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公共広告機構と子宮頸癌対策コマーシャル

 毎日AC広告機構のテレビコマーシャルが仁科親子の子宮頸癌検診キャンペーンを続けている。一般企業のCMが自粛したため、広告機構のCMだらけになってしまった。幼児でも「子宮頸ガン」を覚えてしまっているではないか。
 子宮頸癌はヒトパピロマウィルスによって引き起こされる。あの、HIVなんかと同じ逆転写ウィルスである。女性があの回数が多かったり、複数の異性と経験が多いと、罹る確率も高くなる。しかし、これは小さなうちに初期で見つけることや、ワクチンで予防できる。もちろん、正しい夫婦生活も大切である。予防の方法は一つではない。しかし、やたらにACが検診のすすめを訴えている。仁科亜季子と仁美が主人公のTVキャンペーンが続いている。亜季子は1991年に子宮癌に侵されていることが判明。抗がん剤の副作用による脱毛に悩まされながらも克服、この体験から「子宮頸癌予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会」の発起人を務めている。子宮頸癌の予防には定期検診も必要だが、異性との接触を控えることも大切である。亜季子は華麗な男性遍歴もあり、そのあたりも感染の原因と思われる。検診すればガンにならないわけではない。初期のものが見つけ易くなって病院が儲かるだけだ。ここをはき違ってもらってはこまる。

ー大切なあなたへー
(仁科亜季子)38歳の時に子宮頸癌を発病しました。娘には同じ思いをさせたくなかったから二人で一緒にずっと定期的に子宮がん検診を受けいています。
(仁科仁美)母に勧められた検診、今では私も友達に勧めています。女性同士だから話し合えること。受けよう。子宮がん、乳癌定期的に検診を。AC~とくる。
  

 これは、今ガンと戦っている患者にはきつい言葉だ。検診?検診でがンが治るのかね!転移性かどうかもわかるのかな?だから何なんだ!検診で発見された小さなガンがガンモドキであることが結構多いという事も知っておかなければなりません。一番有効なのはワクチンだぞ!しかも、若いとき程大切で、若い人はそんなに亜季子さんと検診を受けるひつようはありません。40歳以上から増える癌ですからね。若い人は検診より「あれ」をいろんなヒトとやってはいけない事なんです。ヒトパピロマウイルスに亜季子ちゃんのように感染してしまいますよ。特に遊び人の男とはつきあわない方がいい。こっちの方が大事なんだぞ。

子宮頸癌(しきゅうけいがん)ワクチンにはガーダシル(Gardasil)とサーバリックス(Cervarix)の2種類があるが、現在日本で市販されているのはサーバリックスのみである。いずれも発がん性HPVの中でも特に子宮頸癌の原因として最も多く報告されているHPV16型と18型の感染を防ぐワクチンで、ガーダシルは尖圭コンジローマの原因とされるHPV6型と11型の予防にも効果がある。

by katoujun2549 | 2011-03-18 17:00 | Comments(0)