<   2014年 08月 ( 11 )   > この月の画像一覧

安倍と石破は次期内閣改造でマスコミの記事ネタを提供している。石破が終わった後晴れやかな顔で出てきたのは意外だ。自分の後、次の総理は君にお願いする。その時の総裁選は君を押すよとでも言われたような表情。まあ、政治の世界はそんなに甘くはないだろうが、もし、そうなら、これほど国民を馬鹿にした話は無い。恐らく、今回の内閣改造では安倍の申し出の安保相打診は牽制球、あくまでも、石破を敵にはしたく無い。手の内に置いて自民党の結束を失ないたくない。多分、会見では安倍の集団的自衛権の進め方は生ぬるいと批判し、安部を説教し、要職大臣の職も確保した事でいい気持ちになったんだろう。まあ、そんなところじゃないか、二人とも自分で決められるのはその程度で、次期総理総理を談合する程の玉じゃ無い。しかし、彼はその背後にどす黒い右翼集団が見え隠れする。ナチスの手を使う知恵を授けたり、奇妙な手を教唆している。彼らが狙うのは安倍の長期独裁である。小渕を女性起用の目玉に幹事長にしてマスコミを黙らせる。抜き打ち解散総選挙で今へとへとの民主党を壊滅させ、さらに党内不満分子も一掃の電撃戦を企てているのだろう。恐ろしい日本の未来。
以下はニュースのコピー
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< 29日昼、首相官邸に現れた時から石破氏は笑顔だった。首相から打診された安保法制相を受けるかどうか――1週間前に浮かべていた苦渋の表情はなかった。1時間半の会談で、石破氏は幹事長続投の希望は伝えたが、同時に「人事権者は総理ですから」と決定に従う姿勢も強調。終了後に記者に囲まれると「好きとか嫌いとか、そんな問題ではない。組織人としてトップの決定に従うのは当然だ」と語った。

 石破氏は当初、「ポスト安倍」を意識しつつ「政策の違い」を理由に首相と距離を取ろうとした。だからこそ、首相側近たちはその芽をつぶそうと動いた。

 「なぜ党を割るような動きをするのか。次は石破さんしかいないじゃないですか」。菅義偉官房長官や萩生田光一・総裁特別補佐は、首相からの入閣要請を受けるよう説得を続けた。「安倍の次は石破」は菅氏の持論だが、直接の「禅譲論」に石破氏の心は揺れ動き、いつしか「2人には感謝している」とこぼすようになっていった。

 首相と石破氏の関係に、溝が生じたのは7月24日。首相官邸で石破氏と向き合った首相は「集団的自衛権の関連法案は難しい。なかなか答弁できる人はいません」と安保法制相への就任を求めた。これに石破氏は「幹事長としてやりたい仕事がまだある」。ただ、「最後は首相の決定に従います」とも述べ、首相は受け入れられたと感じた。

 一方、石破氏を「ポスト安倍」と見据えて支持する議員は「なんで首相は石破氏を幹事長から外すのか」と主戦論を唱えた。幹事長として国政選挙で結果を出し続けた自負もあり、石破氏はいったんは入閣しない方向で腹を固めた。

 しかし、党内対立の種をまくような動きに批判が集中。かえって孤立化する懸念も出てきていた。そこに菅氏らの助言もあって心変わり。結束は強いが数少ない側近と一緒に戦うより、薄いが幅広い党内の支持を期待し、首相のポストを待つ道を選んだ。石破氏は今後、重要閣僚として存在感を示しつつ、首相を支えて禅譲を受ける戦略を描く。

 だが、現時点では唯一ライバルになり得る石破氏が首相支援に回ることは、長期政権への布石を打ったことになり、かえって禅譲が遠のくという矛盾を抱える。

 また、安保政策をめぐり、石破氏が「首相と同じ考え方の人が入閣すべきだ」との考えを示したことも国会などで追及されるおそれがある。担当大臣でなくとも、閣議決定時の署名や国会答弁などで姿勢を問われるからだ。一時は「無役」を覚悟しながら、一転して入閣を決めたことに、側近議員だけでなく広く党内の信頼を失った可能性もある。/u>

