、今や産業の素はCPUである。中でもインテルのCPUは最も大きな役割をもっている。これを生産しているのがイスラエルであることが知られていない。今やインテルの戦略はPCからAI、自動車産業にシフトしており、その中心をイスラエルに置いている。この本はイスラエル礼賛に満ちており、読むにはうんざりするが、それにしてもイスラエルの発展ぶりには驚かされる。日本がどんどん取り残されていることに、空しさを感じるほどだ。著者米山氏はイスラエルのベンチャーと軍事技術を核とした発展に羨望の念を持ってレポートしているのだが、必ずしもこの国に住みたいとか幸せを感じてはいない。
 イスラエルの発展のきっかけは東西冷戦の終結とソ連の崩壊である。もともと、移民の受け入れに熱心であったが、1882年からロシア・東欧から3.5万人が皮切りに建国以来だが123万人、戦後の移民の300万人の3分の1を超える。彼らはソ連で教育レベルの高いグループでソ連崩壊後、ロシアに見切りをつけて移民してきた。ソ連時代もポグロムといった迫害でユダヤ人は苦難の道を歩んだが、そのつけがきた。イスラエルの特徴はエリート教育と徴兵制にある。諜報機関モサドは有名だが第4次中東戦争の教訓として8200部隊という諜報サイバー部隊と、タルビオットという徴兵者30人を毎年選抜し、理工系技術者集団をエリート教育し、新兵器の開発に当たらせる仕組みを持っている。ドローン、自動運転技術、顔や指紋認証、アイアンドームと呼ばれる近距離ロケット砲防御システム、弾道ミサイル迎撃のアローミサイル開発など世界の軍事技術をリードするに至った。今後、レザー砲、レールガンなどの新技術は彼らが開発すると予測される。また、18歳で徴兵された若者は3年後、平均12カ国を周り世界を体験して45%が大学に進学する。そうした費用は徴兵期間中に貯金ができ、これが学資にもなる。だから彼らの大学入学年齢は23歳以上になり、現役入学生が重んじられる日本とは違う。彼らは高い目的意識をもって大学生になるのである。日本では到底実現できない社会システムである。
 移民の国であることから、ベンチャーに対して果敢な挑戦をする。彼らは3回ぐらいは失敗し、そこから学んで成功体験を得るのである。8200部隊はサイバー情報部隊であり、5000人ぐらいが従事しているが実態は不明である。近年ではシリアの核施設を破壊する情報、また、イランのウラン濃縮プラントを無力化することに成功している。こうした軍事技術関係者がアメリカでは大学教授になったり、車の自動運転、ウーバーのようなタクシーのスマホ利用の相乗りシステムなどを生み出している。
 エリートの育成に対して徴兵制を基盤に、高等教育への仕組みも機能している。幼児教育から大学教育に至る仕組みは我が国の教育制度もそれほど劣っているわけではない。しかし、その内容として、ユダヤ教のトーラ、タルムードといった3000年の古典にもとずく民族の知恵が支えている。日本でも古典文学を学ぶが生活からは切り離される。このことは日本では真似のできない点である。
 イスラエル人、ユダヤ人は議論好きであり既成概念の打破に熱心である。混沌の中、生存をかけてソルーションを見出す力はすごい。しかし一方では自己主張の強さ、自分本位といった批判もあり、イスラエルに住むと緊張感が高く、幸せな国かどうかは移民の事情もあり、出身地との相対的なものであろうか。日本人は規則遵守に価値をおく。移民をあまり活用してこなかった。保守的な官僚がネックだが、社会は平和であり、安定した秩序のなかにある。優秀な人間は官僚、医師、大企業に行き、学者にはなってもベンチャーに行かない。このことが今日の低迷を招いている。常にイノベーションを生むイスラエルと日本の良さを交換するダイバーシティが求められる。著者の願いでもある。

4.イスラエルとトランプの最悪、恐怖のシナリオ

トランプは長老派プロテスタント。ところが、アメリカにはイスラエルとユダヤ人を善、アラブを悪と決めつけ、ユダヤに同調する人々が5000万人もいるという。当然トランプ支持だ。トランプは彼らにエルサレムを首都と認めることを公約してるとは。娘のイワンカ夫婦がユダヤ教徒でありアメリカでもユダヤ派の右翼。イスラエルのネタニアフ首相は相変わらずパレスチナを押さえ、オバマ元大統領を無視し、ヨルダン川西岸の植民を続けてきた。パレスチナ人は反発しようにも職や医療はエルサレムに頼らざるを得ない。そこを見透かし、決断した。
トランプは12月6日、ホワイトハウスで演説し、公式にエルサレムをイスラエルの首都と認め、国務省に対しテルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転する手続きを始めるように指示したと表明した。恐ろしい事が起きるかもしれない。イスラエルは核保有国だから、今はアラブは手が出せない。北朝鮮が彼らに核を提供したらどうしようもない。その恐怖からアメリカの北への先制攻撃が正当化されたら最悪だ。「エルサレムをイスラエルの首都と認める時が来た。これは、現実を認めるということだ。そしてこれは正しい行動でもある」トランプ氏はまた、イスラエルとパレスチナの「双方が受け入れられる和平交渉」を目指して努力することを表明し、もし双方が同意したら、二国間で問題を解決することを支持すると述べた。これは言っていることとは逆さまで、アメリカが仲介者の立場を放棄し、クリントン以来の政策を放棄したという事だ。イスラエルを一方的にバックアップするということです。
しかし、マスコミの報道では、パレスチナ側やアラブ諸国、イラン、トルコなどの強い反発と、西欧諸国の批判に晒されている。反対意見に耳を貸さない彼はアメリカファーストの大統領だから、選挙公約を実行するだけのことと考えたのだろう。彼はいつも強気の姿勢を崩さず、壁にぶつかるまで貫くことが正しいと思っている。パレスチナの人々の苦難や反発は単なる攻撃にしか見えない。武力で押し切れる範囲と考えているか、どこかでハンドルを切る覚悟があるとは思えない。彼の思考は独裁者と同じに見える。IS I Sはコバニを放棄して脅威ではなく、イランもイスラエルを攻める気配が無い。国際的に影響力のあるメルケルも今は不人気。フランスのマクロンは新米。イギリスのメイ首相はEU脱退で手一杯だから、建前として批判はしても何も出来ない。イスラエルはパレスチナを押さえ込んでいる今こそチャンスと読んで今回の表明になったのだろう。その影にはイスラエルの要請があるはず。今こそ彼らが最も安定しているのかもしれない。宿敵シリアは内戦、サウジアラビアはお家騒動だから身動き出来ない。ロシアゲートはしつこく追及されて、今こそアメリカ国民の目をそらすにはこれしか無い。中東がキナ臭くなれば、イスラエルが武器を買うから、また景気が良くなり、自分が支持される。もし、こんな発想と現実認識だとすると、それはとんでもない思い違いだ。困ったことに、歴史の中には、思い込みや、リーダーの賭けのような判断で、恐ろしい結果を招いた実例は多い。ヒトラーや日本もそうだった。イスラエルの作戦はアメリカを立てることによって、アラブの不満をアメリカを引き込み、自分達の負荷を減らしたい。それは、日本が尖閣や北朝鮮対応でアメリカを引き込みたいのと同じだ。自国の安全が全てのシナリオ。そこで、普段忘れてしまうイスラエルの歴史を読み直してみる。

