中国の意図
民主党政権はあれは小澤や鳩山がやったことで、菅直人とは関係ありませんと言えるのだろうか。
今や、中国海軍は日本を叩きつぶせるんだからなと言わんばかりではないか。
大高美貴氏のブログにこんなことが書いてあった。彼女曰く、民主党はとにかく、中国の面子をつぶしたのだ。これは今回の尖閣列島の領海侵犯につながっている。一連の出来事をもっとつなげて考えねばならない。
「温家宝の面子を完全に潰したことだ。この時期、温氏の来日は親中政権民主党の間接的な選挙応援であることは見ての通りで、そのために毒餃子事件も解決(?)民工青年を生贄にし、日本政府へのお土産も用意した。そして240箇所以上もある抗日記念館も閉鎖せず、舌も乾かぬうちに「中国は日本を未来永劫恨むつもりはない」などとリップサービスして、汗水流して野球までして鳩山政権を応援したのだ。
しかし、その翌日、突然の首相の辞意表明。今頃、駐日中国大使は「こんなに恥をかかせやがって!どうしてくれる。大使館の情報収集がなっていないと叱責を受けていることだろう。」
中国の人民解放軍といい、国歌総動員法など、戦前の日本のような軍国的な体制を取ろうとしていることに民主党政権は気がついていない。鳩山などはこうした傾向が昨日今日のことではなく、中国事情に詳しい識者の常識であることも知らず、意見も聞かず、友愛路線を実行した。
鳩山氏は5月の全国知事会議で、政府が「日本固有の領土で、歴史上、国際法上ともに疑いがない」と表明してきた尖閣諸島に関し、次のように発言した。「(米国は)帰属問題は日本と中国の当事者同士でしっかりと議論して結論を見いだしてもらいたいということだと理解している」
これを伝え聞いた外務省幹部は「えっ、そんなことを言ったのか…」と絶句した。鳩山氏の言葉は、まるで政府が「存在しない」との立場をとってきた領土問題の存在を認めた上で、これから中国と話し合う用意があると言っているかのように聞こえるからだ。
今回の尖閣列島の事件の原因はあの鳩山にある。大蛇にエサを見せびらかしたようなもの。匂いがすれば中国の膨張主義者達は静かにエサの方に這い寄ってくるだけなのに。