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左手を不浄の手とする文化をもつ国が結構ある。イスラム系、インド系がそうではないか。マレーシアに行くと多民族、多宗教なのでホテルや公共の施設もそれに対応している。大体二種類である。

下はある、イスラム寺院で見たもの。
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右側にホースのようなものがある。これはお尻を洗う専用シャワーで、これを右手で持ち、左手で洗う。だから、左手は不浄なのだ。ペーパーロールが日本とは反対。これは尻を吹くのと手を拭くのを兼ねているからだろう。
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ムスリム系の人が使うのがこれで、昔の日本風。これはバケツと尻洗い用の柄杓があり、自分は使う気にならなかった。それは、金隠しが無いのも一因である。
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by katoujun2549 | 2014-08-29 16:40 | Comments(0)
 日本の大学は東京大学を頂点とした国立大学を軸に回っている。国立大学の使命は富国強兵、西欧社会に追いつくことであった。特に医学部は軍事の要請と一体だった。九州大学の米軍捕虜生体実験などが良い例である。日本には大学は750校はあるだろう。そのうち私立大学は578校あり、その46%が定員割れである。日本の福祉の大きな転換点は2001年の介護保険法施行である。しかし、福祉というのは何も高齢者を対象にしているばかりではない。難病、児童虐待、DV、不登校、ブラック企業の過労死、鬱病など病んだ社会は誠に幅も奥も深い巨大な闇だ。これらの原因の多くは市場社会の生んだものである。しかし、介護ニーズの高まりから看護、介護を軸に人材を養成するために、私立大学は迅速に対応したといってよい。ところが、介護や看護もそれほど高収入を望める仕事ではないし、特に介護は未だに低賃金である。従って、若い高校卒業のキャリア形成上失望感が生まれている。看護も、毎年40兆円もの医療費をどう抑制するかが課題の医療の世界では看護師の給与も頭打ちになる。この分野もいずれ大学経営上は厳しい合理化をすることになるだろう。
 現代の大学の殆どは欧米の大学のコピーであるが、日本は戦後、官僚主導の大学改革を進めた結果、世界に通用しない大学の仕組みが登場して来た。その一つが福祉を学科や学部構成とする大学の登場である。これは高齢社会市場を見据えた経営上の判断だった。しかし、この分野に若者が集まらない。一般に欧米の大学は4年間の教養教育を経て、専門大学院などで専門教育を行なうのであって、大学はその方向付けをするのが一般的である。ところが日本は6年以上かかるものを4年でやってしまおうというのである。これには無理がある。もともと、旧帝大系を中心に優秀なエリートを富国強兵のスローガンで早期栽培する為の仕組みであった。戦後、民主化が進み、医療、看護、介護も変化したが、高度成長で国際化も進んだ企業の変化ほどではなかった。そして高等教育のニーズの増大は私立大学に託された。要はマスプロ大学である。これによって日本の私立大学は今日に至るまで経営を安定させ、大量の中途半端な、学力の低い大卒を生んできた。これが日本の大学の現実であった。ちなみに、医学などはとにかく戦場の兵士の傷病治療から始まった。弾丸の摘出、手足の切断、伝染病対策などである。看護も同様だ。医療の大事な要素が、隔離であった。伝染病、結核に加え、痴ほう老人などもその範疇だ。学生を見ない教育、患者を診ない医療、高齢者を縛り付けて効率化を図る介護の時代が続いた。それが今日批判され、この10年改善されつつある。
 最近は変わって来たが、日本の病院はやたら患者を統制しようとする。それは医療の生い立ちから来る。今でこそ緩和ケアという言葉が定着したが、ほんの5年前くらいまで、患者は我慢するものだった。かなり前から改善されたのは産婦人科であろう。日本の医療・福祉はこうした特殊な発展を続けて来た。医療、看護、介護も一番大切なことはその患者であり、人間である。それを見失っていたのだが、キリスト教系の学校や病院ではそこを大切にしてきた。聖路加病院や聖母病院、衛生病院は無痛分娩で有名だった。淀川キリスト教病院なども緩和ケアでは先進的であった。

