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尖閣諸島問題の裏側

尖閣列島問題の背後にCIAを持ち出すのは荒唐無稽か

 中国と日本が対立し、緊張感が高まる程、アメリカはほくそ笑むということが何故報道されないのだろう。日米安保の効力は尖閣諸島にも及ぶという解釈さえ頂ければ民主党は大喜びの様子。香港の活動家のバックに誰がいるのだろうか。連中の資金源はどこからきているのか、情報は無いのか。沖縄のオスプレイに何の意味も認めない沖縄。それに迎合するマスコミ。尖閣諸島を沖縄県は守れるのだろうか。日米軍事同盟に亀裂が入った鳩山政権から菅直人政権になった途端に起きた、漁船のトラブル。民主党政権がアメリカの防衛力の琴線に触れたオスプレイ問題はアメリカの絶対にクリアしなければならない事項ではないか。尖閣諸島に上陸という過激行動に出たのは中国政府ということではなく、香港の活動家である。でも、結果が問題である。そしてその結果が次のアクションを生む。歴史というのはそうした制御不能な行動が積み重なると思わぬ方向に行くこともある。日本と中国の緊張が高まれば、アメリカの、さらに沖縄基地の日本とのプレゼンスは高まる。アメリカは裏表のある国である。裏で動くのは、CIAとか、国防省であり、民主党政権においてはCIAが活発化する。もし彼らが裏で全く動いていないとすれば、Obama政権は無能、CIAは怠慢だ。

 石原知事はいったい何を狙っているのだろうか。彼は周囲のおべんちゃらに載せられて、国士となったのだろうか。そんなアホととは思えない。彼が狙っているのは、日本を戦争可能な国家に帰することだが、それによって彼は何を得るのだろう。例えば、尖閣問題で日本が軍事力増強に向かえば、オスプレイも、普天間問題も国論はやむなしということになる。オスプレイはまさに対中国軍事力、抑止の要である。石原の狙いは横田基地の共同使用や返還にある。海兵隊をいっそ横田に持ってきて、その代わりに民間に開放するという秘策かなあ。もし彼が実現できれば歴史に残るだろう。そして、オスプレイを供給する軍需産業、さらに普天間移転で潤う土建屋集団など何兆円もの金が動くことではないだろうか。規模が大きければ、また、話が世界的規模になると日本人は思考停止する。え!まさか、そんなはずないだろ?そして、原発事故は起きた。

 今のアジア軍事力において、技術問題でもあるオスプレイ配備がどれだけ重要な課題であるかを論じているマスコミは産經新聞くらいである。日本はマスコミも含め、その弱点を自ら認識する能力が著しく低い。日本以上にアメリカも、中国も日本と日本人の行動癖に詳しいのではないか。かつての、対華21カ条要求に憤慨した5・15デモを指導したのは中国共産党とコミンテルンだ。日本は外からの謀略には弱い国。彼らは、満州事変以降の日本に侵略国家のレッテルを貼ることにまんまと成功した。その結果が太平洋戦争と敗戦であったことを思い出してもらいたい。

by katoujun2549 | 2012-09-12 17:54 | Comments(0)