5. アラブ諸国とイスラエル

イスラエルの存在に対して、パレスチナ国家設置と難民帰還はアラブの大義としてイラクやイランのイスラエルの攻撃理由となってきた。しかし、このアラブの大儀なるものはそもそも、かなりいい加減な歴史的経緯を持っている事を日本の報道は書かない。今日ではイラクのフセイン政権崩壊後死語になりつつあるのだが。イランは本来イスラエルと戦う理由がなく、閣僚に親イスラエルである事が分かって解任された奴がいたくらいだ。アフマディネジャドの過激な論調は国内の不満をそらすためだ。そもそもアラブの大儀なるものの正体は第一次中東戦争ーイスラエル独立戦争の真実において最近明らかになっている。ベングリオンの日記が公開された。ヨルダンのアブドゥーラ国王はシリアを自分のものにしようとイスラエルを巻き込んだ。ヨルダン川西岸含めトランスヨルダンはベングリオンと分割する話がついていてパレスチナ人の運命は決まっていた。イギリスの良い子だったヨルダンの覇権を防ぐためアラブ諸国はイスラエルを攻撃した。確かに映画アラビアのロレンスでもイギリス軍アレンビー将軍とファイサルは一緒にダマスカスに行って仲が良さそうだった。ヨルダンはイスラエルにシリアを攻撃させて、そのどさくさにシリアのイスラエルからの防衛という目的でダマスカスを支配しようとした。これはイスラエルに手を焼いていたイギリスの思惑に一致した。イギリスの中東間接統治に繋がってしまうとアラブ諸国は恐れていた。ヨルダンがシリアを諦めればアラブはやる気がない。第一次中東戦争はイスラエルを海に追い落す戦いではなかった。所詮これはアラブ諸国の王侯達の勢力争いでそこをイスラエルが善戦したため何も手を出せなくなったアラブの犬の遠吠えがアラブの大儀なるもの。はじめからパレスチナ人なんか目じゃない。彼らは今ではイスラエルのゴミ拾いかポンコツ自動車の修理でもやってりゃいいと思ってる。これがアラブの本音。「放火が実は火事場泥棒目的」というのは第二次中東戦争(スエズ動乱)でもイスラエルが使った。あの辺では一般的のようだ。イスラムも「商人の論理」だからね。シリアの動きとか…。独立戦争時、開戦の4日前、アンマンでアブドゥーラ国王とユダヤ機関(創建イスラエル政府)を代表して秘密裏に「独立戦争」の落としどころきを交渉していたのは「初代鉄の女」ゴルダ・メイア。国家独立を急いでくれるな」とのヨルダン国王の要請に対し「2000年待ちました。急いでるですって?」と一蹴した。日本人の理解する「アラブの大義」の胡散臭さは次のブログがよく表している。http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/dc9f3e95edd71f668722e90cd63c9054 ここの末尾のリンク「関連記事 パレスチナ」にも出てくるが、「ブラック・セプテンバー(黒い九月)」事件がそのヨルダンのパレスチナ人に対する本音の典型的な回答。それが「ミュンヘン」事件に連なり、ゴルダ・メイアがテロの下手人たちに対する報復「神の怒り作戦=Operarion Wrath of God」を発令することになるのは映画「ミュンヘン」で描かれた。今のイスラエルは強硬派リクードのネタニアフ政権である。民主党政権はその外交政策でパレスチナに対する支援をうたうが、こうした歴史的経緯をどこまで学んでいるやら。アラブの本音を良くつかんだ上で外交やらなければ世界は渡れない。第4次中東戦争のこと。1973年にエジプトとシリアがイスラエルをスエズ側とゴラン高原から攻撃したが、イスラエルのヨムキプールという贖罪日で国民全体がお休みになる時を狙って行われた。我が国では産油国が石油の輸出停止と原油価格の高騰によってパニック状態になったことが記憶にあるが、その戦闘の実態はあまり知られていない。しかし、この戦争が、20世紀の世界史に与えた影響は極めて大きい。OPECの台頭、米国とイスラエルの関係が強化され、また、エジプトと当時のソ連との結びつきが後退し、パレスチナの難民の絶望的な孤立化の始まりでもある。湾岸戦争やアメリカのイラク侵攻もこの戦争に源を発している。
第3次中東戦争は6日戦争と言われ、アラブ諸国・エジプトにとって屈辱的なイスラエルの勝利となったが、その巻き返しを図ったのがこの第4次中東戦争である。この戦争後、今日のエジプトとイスラエルの関係は固定化され、国境も決まる。シリアはゴラン高原を取り戻す事ができなかった。戦況として、緒戦においてはヨムキプールの隙を衝かれたイスラエルはシナイ半島とゴラン高原で後退を余儀なくされ、これまでの連戦連勝の自信を打ち砕かれる。この首謀者がエジプトのサダトである。エジプトとシリアはソ連製の近代兵器である、対戦車ミサイルSAGAや対空ミサイルSAM,対戦車兵器RPGを駆使して大規模な戦車戦を仕掛ける。当初イスラエルはアラブ側の近代戦能力を侮り、戦線を後退せざるを得ず、不敗神話は打ち砕かれた。しかし、ゴラン高原とスエズ運河の両面におけるイスラエルの奮戦で、後半戦で押し返される。これはほんの三週間くらいの戦争であるが、その規模はかつてのナチスドイツとソ連のクルクスでの大戦車戦以来のものであった。イスラエルの反撃に対して、後押ししている米ソの軍事的緊張も高まり、まさにその代理戦争の様相を見せ始めたとき、キッシンジャーの調停策が功を奏し、第3次世界大戦への道には至らなかったキワドい戦争でもあった。イスラエルはゴラン高原での奮戦と、スエズ運河を越えた巻き返しによって危機を脱する事が出来た。このときのスエズでの英雄が後のイスラエルの首相であったシャロンである。緒戦の情報収集の誤りは時の政権に大きなダメージとなった。これをきっかけに、かつてシオニズムを軸に建国の主体であった労働党は後退し、パレスチナ政策に強硬な右派、リクードが台頭するのである。この戦いには後半イラクも参戦しており、湾岸戦争へとつながっていく。このとき既にイスラエルは核兵器も所有していた筈である。