 自分のいる大学では福祉に取り組む専門コースがある。どうしてこの学校にこのコースが出来たのか。設置されて10年目である。今のところ学生募集は順調である。大学に、そうした専門コースを設けることの可否に関して議論があったと推測出来る。自分なりに考えて見ると、キリスト教各派において福祉に関する取り組みについて微妙な差がある。かつて、賀川豊彦は神戸のスラムに飛び込み、救貧活動や児童福祉に取り組んで来た。カトリックはマザーテレサの修道会が有名である。キリスト教主義学校である本学が、福祉に取り組み、人材を要請する事は社会的にはキリスト教のあるべき姿かもしれない。かつては救貧活動であり、女性の人権活動などにキリスト教主義学校は重要な役割を果たして来た。今は少子高齢社会おいて、介護や児童福祉などに焦点が当てられる。何故本学に福祉の専門コースがあるのか。学校経営上の戦略、学生を集めるためとする理由もある。しかし、本学ではやはり聖書や教会の信仰との結びつきを考えるべきである。

 東京神学大学で長い間学長を務められた故松永希久夫先生はプロテスタント教会の危機に対して、キリスト論、教会論を基盤にした教会形成ープラットフォームを呼びかけており、なるほどと思う所が多い。松永先生は、近代以降、イエス理解が多様化する中でイエスを ①体制の否定者 改革者 =ローマ帝国ー政治経済の体制否定者、革命拠点としての教会形成 ②社会福祉家 人道主義ヒューマニスト 自己犠牲ー社会福祉センターという整理をされ、さらに結論としてあるべき姿である
③信仰告白にもとづく教会形成におけるイエス、罪の贖い主 復活のイエスによって新しい命を与えられる。イエスキリストへの感謝と賛美による教会形成といった整理をされています。かつて、故賀川豊彦先生は信仰と福祉、さらには組合の結成などにおいて日本の歴史の貴重な1ページを築かれた。しかし、当時からみて、福祉の世界は大きく変わり、国家や自治体、NPO団体など多くのセクターが取り組んでいる。福祉に貢献する主体はキリスト教会だけではなくなった。伝道活動や信仰の証としての福祉をとらえるにはあまりにも社会も制度も複雑になった。専門家の要請が求められる。

 しかし、聖書は①も②も③もイエスは訴えているのであって、全てが結びついているという視点を失ったら、現実の課題と隔絶してしまうのではないか。リベラルアーツの理念を持つ大学において福祉に取り組む理由がある。何も、教会は社会改革の拠点でもないし福祉センターでもない。でも、その顔は保っていなければならない。③だけでは社会に対して何のインパクトも与えられない講座的な関係でしかない。聖書には改革者としてのイエスもあり、ヒューマニストとしてのイエスも見えている。そして、大学という社会に開かれた場において、隣人を愛する人材を育てるという目的を果たす為にも、福祉は重要な要素である。

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by katoujun2549 | 2014-08-27 10:04 | Comments(0)
マレーシア旅行記―カジノ体験

