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STAP細胞と小保方さん記者会見

 素人だからそう感じるのか、よくわからない記者会見だった。理研側の発表も、随分小保方さんに手厳しい。自分達には責任が無いかのように彼女の単独責任だと決めつける。理研は新法人格の移行によって1000億円もの国庫補助を受けようとしていたのが延期になり、狂ったような行動に出ていると思いたくなる。理研というところは対外的に、雑誌に出す論文はどのようにしてきたのだろうか。これが画期的で、世界を驚かせるような内容であったなら、なおさらチェックをきちんと行い、論文作成者にも確認し、慎重に出すべきではなかったのか。彼女の修士論文もコピペだったというのなら、早稲田大学理工学部博士論文の価値も地に落ちる。自分の所属する研究員守ろうという感じが全く見られないのも理研という所の体質なのだろうか。彼女と一緒に作業した理研のスタッフはいなかったのか。普通の社会にいる人には何が何だか分からない、研究の世界。

 一方、小保方さんも、STAP細胞を200回も成功させているなら、また、「レシピ」のこつとは一体何かをあきらかにしてもらいたかった。コツとは何だ?また、第三者が再現しているが名前はあかせないとか、女の子が嘘をついている様な芸能人発言ではないのだろうか。信じてもらえないのは心が折れそうになるはずだ。それをマユひとつ動かさずに話すのも不自然だ。精神が病んでいるのは、あまりにも自分の行為を攻撃されているからなのか、初めからそうなのか。その時の悔しい気持ち、苦しさから涙がでないのも変。マスコミは気丈夫な方で意志が強いなどという人もいたが、そんな人がどうしてコピペするのだろうか。映像からは嘘をついているようには見えない。嘘をつくのが平気な人格だとすれば、既に彼女の過去の評判とか、被害者がいてマスコミにリークしているはず。あるいは最近狂ったのか。大体、嘘というのは初めから分かるようには言わない。顔色ひとつ変えずにつくのが嘘でしょ。

 これから、1年かけないと検証出来ないほどのものを200回もすでに成功させているなら、そんなものは3ヶ月くらいで自分がお見せしたいと何故言えないのか。未熟な研究者で不注意不勉強という弁明は、200回も成功するほどにSTAP細胞という事にかけては熟練しているということと、どうつながるのか。割烹着姿の研究所でのスタイルだったが、レシピとか、コツという表現もなんだか料理番組みたいで、彼女の研究はそんなに軽いものなのだろうか。NHKのお料理番組のごとく、テレビで中継、作っている所を見せたらいかがでしょうか。両者とも、自分の常識では分からない記者会見であった。

「今日のお料理」パンパカパカパカ、ぱっぱ!はい、今日のお料理はSTAPでございます。まず、マウスの体細胞を少々、これはリンパ球で結構です。そこにお酢を入れるか、火にかけて暖めます。強い刺激を与えます。それをLIFを含む培地でゆっくりと培養します。やがて多様性を持った細胞に変化します。STAP細胞が出来ます。それを今度は別の皿に移してACTHを含むソース(培地)で増やしますと、はい、STAP幹細胞の出来上がり!てな具合に中継できますでしょうか。出来っこ無いよ。

by katoujun2549 | 2014-04-11 20:49 | 教育 | Comments(0)