ソチ冬期オリンピック
ロシア人何ぞは、凍った所を子供の頃から歩いているから、バランス感覚抜群で、だから、体操の平均台なども強い。体操王国なのはそんな所から来ている。日本人は空中転回が出来るのは忍者くらいだ。お能とか歌舞伎だって、昔から、平らな床を静々と歩く訓練をしているくらいで、デングリ返しをする事すら稀である。ロシアでは毎日の生活で氷との戦いである。いちいちスッテンコロリンしていいたら、頭を打ったり危険である。地面に頭を打って死んでしまった人の遺伝子は残らなないから、転ばない能力と癖がついた人がそもそも、生き残ってきた。そこが民族的特徴である。15才で突然凄い天才が現れたようにNHKは言い訳がましく言うのだが、当たり前の話だ。フィギュアケートで頑張っている、浅田真央ちゃんが3回転半でスッテンとなるのは仕方が無いのである。ユリア・リプニツカヤはそもそも凄い。日本人選手はその人知れぬ努力の賜物であそこまで到達している浅田さんや鈴木さん、羽生君はむしろ異常な能力の持ち主と言っていいくらい。そこまで達した努力も凄いのだ。皆名古屋だが、名古屋の冬はけっこう寒いが、道路が凍って危険なほどではない。
不思議なのは、高梨選手が一体何で、あんなに怖いことができるのか。普通の神経ではない。とにかく、日常では全く必要の無い能力ではないか。高校生が学校の屋上から飛び降りて、さらに、すっ飛んで行くより、遥かに高いところから、100mも滑空する能力である。
いつも陸上競技、特に100mとか短距離、さらにマラソンは黒人勢が圧倒的である。当然の話だ。アフリカに都市が生まれ、車を使えるようになったのは、ほんの50年くらいのものだ。人類が生まれて、何万年もアフリカ人は戦って来た。戦ったのは遺伝子である。アフリカでは今なお小学校の頃からマサイ族など草原のライオンだとか象のいるところを通学しているから、全く、動物とは命がけの生活である。ダッシュしなければ食い殺される。アフリカ勢が短距離王国なのは民族的に、ダッシュに向いた白筋が強くないと生き残って行けない環境があったからだ。動物だけではない奴隷狩りも横行していた。エチオピアは高地だし、毎日2時間もそこを走らないと学校にも買い物にもいけないわけで、これも命がけでDNAを変異させた人だけが生き残る。陸上競技はその選手に必要な生活上の理由がある。ボルトが何であんなに早いんだろう。ご先祖はアフリカだが、足の速いDNAがあったから、今日までに至って、猛烈に足の速い若者が生まれる。祖先は奴隷狩りに追われても逃げ果せなかったのだろうか。それでは、そんな時に奴隷にならずに上手く逃げ果せた隠れんぼの達人が今のアフリカには沢山いるわけで、オリンピックにカクレンボ競技というのをやったら、さぞかし、アフリカ勢がメダルを独占するだろう。
冬期オリンピックは日本人には過酷な競技が多すぎる。だから、メダルなんぞ一個も取れなくとも良い。NHKは競技の終わった選手に、ご苦労様、国の見栄で、君たちは人生をかけて頑張ったのです
ありがとう、と感謝するだけで良いのである。国営放送NHKは非常識な会長がいるが、とにかく、常識的にふるまってくれれば国民は安心である。