8月4日(月)から11日まで一週間のマレーシア剣道旅行となった。新発田市剣道連盟の松川教士七段に同行し、クアラルンプール剣道連盟の稽古と研修会に参加した。朝6時に新発田の家を発ち、新潟空港に向かう。新潟空港8時30分出発し、名古屋セントレア空港から新路線のアジアエアラインのクアラルンプール便で8時間の空路。名古屋を5時半に発ち、クアラルンプールに到着したのは夜中の12時であった。空港には夜中にもかかわらず、蔡(チュア)君と彼女のケティさん(インドネシア系)、ヤップさんが迎えに来てくれた。ホテルのあるミッドタウンまで1時間。ホテル・シティテルに到着したのは日本時間で2時になろうとしていた。
翌日5日はバトゥケーブとゲンッティンハイランドを見に行った。
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 バトゥケーブはヒンドゥーの寺院で、巨大な金色に輝くスカンダ神が入り口に立ち、270段の急な階段を登って寺院に入る。スカンダというのは軍神でたびの守り神だそうだ。インド人が多く、土産物店もインド人だが、参拝客は意外とヨーロッパ人が多い。観光団体が丁度来たのかもしれない。イタリア語が飛び交っていた。ヒンドゥーの寺院を見たのは初めてだ。階段の途中には猿がいて、抜け目無く餌を求めている。石灰岩の巨大な洞窟の中に寺院はある。インド人の感性というのはあまり見た目に拘らないのだろうか、衛生感覚は無いと言って良い。ゴミが寺院の横に積んであったり、掃き清められた日本の寺社とは大違いである。ヒンドゥー教というのは元は仏教なのだろうか、多神教であるらしいが、どうも興味がわかない。階段を下りたらヤップさん達が待っていた。ココナッツのジュースを飲んでみたが、あまり冷たくなかった。
 ゲンティンハイランドに向かった。車で約1時間。かなり高所にある。観光案内では1500m~2,000mあると書いてあるが、そんなに高いのか、行って見ると、かなり涼しい。大きな遊園地がある。そしてホテル群も霧の中から見えてくる。中にはカジノがある。一度カジノに行ってみたかった。ホテルに行くとレストラン街が中にあり、やたら黒ずくめの、目だけを出したムスリムの女性がいる。彼女たちはさすがに、厚着だから、暑い下界から逃れて高地でゆったりしたいのだろう。イスラム系は賭け事は禁止で、カジノの中は中国人が多い。かなり年配の人が大小とか、ブラックジャックの代の前に座って頑張っている。東京でもカジノを公認しようという動きだ。日本はギャンブル依存症大国なのだそうだ。パチンコ。競輪競馬、競艇と賭け事はすでにある。何でさらなるギャンブルが必要なのかと批判されるだろう。しかし、カジノは国際的には依存症対策や配当率、機器の標準化と規制など日本が遅れた部分を改善すると思われる。毒をもって毒を制す。これまでの放任状態を改善し、より進化した公営ギャンブルを育成するきっかけになる。自分はスロットマシーンをやってみたが、なかなか面白かった。4倍になったがそこで打ち止めた。
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ゲンツィンハイランドは高地なので霧で涼しい
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この手の真っ黒衣装のムスリムが専用の食事を出す食堂に集まる
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 このホテルにカジノがある
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ホテル前に停まっていたランボルギーニ
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 安倍政権は中国韓国との確執から逃れるように、他のアジア諸国やインド・トルコと連携を強めているようだ。しかし、日本は外交や国際的な問題において、相手の立場をもっと研究し、情報を取っていかねばならない。ASEANとの関係はそうした泥縄式の対抗措置のような結果になるのはよくない。中国は安倍首相の行動を批判している。ASEANには中国の影響力も強いのだから。今のアジアにおける政治的孤立、中国と韓国の反日連携に押されている現状が打開できていない原因が安倍首相の歴史認識の貧しさ、あるいは歴史修正主義的な姿勢にあることはむしろ、中国や韓国から見透かされていると見た方が良い。福田赳夫前首相の行動はさすがに見事であった福田ドクトリンというのがアジア諸国との関係を改善した。福田ドクトリンとはどんなものだったのか。(1)日本は軍事大国にならないとの決意のもと、東南アジア、ひいては世界の平和と繁栄に貢献していく。(2)東南アジア地域とのあいだで心と心の触れあう相互信頼関係の構築を目指す。(3)日本は対等な協力者として連帯と強靱性の強化に向けたASEANの自主努力に協力――。
 一見ふつうのことしか言っていないようにも思えるが、当時、東南アジアの国のあいだでは日本の経済的支配に対する反発が強まり、ASEANとの関係がすごく悪かった。このメッセージはそういう状況下で提唱されたもので、実際、ASEANはもちろん、世界中が福田ドクトリンを高く評価。マレーシアのマハティール首相は欧米ではなく日本に学ぶ形で自国の繁栄を築いた。シンガポールもそうだ。これは対米追随になりがちな日本の外交や国際交流に日本の自主性、独自性を発揮する方向を持つもので日本はここに隘路の打開を図るべきである。憲法第九条を蛇蝎のように嫌う面々はどう考えるのだろうか。