6.国際情勢の要

今回のイスラエルとトランプのエルサレム首都宣言は一時的に中断していたアラブとイスラエルの抗争を進展させることになるかもしれない。アラファトのインティファーダの再開が有りうるような報道が日本ではなされている。しかし、そんな単純なものではない。ロシアはアメリカに仕返しするために北朝鮮の核ミサイルをイランに仲介するか、陸路を輸送協力するかもしれない。トランプはよくも悪くも、この事で、世界史に名を残した大統領になる恐れがある?一方、イスラエルは世界が丸焼けになろうとも、自国が安全でありたい国。当然、核兵器も持っている。アラブ諸国はこれから核兵器を持ちたいだろう。そこで北朝鮮が登場。アメリカがこの線を訴えて国内世論を高め、北朝鮮を攻撃することが最も恐ろしいシナリオである。

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 日本にとってイスラエルは殆ど意識されない遠い国家に見える。一方、中東は石油の供給源であり日本の産業の生命線であるようだ。しかし、今や産業の素はCPUである。中でもインテルのCPUは最も大きな役割をもっている。これを生産しているのがイスラエルであることが知られていない。今やインテルの戦略はPCからAI、自動車産業にシフトしており、その中心をイスラエルに置いている。この本はイスラエル礼賛に満ちており、読むにはうんざりするが、それにしてもイスラエルの発展ぶりには驚かされる。日本がどんどん取り残されていることに、空しさを感じるほどだ。著者米山氏はイスラエルのベンチャーと軍事技術を核とした発展に羨望の念を持ってレポートしているのだが、必ずしもこの国に住みたいとか幸せを感じてはいない。
 イスラエルの発展のきっかけは東西冷戦の終結とソ連の崩壊である。もともと、移民の受け入れに熱心であったが、1882年からロシア・東欧から3.5万人が皮切りに建国以来だが123万人、戦後の移民の300万人の3分の1を超える。彼らはソ連で教育レベルの高いグループでソ連崩壊後、ロシアに見切りをつけて移民してきた。ソ連時代もポグロムといった迫害でユダヤ人は苦難の道を歩んだが、そのつけがきた。イスラエルの特徴はエリート教育と徴兵制にある。諜報機関モサドは有名だが第4次中東戦争の教訓として8200部隊という諜報サイバー部隊と、タルビオットという徴兵者30人を毎年選抜し、理工系技術者集団をエリート教育し、新兵器の開発に当たらせる仕組みを持っている。ドローン、自動運転技術、顔や指紋認証、アイアンドームと呼ばれる近距離ロケット砲防御システム、弾道ミサイル迎撃のアローミサイル開発など世界の軍事技術をリードするに至った。今後、レザー砲、レールガンなどの新技術は彼らが開発すると予測される。
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ハマスのロケットを90%打ち落とすアイアンドーム

また、18歳で徴兵された若者は3年後、平均12カ国を周り世界を体験して45%が大学に進学する。そうした費用は徴兵期間中に貯金ができ、これが学資にもなる。だから彼らの大学入学年齢は23歳以上になり、現役入学生が重んじられる日本とは違う。彼らは高い目的意識をもって大学生になるのである。日本では到底実現できない社会システムである。
 移民の国であることから、ベンチャーに対して果敢な挑戦をする。彼らは3回ぐらいは失敗し、そこから学んで成功体験を得るのである。8200部隊はサイバー情報部隊であり、5000人ぐらいが従事しているが実態は不明である。近年ではシリアの核施設を破壊する情報、また、イランのウラン濃縮プラントを無力化することに成功している。こうした軍事技術関係者がアメリカでは大学教授になったり、車の自動運転、ウーバーのようなタクシーのスマホ利用の相乗りシステムなどを生み出している。
 エリートの育成に対して徴兵制を基盤に、高等教育への仕組みも機能している。幼児教育から大学教育に至る仕組みは我が国の教育制度もそれほど劣っているわけではない。しかし、その内容として、ユダヤ教のトーラ、タルムードといった3000年の古典にもとずく民族の知恵が支えている。日本でも古典文学を学ぶが生活からは切り離される。このことは日本では真似のできない点である。
 イスラエル人、ユダヤ人は議論好きであり既成概念の打破に熱心である。混沌の中、生存をかけてソルーションを見出す力はすごい。しかし一方では自己主張の強さ、自分本位といった批判もあり、イスラエルに住むと緊張感が高く、幸せな国かどうかは移民の事情もあり、出身地との相対的なものであろうか。日本人は規則遵守に価値をおく。移民をあまり活用してこなかった。保守的な官僚がネックだが、社会は平和であり、安定した秩序のなかにある。優秀な人間は官僚、医師、大企業に行き、学者にはなってもベンチャーに行かない。このことが今日の低迷を招いている。常にイノベーションを生むイスラエルと日本の良さを交換するダイバーシティが求められる。著者の願いでもある。

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# by katoujun2549 | 2018-01-17 13:08 | 書評 | Comments(0)

大相撲初場所3日目 両国国技館

60年ぶりに両国国技館の大相撲初場所に行った。3日目。十両の取組が終わったところだった。1階の南側12番目の枡席に大人4人が座ると結構きつい。前2人が足を手すりの下に潜らせると後ろの人が楽になった。昔はお茶屋さんがやたら焼き鳥やら、弁当、お菓子などを持ってきて、帰りは風呂敷にいっぱいお土産を持って帰ったもの。今は注文しないと出てこない。せいぜい、焼き鳥と缶ビールになったから変わったもの。子供の頃は、これが楽しみだった。多分、こうしたお土産が席料を高くしていたのだろう。改革されたのである。馬鹿でかいせんべいやらチョコレートなどあったが、べつに欲しいというものでもなかった。幕内のそろい踏み、横綱土俵入りと続く。白鵬、鶴竜、稀勢の里と横綱の土俵入りを見るのは嬉しいもの。

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幕内の取組の最初は前頭16枚目竜伝ー朝乃山から。石浦の下手投げ、阿炎、千代丸が順当な勝ち。蒼国来対安美錦は応援むなしく残念ながら安美錦の負け。今日のハイライトは稀勢の里、白鵬に土がついたこと。白鵬が負けたときは座布団が飛んだ。鶴竜は今回は調子が良さそう。危なげない勝ち。

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昨年末の日馬富士事件と相撲協会の対応でマスコミを賑わせたが、相撲観戦はやはり楽しい。日本人のみならず、外国人も楽しそうだ。幸せの一瞬だろう。今や横綱白鵬は悪役と化し、倒されると大いに湧いた。


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# by katoujun2549 | 2018-01-16 21:33 | Comments(0)

