山形イタリアン:アルケッチャーノではないジュールファースト
イサキのカルパッチョ
カワハギのカルパッチョ
季節野菜の温製
クロソイのソテー
鶴岡の家族連れなど、店の中は満席で、予約して良かった。全く飾らない、お店は2階にあり、階段を上がって奥の部屋は和室という変わった作り。元は居酒屋かもしれない。シエフはナカナカのイケメン。手始めにイサキとカワハギのカルパッチョ。美味い。次は野菜の温製だが、コゴミ、ウルイなどの山菜を組み合わせて,東北らしい新鮮さ。鴨肉が入っている。このあたりがアルケッチャーノを生んだ山形の風土だ。メインはクロソイのソテー。タケノコも使って、季節感が満開でグー。〆はガサ海老のスパゲッティー。ガサ海老は日本海側で、甘エビの漁でついでに取れる海老で、甘エビ以上の美味さだが、色が黒く、甘エビの様な赤ではないため、また、足が早く、あまり流通していない。福井の三国でガサ海老丼を頂いたが実に濃厚で美味かった。この海老の旨味を濃縮したソースで和えたスパゲッティーは実に豪華、芳醇な味であった。店の選択は当りー!ブオノー!スパークリングワインのミニボトルで乾杯して、3人で8,000円というコストパフォーマンスに大満足。これはアルケッチャーノの1人分ではないか。地元のお客さんでいつも満員になる訳だ。