 1973年は戦後28年を経ていたが、世界史的には戦争が1945年に終わった事を考えると昨日の様なものである。確かに、日本は「最早戦後ではない」というスローガンを立てたが、戦場になった当時のアジア諸国にしてみればまったく通用しない論理であった。また、形は戦後賠償やODAであっても、日本企業のアジア諸国への対応は、自己中心的であったから懸念や反発を受けていた。そこで、アジア諸国への日本の立場を明確にし、アジアが戦場となった事への懺悔の気持ちを表す事が、日本に取っていかに大切な事かを思い起こさせる。それにひきかえ、安倍首相の終戦記念日の追悼文、広島長崎の弔辞などをみて、そうした戦争で日本が犯した様ざまな問題に対する発言がまったく見られないのは実に残念である。そして、今、ASEANとの関係が今後の日本を決めると行って良い。ASEANの本部はジャカルタだが、リーダーシップはマレーシアが大きな影響力を持っている。親日国家でもある。日本のアジア政策は中国、韓国は大切だが、マイナス面も多い。軸足は東南アジアで行くべきだ。
 かつて、日本企業はすでにそうした戦略で戦後活動してきた。この10年の中国の急成長に目を取られ、進出するのは自然のなりゆきだが、動機はあくまでも経済利害である。中国は日本に対しては信頼感が薄い。むしろ、ドイツやフランスに対する親近感が強い。あまり対抗意識を燃やす事は無い。ASEAN諸国も中国との貿易で潤っている。そしてその急成長ぶりに日本は乗った方が良い。中国や韓国との関係に対しては、あまり利ばかりを考えずに彼らの望むところを中心に「対応」する。特に、慰安婦問題や南京事件など、黙殺するくらいでいいのではないだろうか。日本の歴史修正主義的な動きを公的な立場が行うことの反発が今日の事態を招いている。もちろん言論での論争は自由である。

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 韓国がなぜ日本の歴史観に関して批判めいたことを言うのか。
 朴槿恵(パク・クネ)大統領は、日本の植民地支配からの解放を記念する式典で演説した。
 韓国・朴槿恵大統領:「慰安婦問題をきちんと解決してこそ韓日関係が堅実に発展するはずで、来年の韓日国交正常化50年も両国民が心から一緒にお祝いできる」
 しつこいおばはんだねー、というのが素直な印象だが、向こうにも言い分がある。そこで、日本が実はアジアで孤立の道を歩みつつあることに国民は気がつかない。慰安婦問題につて外務省はきちんと文書を出している。ところが、安倍内閣はどうだろうか。終戦の日の安部首相の談話として、アジア諸国に対する懺悔の言葉は無かった。というか、この方はこれまで終戦の談話で戦場になった国々に一度もお詫びの言葉を発した事が無いのである。これこそ、この人の正体である。彼らはそこを見ている。
 確かに、南京事件も従軍慰安婦も、先方の主張にはいくつかの嘘や誇張があるが、それは象徴的な政治スローガンになったせいか、歴史的な事実と違っていても、真っ向からは否定しにくい。20万人もいなかった南京で、何で40万人も殺せるのか、東京裁判より8年近く前の話。資料なんぞあるわけない、従軍慰安婦の募集に関する軍の関与。中国が戦場になったことは確かだし、多くの朝鮮人慰安婦が最前線に送られていた。日中戦争の端緒になった盧溝橋事件の前に通州事件があって多くの日本人が惨殺された。しかし、中国人の民間人死者は数百万、1千万人という説もある。加害者は忘れたいだろうが、被害者は忘れない。時効も無い。この現実から出発しなければ常に反発される。南京事件も、慰安婦も、これまで論争があった。論争は大いにすべきだ。しかし、政府がこうした歴史解釈に工作を加えていること、無かったことにしようという策謀を彼らは感じ取っている。捕虜の扱いなど国際法無視、人命無視、相手の実力無視の三大馬鹿戦争をやった日本という国のその事への反省をしたくない。もう充分やったと思いたい。これには国内を戦場にされたフィリピンも、シンガポールやマレーシアだって納得しない。当事者のアメリカが危機感をもっている。何故、沖縄にあのような米軍基地がいつまでもあるのか。80%の石油をアメリカに頼りながら、一発パンチを食らわせれば相手は下手に出るだろうと高を食った日本の軍部の幼稚な思考が、敗戦という最悪の事態を招いた。いや、そんな状態で継戦できるなどとは本当は思っていなかった。ところが、初戦の戦果に酔っぱらっているうちに戦争をやめる機会をうしなったどころか、米英の思うつぼだったのだ。そのことを忘れているのではないか。しかも、宣戦布告の手順を間違って、真珠湾攻撃の後に文書を出すという不始末。アメリカは実は前から攻撃の暗号を手に入れていた。自分の不始末、話題にはなるが国の歴史として反省も無い。あれは仕方無かったといいたいが、ソレでは済まされない。政治的演出のために日独伊三国同盟を結んだことも大失策。日本の犯した大チョンボをさておいて、これからの日本は軍事同盟も本来の姿にしようと言ったって信用されない。