イスラエルと日本はアメリカ合衆国の子分となり、身の安全を図ってきた。日本がアメリカの言うことを聞いてさえいれば、上手く行くと思い、へんてこな、トランプ政権とも仲良くしてる。それに対して、イスラエルはアメリカにおけるユダヤ人勢力やロビー活動を通じて、大きな影響を与え、支援を受けている点が大きな違い。日本は停滞の20年間ですっかり先進国の発展から取り残された。一方イスラエルはしたたかで、賢い。医療、製薬、軍事、セキュリティ、AI、ベンチャー企業など人間が生存に必要な分野に特化し、イノベーションを続け、アメリカの企業は彼らを取り込もうと躍起である。日本はユダヤ人に習い、戦略的に国際社会で生きる道を整えるべきだ。日本は中東の石油の輸入に依存しているため、どうしても アラブに同情的。確かに、ドイツのユダヤ人イジメは物凄く、600万人が殺された。また、イスラエル建国や中東戦争は彼らの犠牲に立ったものである。NHKのニュースではトランプのイスラエルの首都をエルサレムとする宣言にパレスチナ人の反発のデモが大騒ぎのように報道されている。彼らの怒りはごもっともかもしれ無い。しかし、現実はそうだろうか。ネタニアフ政権は相変わらずヨルダン川西岸の住宅開発とユダヤ人移住を進めている。オバマが批判してもどこ吹く風。NHKやニュース解説の達人、池上彰氏も言わないが、日本ではパレスチナに同情的な報道が受ける。その理由はいくつかある。まず、現実を認識しようとしない。同情の的であるヨーロッパから移ってきたユダヤ人は既に高齢者である。戦後70年も経つから、当時20歳の若者さえ90歳、ホロコースト経験者は希少なのである。彼らの二世ですら高齢者である。イスラエルの政党は労働党とリクード、共産党など10以上の多数政党だが、日本人がイメージするユダヤ人は労働党で、当時の首相はアラファトとオスロ合意を成し遂げ、対アラブに寛容な姿勢であった。ラビンは暗殺された。


彼らはリクードに政権の座を譲って今はネタニアフが首相だ。リクードの支持母体は戦後、アフリカやロシア、中東から移ってきたユダヤ人で彼らは中東戦争を支え、上昇志向も強い。イスラエルの医療はユダヤ人が握っている。パレスチナ人は彼らの医療を受ける事ができる。ヨルダン川西岸の入植者はこうした新手のユダヤ人であり、パレスチナ人に囲まれても平気で暮らしている現実に目を向けなければならない。彼らが入植すると住宅を建てるが、その住宅を建てる労働者はパレスチナ人なのだ。彼らはお陰で失業者にならない。入植者のお陰で生活が成り立つ何とも皮肉な結果なのである。

アラブの大義としての反イスラエルはイラクのフセインが言い出した事で既に死語だ。反イスラエルはイランイラク戦争の失敗をアラブの大義で覆い隠すのが狙いだった。そもそも、アラブは一枚岩ではない。仲が悪い。ヨルダンは第一次中東戦争の仕掛け人だが、本来ならアラブの盟主のフセイン家だが、サウジアラビアにメッカがあるため、スンニー派の原理主義者のサウド家にお株を取られ、かつ、フセイン家の奥方はイギリス人である。イスラエルの仇敵はシリアだが、第2、第3次中東戦争でイスラエルに完敗。今や内乱でアサド大統領は身動き出来ない。イランはイスラエルを敵とみなし、テロ集団ハマスの本家だが、これはイスラエルをアメリカの傀儡とみなし、反米のとばっちりなのである。イランとサウジアラビアはシーア派とスンニー派の千年来の敵同士。イランは隣のレバノンの混乱に乗じ、ヒズポラをイスラエルがレバノンに攻め込まないように送り込む。ガザ地区はハマス支配だが、イスラエルに封鎖された。ガザ地区から2000年から2006年にかけて4000発のロケット弾と迫撃砲弾の攻撃を受け、また、2012年には400発のロケット攻撃を受けた。イスラエルの迎撃はこのロケットを当初40%、後には80%迎撃している。イスラエルのロケット技術はすごい。このことの報道は少なく、ガザ地区に対するイスラエルの黄リン弾使用などが非難された。2017年イスラエル空軍機にシリア軍がS200地対空ミサイルが発射されたが、これをアロー2という対ロケットミサイルが撃墜した。戦闘機を狙ったロケットを撃ち落とす技術を持つに至ったのだ。ガザ地区ではイスラエルにハマスが封鎖され、今やイスラエルは軍事的には最も安定した時代なのである。この簡単な事を何故報道しないのだろうか。イスラエルはこうしたアラブの不協和音を敏感にかぎとり、ここぞと親ユダヤのトランプを招いたのである。


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Phase1 逆流性食道炎

今年の正月は逆流性食道炎とインフルエンザの両方に見舞われ、最悪の事態となった。正月の3日、咳き込んだとたんにいきなり朝食を戻してしまった。咳が止まらない。下痢までしてしまった。最初はノロウイルスに感染したかと思い、消毒薬を買った。1日寝ていた。胃袋が石になったように違和感がある。咳はあっても吐き気は消えた。しかし、咳が止まらない。喘息のような咳は逆流性食道炎の症状のひとつであることがネットで調べ分かった。胃の消化力が弱ると腸に影響し、下痢を引き起こすらしい。変わらず咳が止まらない。10日になっても咳が止まらない。胃から胃酸が食道に漏れている。すると気管も胃酸で刺激されて喘息状態となる。胃酸の分泌をおさえるプロトンポンプ阻害剤を飲むと症状が和らぐので、大塚医院に行って咳の薬と胃腸薬を処方してもらった。早速飲むと咳が和らいだ。効果覿面。

Phase2 インフルエンザ

ついでに熱を測ったら37度で微熱が ある。家に帰る途中、COCO一番でカレーを食べたが食が進まない。夕方熱を測ると38度もあるではないか。体がだるく全く食欲がない。こりゃあインフルエンザだと思い、大塚医院に電話をしたら、発症後12時間くらいたたないと検査が判定できないから明日来て下さいという。熱はどんどん上昇、38.5度になった。検査などしなくともインフルエンザに違いない。熱のせいか体の節々が痛い。早くタミフルを飲めば回復も早い。翌朝、9時の開院を待って大塚先生に見ていただいた。細い試験用の綿棒を鼻に突っ込まれた。この検査一瞬だが痛いんです。結果はA型の+判定。待合室に戻れず、別室の治療ベッドに移され、タミフルをもらった。家に帰り早速飲むと、夕方には熱が下がってきた。これも効果覿面。一日ベッドで寝ながらテレビばかりを見ながら過ごした。多少食欲も出てきた。お餅とパンを食べた。タミフルをもう1錠飲むと、夜中には平熱に戻っているではないか。これで、一件落着か。とにかく、人に移さないように5日は接触を避けねばならない。
今年の正月は逆流性食道炎とインフルエンザのダブルパンチでノックアウトとなりました。

