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韓国の徴用工賠償訴訟 最高裁判決に思う


個人的に我々日本人に礼儀正しく、親しく接する韓国の人々がひとたび国家のこととなると全く理解不能な反応をとる。彼らには民族という概念はあっても国家とは何か、日本人とは違う感覚、あるいは全く理解していないのかもしれない。国民国家として自らの手で国家を形成したのだろうか。日本も今の国家は憲法にせよアメリカに押し付けられたものだと言う人がいる。しかし、国家同士の約束などは責任をもって守る。

 韓国の徴用工賠償訴訟 最高裁判決は日本にとっては国際法を無視し、韓国の法治国家としての体をなさない、国民感情だけを判断した彼らの思考に驚き、また、失望した。この国の国民感情は国際条約などは全く知らない破廉恥なもので、政府もそのような教育をし、司法も身を任せていれば良い。これでは韓国とはまともなおつきあいはできないと感じさせるものであった。かつて、明治政府が韓国の近代国家としての脆弱性に危惧感を持ち、いずれ、朝鮮半島がロシアに併合の憂き目にあうという予測をした。閔妃暗殺の原因であり、日露戦争後の日韓併合につながったことなのである。これは彼らの悪夢でもある。韓国は必ずやそうした誤謬の報いを受けるだろう。

 日本に対し妄想に近い被害者意識を常に抱くこの国は、自らの歴史を都合主義で塗り固め検証しようとしない。今年に入って急転回している北朝鮮との平和外交は、核廃絶に向けた北朝鮮への国際的な制裁と並行して行われている。日韓米の三国の連携が求められるこの時に何を考えているのか。韓国はその先に何をめざしているのだろうか。常に目ざとい韓国人裁判官は何かを見つめている。
 
文在寅政権は経済政策に関しても、軍事戦力にしても無策に近く、この分野では支持率が上がらない。これでは核を持った北には到底叶わない。在韓米軍なしでは軍事的均衡は守れず、中国に媚を売り、日本には竹島に行ったり居丈高な態度を取ることが国民を味方に付ける方法。

 韓国はその独立が自分たちが抗日活動によって日本の敗戦をもたらし、韓国は戦勝国であるとしたい。残念なことにそんな事実はないし、サンフランシスコ講話条約にも参加していないのだが。中国の抗日戦戦勝70風年の記念軍事パレードには朴恵槿も習近平と顔を並べてアピールした。裁判官たちは韓国の中で知性を持った層の人々だがこれがあの結論であるならその裏に何が隠されているのか。彼らは韓国の産業や行きずまった政治的リーダーシップの打開策として、すでに北挑戦との融和こそが策であると思った。軍事的には核の面から白旗を上げているというより、ソウルを4000門の大砲に照準を合わせられている現実を前に手がない。それならばいっそ北とは並存し、北の核戦力も対外的には間借りして体制が変わったことを口実に日本から金正恩と一緒に金をむしり取る方が得だと思っている。金は何といっても日本の持っていない核兵器を持っているのだから。イミョンパク政権のスタッフであった文在寅が、その時代に徴用工の賠償を否定した当事者の彼が傍観しているのは理由がある。初めから予測された初めから予測された今回の判決は強いものに擦り寄る朝鮮人の妄想で動いた結果である。
 








by katoujun2549 | 2018-11-05 16:57 | 国際政治 | Comments(0)