山菜取りーくっ熊だ!

クっ熊だ!

ゴールデンウィーク後半入りの土曜日、新発田市の山間地である赤谷に渓流釣りに行った。新発田の町の北を流れる加治川は素晴らしい清流で、市の水源である。新発田の銘酒菊水はこの加治川の水を使っている。その川にはさくら鱒が遡上し、イワナやヤマメが釣れると聞いたので、大学のT教授にご案内頂き、釣行となった。赤谷の森林公園近くの滝谷という渓谷である。水は冷たく、上赤谷の集落付近には雪が少し残っていた。川の底まで見える澄んだ水流には全く魚影がない。折角入漁券も買い、竿、リールと買い揃え、持参したのだが、これは多分、まだ魚は支流から出てきていないなと判断し、思い切って昼で切り上げた。上赤谷集落内の、古民家を改造した蕎麦の店に行った。ここの野菜天婦羅は絶品。付近で取れた山菜、たらの芽、こごみ、こしあぶら、舞茸の山菜天ぷら盛り合わせ。特に「こしあぶら」というのは、たらの芽以上の素晴らしい味で、山菜の女王と言われており、東京ではみられない。蕎麦も、まるで清流を吸い込んでいるようなさわやかな一品である。そこで午後は藤井農園で山菜採りとなった。

赤谷婦人の家

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赤谷の婦人の家の裏にあった熊の檻

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藤井農園の熊の糞

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藤井農園

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その前、赤谷の新発田市の婦人の家という集会所を見に行った。新発田市が赤谷活性化の為に建てたがあまり利用されない。建物の横に檻のようなものがあるが、これは熊の檻で、この周辺には熊が出没するんだそうだ。この施設が使われないのもなるほどと思われた。藤井農園でオーナーの藤井さんの案内で農園を見て回ったが、脇を流れる小川のほとりに「こごみ」が沢山生えていたので山菜採りとなった。さらに、藤井さんのご好意で野沢菜の新芽を取らせて頂いた。
 
 林の斜面に入ったとき、”あれ、何だ!”という声。
黒い糞が落ちている。さらに、奥の林や斜面にも幾つか糞が見つかった。熊の糞だ。これだけあるというのは多分1匹ではない。しかも、新しい。奴ら、冬眠からさめてこの辺りをうろついたのだ。いや、ここは連中のトイレか、縄張りか。よく、山菜採りに行った人が熊に襲われるが。ここもその危険がある。ほうほうの体でその場を離れた。この農場、猿の群れも出没するらしく、周りを電流の流れる線でフェンスを作っている。藤井さんの話では最近は連中知恵がついて、代表が電線に体当たりを食らわして、フェンスを広げて入ってくるんだそうだ。電流も一瞬なら怖くないと学習してしまった。この赤谷あたりは、熊も出るし、カモシカ、そして猿と、野生の王国なのである。熊の肉は今の時期、冬眠から醒めた頃が一番美味い。秋は夏の雑食した後なので不味いんだそうである。赤谷の集落も、熊の肉ステーキで全国に売り出したらいっぺんに有名になる。熊牧場、猪ファームもいいぞ。養殖しなければ産業にはならない。それぐらいしなければ、夏はアブやカメムシの大群に悩まされる大変な所。

カメムシはシリコンで固めてブローチにする。そうでもしなければ臭くてたまらん。アブは蜂と併せて虻蜂取らずのユーモア商品でも開発してはいかが。熊と虫を何とかしないと、ここの開発は難しい。山菜や蕎麦くらいでは到底周辺観光地には勝てん。我が大学のセミナーハウスという案もあったが、熊もご一緒にお勉強か。それは話題になるねえー。一回だけなら学生も楽しいだろう。行く前は内緒で。

そんな皮肉はやめにして、あの小林聡美の出てくるパスコのコマーシャルみたいなお店、そして可愛い
小熊さんが、子供たちとたたずむ風景もいいね。

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美しいカタクリ群落

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by katoujun2549 | 2013-05-07 00:25 | グルメ | Comments(0)