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 師走のマスコミは相撲協会の日馬富士暴行問題に端を発した、貴乃花理事と相撲協会の対立問題に終始し、北朝鮮関連と合わせて、推測ばかりが先行した時間つぶしだった。相撲協会は公益法人であり、自分もある公益法人の役員をしているので他人よりは興味がある。貴乃花理事は改革派であり、調整形の八角理事長とは波長が合わない。まぁ、普通理事長というのは順調な時はそのようなもの。しかし今回の事態は異常時、そこでは理事長の意見は全く聞こえず、高木危機管理委員長や、池坊評議員会議長の貴乃花に対する手続き論的な責任問題に終始し、事件の本質は取り残され、社会も当事者、被害者も取り残された。公益法人といっても、改革においては何も目新しいことができるというわけではない。とにかく、相撲協会は大相撲の人気、NHKの放送料、スポンサー料、観客席収入が命。改革と言っても協会が相撲以外の仕事やこれまでと全く違う仕組みづくりをするのはマイナス面もあり、又、力士達の理解が得られないでしょう。貴乃花もそんなことを望んでいたわけではない。しかし、経営がきちんと出来ているとは思えない。まっとうな経営と正しい措置が行われなければ相撲という競技が衰退してしまう。暴力問題に関する今回の相撲協会側の取り組みが十分だったとは思えない。相撲は国技では無いが、公益性のある事業。


 未来を考えると、マイナスチェックや秩序維持の意思決定ばかりをしていたら、次第に縮小し、若い人が相撲から離れ、モンゴル人相撲ばかりになってしまう。大相撲というのは相撲としての競技水準が一番高い、プロだから当たり前だが、アマチュアスポーツにも相撲はあり、こちらは独自の発展がある。あくまでも、興行の世界。マネージメントに関して問題は人材である。最近は相撲界にも大卒の関取が増えたが、おそらくスポーツの中でも選手の教育レベルがもっとも低い世界ではないか。幸いなことに、相撲は他のプロスポーツより、暴力団との関係は薄いだろうが、そのものが暴力集団では困る。


 大相撲はビジネスである以上、経営とは何かです。答えは、経営とは時代に合った中長期計画、そして市場や世に受け入れらビジョンがあること、そしてそれらを実現する努力をトップが行うかです。多分、貴乃花のジレンマはそこにあるのでしょう。今の理事会や評議員会からそのような意思を持って運営しようとする人が居ないように見える。暴力の無い、より知的な、相撲道とは何か、きちんと議論出来る場が理事会には無い。本来、理事会とはそのような議論の場ではないか。マスコミで発言した経営陣は皆相撲の素人ばかり。このような傾向は日本の非営利組織や法人には良く見られる。相撲協会だけではない。大企業の役員会でも良くある事。ワンマン経営の二代目になると創設時の熱気や情熱は失われて、出る杭は打たれて、現状維持になる。手続きはかりが議論され、事務局や理事長、一部の権力者が仕切る理事会となってしまう。それだったら発展は無い。おそらく、貴乃花理事の理想を実現するには、貴乃花部屋が日本最大の相撲部屋になり大きな影響録を持つに至るしか無いだろうか。あるいは、国際化によってモンゴルに頼らない体制を作ることである。



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ナポレオンはローマ法皇にキリストは実在の人か?と聞いた。法皇はナポレオン閣下が今実在されるのと同じように確かなことですと答えた。ローマ法皇も恐れぬ権力者の発言だ。しかし、当時の理性信仰が広まっていた、ヨーロッパでは、聖書の記述は信仰の世界であり、歴史的真実ではない。非科学的世界のことと思う人が知識人を中心に多くなった。これは19世紀には支配的な考えだった。ところが、イギリスを中心に植民地政策で、中東の支配が進み、考古学が科学的な影響から学問となり、ウルやウルクの発掘、エジプトの王家の墓が発掘されたり、聖書の世界がノアの洪水まで含めて、かなりの真実が証明され始めた。アラビアのロレンスもその発掘考古学者団の一員であった。エルサレムやガリラヤ湖の周囲のイエスキリストが伝道した諸都市も第一次、第二次大戦、中東戦争などを経て、発掘は遅れていた。第4次中東戦争以降、イエスが伝道したガリラヤ湖周囲の諸都市が発掘され、様々なことがわかってきた。死海文書の解読も行われ、バプテスマのヨハネなどは、エッセネ派の流れということも理解されてきた。イエスキリストがいた時代の生活環境などから、聖書の記述がかなりの事実であることを発見した。又、中には旧約聖書との整合によるこじつけ、後の世に書き加えたり、想像の産物だと見られる部分も明らかになってきた。興味深いのは後の世の名所旧跡や伝承より、聖書の記載の方が予想を越え、正確なことだ。イエスやマリア、ヨセフが実在した諸都市の記述から、イエスだけが存在しなかったことはあり得ないという


今月のナショナルジオグラフィックにその伝道旅行の真実性について特集が組まれた。キリスト教にとって、歴史的な真実かどうかは重要な要素である。それは、キリスト教の神は歴史的世界に現れ、人間に歴史の中でその権威や真理を伝えることが重要な軸となるからだ。旧約聖書も歴史の書である。エルサレムにはイエスが十字架につけられるまでに通った道や、神殿の跡などがあるが、考古学的に立証されたものではない。ところが、1970年以降発掘されたナザレの遺跡には、マリアやヨセフが暮らしていたと思われる住居跡が発掘されている。これらはかなり信憑性が高いものも含まれている。もちろん、イエスのエルサレム入り以降の足跡は新約聖書のハイライトだが、実際にイエスが歩いたのは推定で3年ほどの間ガリラヤ湖の周辺の小さな町々である。これらは何処にあったかはわかっていないものが多い。近年それらが発掘され、聖書に書かれているガリラヤでの伝道の足跡も明らかになってきた。ベテスダの池も修道院の下にあることが発掘された。最初の記述がイエスが育ったナザレの町である。生まれたのはベツレヘムであるとされ、そこには既に聖誕教会があり、毎年クリスマスには礼拝が行われる。観光名所にもなっているが、本当はその場所かどうかは立証されたわけでもない。ナザレには50戸ほどの集落でシナゴーグの跡もある。そこではガリラヤ湖で使う船なども作っていたから大工も住んでいた。そのうちの一人がヨセフだった。マリアが住んでいた家というのは、キリスト教の初期の頃、イエスの家として特定され、既にクリスチャンから礼拝の対象とされた跡が残っているのである。イエスがここで生まれたという説も有力だ。今のカトリックのマリア信仰よりずっと以前にマリアは崇められていたことが分かった。