 中国や韓国から歴史認識云々と言われるにはそれだけの理由があり、河野談話を反古にしようとか画策してきたのは誰なのか,安倍首相そのひとなのか
。政権にある誰かがやっていることを中国も韓国も知っている。知らないのは日本国民だけである。麻生副総理が、国会をナチスが骨抜きにしたことを手本にする発言で物議をかもしたが、閣議決定で先は麻酔をかけてからだ。重要法案の手術は株価の上昇を年金基金で実現し、これが効いてからというわけである。ベルリンオリンピックやアウトバーン繁栄をみせつけたヒトラーが使った手口。彼らの中にナチスを研究し、応用しようとしている。そんな連中が国を動かしていることを韓国も中国もじっと見ている。朴大統領も習近平も歴史認識を統一している。歴史修正主義者(これまでの歴史的汚点を無かったといって改革派を装うばか者)が裏にいる以上、中国も、韓国も、さらにアメリカも日本を警戒するだろう。とすると、わが国はどこからも疑いの目を向けられる国になっている。それが結論。今の安倍政権は自国民も、韓国や中国をなめているのではないか。かつての大日本帝国がアメリカをちょっと脅せば言うことを聞くと思ったのと同じだ。

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by katoujun2549 | 2014-08-18 17:15 | Comments(0)
 久方ぶりのスティーブンキング作品。この作品はDVDで前編後編2巻になっている。前編の部分は謎の現象が次々と起きる。呪われた湖という怪奇現象の恐怖が襲う。そして、様々な人物が登場する。後編で物語の展開と謎の解明が一気に進み、スティーブンキング・ワールドが一気に展開、大団円となる。この作品の主役は何と007俳優ではないか。でも、渋い良い演技だ。この作品が何故劇場映画としてではなく、DVD版で作られたか分かる。あまりにも、スティーブンキング的で、最後は結構どぎついし、たたみかけるようにクライマックスが例のキング調で新味にかけるからである。しかし、これも彼の趣味的な部分、実は相当にこだわっている。主人公の小説家は自分自身の投影であり、また、キング本人と比べて、俳優がかっこ良すぎるのである。
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 自分のようなSKファンなら、また始まった狂気のシーンが楽しみなのだが、このありえない世界は批判も出るだろう。原作を読んでいない。ベストセラーにもなったというが、作者の作家としての疲労感を感じさ、エンディングに新鮮さが無い。 今回の主役マイク役は前ジェームズ・ボンドことピアース・ブロスナン。役柄はベストセラー作家なのだがモデルはキング自身だろうか。筋書きはこうだ。
 流行作家マイク・ヌーナンには妻がいて、いつも作品の最後の一行を妻にタイプしてもらう程の愛妻家。奥さんは売れない作家の頃から夫を支えてきた。新作出版サイン会は長蛇の列。ちょっと席を外して買い物に出ていた妻が交通事故に遭って死んでしまう。買い物袋には妊娠検査薬。解剖の結果、妻は妊娠8-9週目だと判明したのだが、マイクは低精子症で子供を作るのはほとんど不可能と医者から言われていた。そこで妻が生前、リフォームのためにあししげく通っていたダークスコア湖の畔にある祖父の別荘で男と浮気をしていたのではないかと思いつき新作執筆を名目に別荘にこもった。
 自業自得、因果応報が入り混じった超常現象心霊物。どうやらこの別荘には何かの霊がいるらしい。彼は、冷蔵庫のプレート文字に暗示文を書いたり、鈴を鳴らしたりするのを妻の霊だと思う。
 ダークスコア湖周辺では、住民の間でダークスコア病と呼ばれる精神異常が時折現れる。このことを家政婦から教えてもらう。それは自分の娘を溺死させてしまうと言う事件を引き起こしてきた。マイクは夫に娘を溺死させられそうになり、夫を撃ち殺した女性と知り合いになる。夫は地元の名士で大金持ちの男の息子で、大金持ちの男は娘の養育権について女性と争っている。その争いに証人として召喚されたことから巻き込まれていく。
 そして浮かび上がってくる1939年の黒人女性ジャズ歌手と娘の失踪事件。実はネタバレだが、この黒人女性は当時の若者にレイプされ、娘と共に殺された。その時の呪いが関係者にかけられた。その地元の名士は事件の主犯でマイクヌーナンの祖父もその時の当事者だった。
 不気味な田舎町を舞台にした呪いの心霊モノ。いまいち解せないのが、地元の名士に寄り添う謎の怪力ババアである。007役もやったマイクに襲いかかり、怪力で子供をバスタブにぶち込もうとする。彼は大立ち回りで最後はハサミでやっつける。彼女は彼を湖に放り込んだり、とにかく、ひなびたお婆さんが何でそれほどのパワーがあるのか不明。題名の骨の袋というのはいかにも意味深だが、これといった意味は無い。人間なんて魂がぬければ所詮は骨袋ということだろうか。

