名門中学校 お受験の報道

二月の1日、2日は都内の名門中学校、一貫校の入試がある。それに合わせて、塾や予備校の受験生が一生懸命に勉強している情景が報道される。自分は中学校から大学まで公立だったから、あのような家族も一体になった受験など経験が無く、いつも興味深く見ている。自分は小学校時代は放任され、親も自分が有名校に行けるとも思っていなかった。妹が生まれたのでそのことでいっぱいだった。自分の友人にも開成高校や名門女子高の卒業生がいる。連中は皆、あのような経験をしてるのだろう。親に期待されるなんて、羨ましい気持ちも半分ある。女子学院や雙葉に行った子が何であんなに勉強が出来たのか。こちらは釣りに行ったり、鉱石ラジオに興奮してる間にしっかり猛勉強してたのだ。ニュースはいつも開成高校や桜蔭の受験生がターゲットで、合格確実な塾から推薦された児が出ている。開成、麻布、筑波附属、学芸大附属、桐朋、海城、巣鴨といった中学が男子、女子は桜蔭、女子学院、雙葉、フェリス、豊島が岡、白百合といったところ。桜蔭が一学年600人と巨大。これら合わせて3000人くらいだろうか。中学生全体からすれば少数。昔から変わらはない。

実際は落ちる子供は何倍もいる。本当はスレスレな成績の子の方がドラマとして面白いのだが。受かった連中はこれから、東大、国立大の医学部などに型どおりの学校生活を目指し、お利口ぶりを発揮するに違いない。彼らはエリートの集中教育で大体高校1年か、中学校3年までに大学受験までの基礎教育を終えてしまう。開成高校の卒業生は半分は東大に行き、官僚、医師、大学研究者、弁護士、一流大企業社員になる。それでも、部活や趣味も要領良くこなすが、野球で甲子園に行くまでもなく、全国大会にまで行くほどではない。当然だし、何ともつまらない光景だ。報道としては、単なる風物詩か、興味本位に過ぎない。彼らの家庭がどのくらいの所得かとか、塾や模擬テストでいくら金をかけているか、学歴とか、お受験経験者などは全く触れない。くだらない興味本位の報道だ。

下の校章が憧れの慶應義塾、雙葉、開成、桜蔭である。

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1日に試験の無い名門校もある。何も開成や桜蔭ばかりを出すより、三流私立も何故公立に行かず、志望したかなど報道しないのだろうか。落ちた児は更に別の私学か、高校受験を目指して頑張るのだと思う。お受験の経験は無駄ではない。10歳から15才の成長期の可能性は大きい。その時期の猛勉強は悪いことではないが、今の教育はそれに答えていない。本当は大多数のトップ校に行かなかった連中に未来は大きく、職業も多様に開かれる。自分の周りにもお受験失敗者はたくさんいる。お決まりの道を歩む彼らに負けない人生がある。また、そのマジョリティの活躍こそ日本を良くするのだが。


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by katoujun2549 | 2018-02-10 22:57 | 教育 | Comments(0)