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マリアの家の近くには、現在の地下聖堂(イエス傳育の杜)と呼ばれる建物群があるが、その地下の地層からは、沐浴場、地下洞、水槽、少し離れた場所にモザイクの敷石が発見されている。構造と様式から、イエスが幼少~青年時代に過ごしたとされるヨセフの家の伝承に良く合致する。マリアの家と同様に粗末な家は、地下洞に隣接していた。内部にはマリアに関する落書きなども見つかっている。

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ナザレは2つの渓谷に挟まれた、岩肌のゴツゴツする小さな山村と言えるだろう。住民はほとんどが職人か農夫で、オリーブ園やぶどう畑を営農し牧畜を営む農村地帯であり、ガリラヤ湖畔の喧騒とは無縁の土地でもあった。しかし、2世紀にはいると事情が一変してしまう。主イエスの出身地という事で、ユダヤ人キリスト教徒には広く良く知られた聖地となってしまう。ユリウス・アフリカヌスの『年代記』には、主の親族が住んでいると記されているし、2世紀の著述家でユダヤ人キリスト教徒のヘゲシップスも主の親族ユデ(ユダ)の子孫について記述している。ユデおよびその子孫は、ナザレで農夫として過ごし、ユダヤ人キリスト教徒とも暮らしていた。 ナザレ周辺にはイエスの一族が暮らしていた。


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# by katoujun2549 | 2017-12-26 17:43 | Comments(0)


クリスマスの25日、スターウォーズをバルト9で見た。月曜日、65分の回は半分くらいの入り。1223日・24日の映画動員ランキング(興行通信社調べ)は、最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が、土日2日間で動員45万人、興行収入69600万円をあげ2週連続1位を飾った。

152分と長い映画だった。しかし、退屈せず最後まで見きった。ルークスカイウオーカーのマークハミルもレーア姫キャリーフィッシャーもすっかり年を取っている。レーアの後指揮を執ったホルド中将役を演じたローラダーンはジュラシックパーク1、3作に植物学者役で出ていたが、これも婆さんになっていた。とにかく寿命の長いシリーズだから仕方がない。


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レーア姫 キャリーフィッシャー
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ローラダーン
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キャリーフィッシャーは1年前に亡くなり、エンドタイトルにin memory of CarryyFisherとあった。年の割には老け込んでいたのは薬中毒のせいだそうである。ハンソロは出なかったが、ハリソンフォードも87才だとか。帝国の逆襲が最高傑作と言われるが。当時の登場人物や。チュウバッカー、R2-D2C-3PO、ヨーダも出た。フォースの覚醒、ローグワンも見たから、今回はそれらを背景とした作品だから是非見たかった。予想を上回る出来。エピソード8という事だが、来年公開のエピソード9が最後という。フォースを軸に宇宙で繰り広げられる、まるでおとぎばなしだから、細かなことは言わずに、楽しめた。もちろん、真空の宇宙に放り込まれたら、あんな風にまともには戻れない。ダークサイドと共和国のレジスタンス軍の戦いなど、いくつかの伏線をまとめてドラマをまとめ上げた手法は凄い。レイの役を演じる女優、デイジーリドリーはグラマーでもなく美形でもないがぴったりの役柄である。彼女がルークの子供か、推測するのもこの映画の楽しみである。

スターウオーーズは結構ロケで舞台設定している。カジノのシーンはクロアチアのドブロニク、最後の戦闘のシーンはボリビアのウユニ塩湖、ルークスカイヲーカーの隠遁の地はアイルランドの世界遺産スケリックマイケル島だそうである。こんな風景を大画面で見ることも楽しみである。
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# by katoujun2549 | 2017-12-26 01:02 | 映画 | Comments(0)

柳家小春さんは小唄のプロだが、中野の古民家カフェのモモガルテンで、JAZZコンサートを行った。志賀由美子さんのギターが伴奏だが、素晴らしい演奏だった。


バードランドから始まって

ミシェルルグランジャズ

you spring cold

skating in Central Park

smile

黄昏の街

星に願いを

ジョンレノンのHappy Christmas

など、大いに楽しませてくれた。

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スベトラーナアレクセイビッチのチェルノブイリの祈りについて、翻訳者の講演、バージナルと古楽器フルートの演奏、立川らく人さんの落語など、小さいが、趣きのある企画が、2ケ月に一度くらいある。家から1分のところだから気楽に行ける。そもそも、無名の新人やニッチなテーマだから、多いときでも40人くらいだが、内容は良い。入場料2000円でワンドリンク付き、食事も1000円のプレートがつく。




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クリスマスの祈り

在天の父なる神さま、クリスマスを祝う恵みを与えられますことを感謝します。あなたの一人子をこの世に賜り私達の罪を贖いくださいましたことを記念する良き日に兄弟姉妹と共に心から我が主イエスキリストの御名を賛美し、あなたの一人子、我らの主の十字架の苦しみと贖いによって私達が救いの中にあります事を感謝します。
 ご恩寵を覚えず、自らの罪を覚える愚かさ、罪深さを懺悔いたします。私達が与えられたこの世界がご計画によって作られ、貴方の栄光を表すものとして築く事ができますよう道をお示し下さい。世界は過去の教訓を忘れ、再び力と富こそが世界を主導するという誤った考えが蔓延しつつあります。愚かな核兵器によって力と力の恐怖によって世界を支配することは許されることではありません。
主が十字架によってお示しになられた愛と絆こそが力であり、新しい世界を導くものであると信じます。その事を証しし、聖霊の御力によって福音を伝える使命を果たす事ができますよう導いて下さい。 あなたの一人子のご降誕の奇跡とそこに示されたご計画を信仰をもって受け入れます。
 私達一人一人がクリスマスの喜びと感謝をもって、新しい年を迎えますように。「いと高きところに栄光神にあれ、地には平和が御心にかなう人にあれ」と福音にあるように、主と共に歩み続けます。どうかこの罪深き私達が多くの悲しみの中にある人びと共にあり、祈り、奉仕することを許して下さい。災害に遭われた方々の復興、あるいは、平和のために尽くす力を強めて、我が主の御心に適う良き働きを行う事ができますよう。
これから新しい年を迎えるにあたり、社会にあっても、又、個人生活においても様々な試練が待ち構える事と存じます。どうか私達が良き決断と目標を与えられますように。貴方の選びの中にあって問題を解決できるよう知恵をお与え下さい。クリスマスにあたり感謝と願いを貴き主イエスキリストの御名においてお祈りもうしあげます。

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12月17日日曜日、錦糸町の墨田区総合体育館で第28回学連OB剣友剣道大会が開催された。この大会は大学剣道部のOBを参加者とする剣道大会、実業人、教員、警察官など職業人の混成大会で、内容も8段の選手も混じるのでレベルも高い。決勝戦などは全日本クラス以上の試合を見る事ができる。

