新年あけましておめでとうございます
今日はお昼ごろ起き、雑煮と日本酒で一杯、お餅もいただきました。東京での正月は、昨年のことを思い出すので、帰るのはやめて、新発田で過ごすことにしました。
瓢湖の白鳥を見に行きました。[#IMAGE|e0195345_1010387.jpg|201301/14/45/|mid|640|480#新発田のアパートで揃えたおせち。炒り鳥は自家製
年末の政権交代は、経済に取って良い事のように思えますが、楽観はできません。実際は新しい閣僚が決まった他は何も変わっていないのですから。お金は余っているのに、企業の投資意欲が減退している。これを活性化するには地方の産業育成、少子化対策、技術革新への投資、高等教育の支援という大きな課題をクリアしなければなりません。悪性の糖尿病が手術で治らないのと同じです。もちろん、腐ったり、害をなす部分は切除しなければ場ならないのだが、我が国の場合、それは頭とか、手術できないところだから困るのです。デフレ脱却の具体策は金融政策だけでは無理です。自民党は日銀の独立性を責め立て、紙幣の増刷とか、金融緩和を強引に進めようとしています。我が国の少子高齢化、地方との格差など、社会の公平性が放置されて、金融政策が独走すると、悪性インフレがその先に待っている。日本が2%とか、インフレ目標をコントロールできるかどうか、容易な事ではないでしょう。
そんな微妙なコントロールが出来る国なら、こんなことにはなっていない。アメリカとは違いシステムの効かない国なのですから。先進諸国が今、未知の領域に入っており、何が起きるかわからない。
戦争とか天変地変が諸外国で起きたときに全てがひっくり返ってしまう。領土問題は先は北方領土から解決すべきです。二島返還で解決し、ロシアとの国交と経済交流が打開の道でしょう。イルクーツク宣言を確認すればいい。韓国と中国はパス。竹島や尖閣はあまりにも難問で石原などのやり口は危険すぎます。石原は過激なことを言って自分の息子を総理大臣にしたいだけの男です。自民党がやりたい放題をするリスクがあります。そもそも、日本というのはブレーキの利きが悪い社会構造を持っている。中央銀行の独立性を干渉する真の狙いは、軍事力の強化であると見ている。デフレ脱却を大義名分に、活路を軍事予算の拡充とその投資による経済改善を狙っている。このことは、過去の歴史、ヒトラーがドイツで行った事です。ヒトラーはシャハトを更迭し、ゲーリングを財務大臣とした。その結果、坂道を転がるようにドイツは軍事国家の道を直進した。小生のブログをご高覧ください。
http://kenshijun.exblog.jp/11972380/
民主党政権は、何をするにしても、政権内部の足並みが揃わず、かつての政権交代を超える指導理念が無かったことが致命的です。原発一つとっても、エネルギー政策の前に原発賛成反対だけがマスコミを賑わせるのです。とにかく日本のマスコミは変です。そして民主党はマスコミのおかげで政権交代できたわけですから、その実力は推して知るべし。維新の会は地方自治を強化する方向でよい方向を目指しているように見えますが、問題は歴史認識とか、国際感覚が乏しいまま国政をかき混ぜる恐れがあるのです。橋本の政治手法は右傾ポピュリズムで、民主党と同じ。政治の貧困に対し、企業は懸命に生き延びようと努力している。自分のいる地方大学、医療界、サービス業など、皆まじめに苦境から脱しようと喘いでいます。とにかく、地方経済がデフレの影響でパッとせず。収入が伸びないため、地方私立大学に子弟を送る親たちは苦しんでいます。政治家の体たらく(田中眞紀子の大学認可騒動)官僚の傲慢さに比べ、国民は立派です。しかし、いつも損をするのが国民でもある。