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1部決勝戦 日体大対国士舘大

年末の第2週、3週の日曜日にいつもは東京武道館で行われてきた。今年は珍しく墨田区スポーツセンターで開催された。年齢別に男子は1部から3部、女子とチームが編成され、今年は1部から3部まで国士舘大学が優勝し、層の厚さを感じさせた。女子は清和大学が優勝。
自分は一橋大三部で三人戦中堅出場。先鋒が負け、何としてでも負けられない。一本取りたい。対戦相手は防衛大学のO選手で上段。惜しい小手が右小手に当たるが、審判には見えない角度。上段にはもっと間合いに入って、打ち込ませ、打ち返す必要があると思う。上段や二刀には横面とか、逆胴、突きで攻めても良いのではないか。そうしないと正眼は二刀や上段の相手を崩す手立てが無い。東大の二刀が、国士舘から、散々横面をはられ、何時に無く防戦気味だった。なるほどと思った。圧巻は法政対国士舘の大将戦。上段の法政高橋に中段桜木。
見事に右小手と面で制圧し、対上段のお手本を見せてくれた。

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 日本は戦後、戦争の荒廃から見事に立ち直って20世紀末までに、経済大国となった。ところが、教育に関しては失敗の連続である。確かに近年もノーベル賞をとる人材がいるが受賞者の多くはむしろ戦前の教育の延長線上にあり、彼らが教えを受けた先生方は戦前の教育を受けている。あるいは、海外に留学して才能を伸ばしている人が多い。戦後の教育は大失敗ではなかったのか。個性ある創造力に富んだ人材を作れと政治家や経済界のお歴々は宣う。一向に生まれない。無い物ねだりとしか言いようがない。
 それは底辺の基礎学力のある人材が減少しているからである。創造性は無からは生まれない。昔は大卒は5%位の時代があった。明治時代の発展性は庶民の高い学力にあったと自分は思う。国語力などは昔の庶民の方があったのではないか。そのような親に育てられたてられた子供は学歴に関係なく立派な仕事をする。エリート教育と基盤の育成は両輪だ。いくら一部のエリートが立派な仕事をしても一般の国民がそれを生かす事ができなければ終わってしまう。確かに東大は優秀な人材集団だが、全体の底上げに貢献していない。
 
 今やテレビの美人アナウンサーに東大卒がゴロゴロいる。あたり前である。あのような創造性のない職業、決まった内容を正確無比に伝える言語能力で出世できる。しかし、社会の発展には全く貢献しない。会社をおこしたり、発明などしない。難関のアナウンサー試験に合格しただけの人である。それこそ東大の得意とする分野。
 教育の目的には国民の一定の知識が国力の維持に必要な水準ということがある。しかし、その方法においてはやはり限界が生まれている。戦前は富国強兵を目標に一部のエリートの育成を急務とし、多様な教育制度が出来上がった。ところが、これらは崩壊、東大を頂点とするピラミッド形の構造になった。これが幅広い人材の育成を阻んでいる。特に憂うべきは底辺層の地盤沈下。近年日本の底辺層の学力は著しく低下し、文盲に近い。彼らは今や漫画しか読めない。また、高度な学力を身につけた指導層を形成するためのいわゆるエリート層を蓄積する事も大切であるが、そこにおいてもあまり成功していない。とにかく思考力が無い。勿論、家庭教育や個人の努力によって達成されている部分は統計的に認識されていない。実は家庭教育の優れた影響を受けた人間が僅かながらエリートの基盤を維持しているのであり、学校はあまり貢献していない。一国の総理大臣が高校生並みの漢字読解力であることが国民に知れ渡る程である。多分彼は学校でしか勉強しなかったのだろう。
 日本語の教育に失敗しているのに英語で成功するはずがない。未だに This is a pen.とかやっている。中学3年までの英語なら1年で習得できるはず。確かに今のやり方では落ちこぼれ続出だが、これを起こさない研究がなされていない。頭の良い学生ばかりを集めた開成高校あたりでは中3で高校までの英語力をつけるので不可能なことではない。学力段階別の英語クラス編成をすれば良いのだ。これがなぜできないのだ。仕組み作りに難点があるし、教育に熱意がない。
 日本の学校教育は人間をいかに従順な、組織内で要領の良い人物を育てるかを最大の目標としている。戦争で戦える体力も無い。創造的な知力を持つ人間は育てない。芸術に例をとると、実に低レベルで、役にも立たない小学生だけに通用する笛だの太鼓しか教えない。何でギターとかバイオリン、ピアノ、オルガンが教えられないのであろうか。教える人がいないという理由だけで、最初からその気が無い。今、世界的に有名な交響楽団がベネズエラにある。ベネズエラ全国青少年管弦楽団は日本にも来て感銘を与えた。これはそのメンバーが皆スラムの住人で不良少年から更生したものばかりということだ。カラカスのガレージで11人の子供に音楽演奏を指導したことからスタートした。現在は国と民間からの財政支援の下に、25万人の児童・青少年が参加し、計210のオーケストラを擁する全国組織に発展している。財団は、2歳半以上の子供を公募、無償で楽器を与え、年齢や習得段階に応じて毎日訓練する。14歳以上の優秀な子供には、カラカスの「ベネズエラ全国青少年管弦楽団」のメンバーとなる道を用意し、住居から生活費まで提供する。日本は基本的に個人に帰属するものに教育の公費を投入しない。国民の50%が低所得層の国でもここまで出来る。
 昔、学校で国語のテストが平均点以下だから親身に心配したり怒ってくれた教師がいただろうか。英語の成績が良いから海外留学を人生の目標にするアドバイスをしてくれる教師がいただろうか。彼らが怒るのは、遅刻をしたり、教材を忘れたり、くだらない授業で眠くなった生徒を自分の教え方が悪い事を棚に上げて、腹いせで癇癪を起こす時ではないか。出欠を取らないと授業に出る生徒がいなくなる恐怖感が裏にはある。彼らは何でも丸暗記し、一定のテキストの知識内容を消化し、要領よくこなす事だけを求める。だから、受験が無かったら殆ど覚えないし、受験しか動機が無いから、これが終われば全て忘れてしまう。要は考える事をしない学生にとっては今のままでも、どうしたって成長なんてしないから何もしないのと同じだと言う事です。規律に従うとか、学校が要求することをこなす事が勉強だと思って東大や京大に入ってそのまま官僚や大企業で昇進していく事が日本の将来を約束するとは到底思えない。マジョリティを大切にして、金を使わなければ良くならない。日本の受験の頂点東京大学は官僚の養成学校としては定評があるが、世界に通用する日本の製品、文化のうち、彼らが作ったものがどれだけあるだろうか。カラオケ、マンガ、青色発色ダイオード、ファッション、これらの日本の偏差値の高い学校出身者がどれだけいるのか。あの学力の固まりのようなノーベル賞でも、世界のトップ校として東大は少ない。これからの日本を支える人材作りに国家が責任を持つべきである。

今の日本の教育は集団指導をもとに発展し、個人のニーズに対応していない。江戸時代の寺子屋は実質的には個人教育であった。5~6才の子供から12才くらいまでが一緒に学んでいた。年長が幼少の子供を教えることもあった。先生は逆さまの位置から書道の朱を入れたり、集団のなかで個別指導できた。富国強兵のためには効率が悪かったから、今の教育が悪いとは言えない。しかし、AIなどのソフトの発展においては、これでは追い付かない。日本は完璧にAIにおいては、アメリカ、ヨーロッパ、中国に二周遅れとなってしまった。これを挽回するには個人指導の徹底が日本の教育のかだいであろう。


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# by katoujun2549 | 2017-12-19 01:30 | 教育 | Comments(0)
(形を学ぶ)
日本剣道形は全日本剣道連盟の段審査の課題となっているが、その為に形は審査のために稽古されることが多い。これは残念なことである。古流の形を原点としているが、七本と小太刀の3本は江戸時代の武士の生き残りの剣道指導者が丁寧に剣道の本質を残すために各流派の極意として残すべき技を基盤に作った様式である。目的として流派の壁を越え日本刀を使う剣道の本質を伝える意図を持った文化財である。

(形から竹刀剣道を考える)
竹刀剣道との関連を直接的に求めるものではない。竹刀剣道は相手を打ち、隙を狙い、技をかける、そして、試合や日頃の稽古の基本である。しかし、礼から始まる剣道の様式は形をベースとして形成されている。形こそ日本の剣道の原点である。竹刀は刀より軽い。そして、最大の利点は安全であることだ。日本刀は一旦降り下ろせば怪我をしたり致命傷になる。やり直しがきかない。竹刀は無駄打ちが可能。竹刀剣道は安全と引き換えに本当の切り合いではないからこそスポーツの一つにもなっている。竹刀剣道は日本刀の刀法とも違う。あくまでも、身体の運用と平常心の鍛錬である。日本刀では飛び込んで面を打てるだろうか。形では全てが打太刀に応じているではないか。
日本刀は左右の手を詰めて柄を握る方が使いやすい。手の内だけで振ることが出来る。重量と空気抵抗の無い刀身から、振る時の剣先の速度は竹刀より早い。
竹刀剣道には独自の発展性がある。打突部位が限定されている。正面からの面、小手、突きが基本である。かわす技は4本目くらいだ。この事が、かつての武士の時代の戦いとは違いをもたらす。例えば刀の斬り合いは袈裟切りが早く、正面の面を打つのは難しい。竹刀の稽古を意識した形である。しかし、剣道の原点を学ぶ意義は大きい。

(形の効用)
また、効用として、形の稽古は相手を尊重し、相手と合気になり、気持ちをひとつにする意義がある。そこで、相手を尊重する関係性が生まれる。竹刀剣道はどうしても攻撃性の衝突であり、相手を尊重する目的には叶わない。剣道仲間同士は互いに相手の剣道を批判する。竹刀剣道では相手の弱点をつくから当然だ。また、理合というものは地稽古では身につけることが難しい。むしろややゆっくりとした責め合いの稽古から発展させる必要がある。例えば5本目の上段に対する攻め方はこの擦り上げが基本である。六本目の小手すりあげ小手は竹刀でも難しい。しない稽古では何故か膝をつく胴打ちは稽古しない。しかし、七本目の胴も胴打ちの理合が込められている。

(剣道学習と形)
高段の剣士が真剣に形を学ぶ理由がここにある。もちろん、直心影流、小野派一刀流などの古流も良いが、教える場所や指導者に限りがある。剣道の様式や精神性は形から生まれる。日本剣道形に限らない。形の奥行きは深く、日々の稽古が行われなければ意味がない。ただ形や順序だけを教える県連の講習会などでは到底伝えられない。機、目線、足の運び、気勢、足の引き付けなど、竹刀剣道では忘れがちな基本が身に付く。区の剣連などの講習会でこれらを丁寧に教えることが無いのは残念である。今のように、集団指導だけでは発展段階の異なる人にその剣道形の矯正は難しい。指導者のレベルもバラバラだ。必ずしも段が反映されない。欠陥のある指導体制で良いわけがない。木刀を使った10本の形が級審査に使われている。しかし、これは竹刀での稽古の基本であって日本刀とは関係がない。審査だけのための形稽古は審査が終われば忘れてしまう。さりとて、形の試合というのも基準が分からない分前向きに取り組む気にならない。形の稽古の楽しさを全面に出して竹刀稽古の基本であることをよく説明すべきではないか。

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アニメ 怪獣惑星ゴジラを新宿東宝シネマズで見た。瀬の下寛之監督作品。1117日に公開されて3週間以上経つが、1450分の回は満席だった。ゴジラは昨年のシン・ゴジラの延長線上だが、あのゴジラに地球文明は破壊され、人類は異星人の助けを得て宇宙に脱出する。初のアニメゴジラで、三部作の1作目。アニメであるが故に可能なスケールが実現している。アニメのレベルは、SFアニメの攻殻機動隊を彷彿とさせる。ストーリーはパシフィックリムとか、トランスフォーマーに出てくるような地球上の常識を超えた物質と生態、進化を行う超生物ゴジラという位置付け。時代が現代では無く、宇宙時間で万年をタイムスリップした地球という設定が面白い。その地球はゴジラに支配されている。これまでの人間が中に入って演じたり、ストップモーションで撮影したゴジラとは違うスケール感がある。評判どおり、前半は眠気を誘う。前日譚や経緯を説明するからだ。元々不合理なシチュエーションなのだから、文章で表現するのも手ではなかったか。丁寧な画像を楽しむことでも救われる。ゴジラが1万年後、異星人に教わったテクノロジーで26年宇宙を彷徨う人類の物語という設定がユニークだ。これまでのゴジラファンの想像力をさらにかきたてる作品となった。次作もヒットを伺える。しかし、物足りなさも残った。それは、従来のゴジラは必ず都市に現れる。そして、我々の日常を木っ端微塵に破壊する恐怖が無いことだ。これは核戦争の恐怖にも繋がるのではないか。これはむしろ密林のジャングルを舞台にするキングコングとかジュラシックパークの文明批判的なモチーフと混乱してしまう。

歌舞伎町の喧騒
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ブレードランナー2049も都市の喧騒や腐敗画像として重要な背景だが、アニメゴジラの世界は宇宙とジャングルなので、想像力が追いつかない。歌舞伎町を粉々にしたら面白いのだが。


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# by katoujun2549 | 2017-12-10 18:07 | 映画 | Comments(0)