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1. サティー
第一日目の夜に食べたのはサティーである。サティーは日本風に言えば焼き鳥とか、串焼きである。サティーの美味しい店というのは道路に面してオープンになっていた。この国にきて感心するのは鳥肉が実にうまい。自分はチキン党だから、これは嬉しい。注文すると、胡瓜と米粉を蒸して固めた皿が出てきた。サティーは串の先に鳥やビーブが味付けられて炭火で炙ってあり、美味しいので、20本ほど食べてしまった。
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2.チキンライス
マレーシアのチキンライスはチキン&ライスである。鳥肉は茹でてあり、そのスープでご飯を炊いてある。あるいは、お粥である。マラッカではこのお米が団子になっており、これを崩して食べるので、チキンボールという。これを食べてビールも飲みたくなるが、マレー人の食事のせいか、ムスリムは酒を飲まないからビールなしである。これはもったいない。サティーも焼き鳥でビール抜きというわけである。本格的なマレー人食堂だから仕方ない。それでも、充分楽しかった。
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3.中華料理
日本クラブに近い所にある中華料理店に行った。決して綺麗な店ではないが、この国では、そうしたことにあまり関心がない。実際、何処に行っても、何を食べても結構いける。この中華では、カニを頂いた。ゲンティンハイランドで、お昼に食べた焼きそばと鴨肉、クアラルンプールの中華街で食べたワンタンと焼きそばなど、一品料理もうまい。失礼な言い方だが、絶品B級グルメの宝庫である。
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4.インド料理
クアラルンプールの中心街にインド人街がある。インドとマレーシアは長い歴史がある。この国には様々な民族料理があるが、民族のコミュニティがそっくりあって、それぞれが街を形成し、そこに行けば本場の、インドに行っのたと同じ雰囲気を味わうことができる。旅行最終日にはクアラルンプール剣道連盟の王さん、ヤップさんなど、5人と松川先生、自分と最後の晩餐となった。お皿はバナナの葉っぱである。今回、手づかみでチャレンジした。3本の指を使い、つまんだご飯と具を親指で押し出すようにして口に放り込む。
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5.果物
トロピカルフルーツの宝庫である。なかでも、有名なのがドリアンである。どうも好き嫌いがあるらしい。マラッカの路上で売っているのを頂いたが、どうも、奇妙な味で、食感も何だかゴミを食べているみたいなのだ。それが、病み付きになり、果物の王様になるのだそうだ。他に、マンゴスチン、ドラゴンフルーツなど様々だが、スイカのジュースとか、瓜とか、パイナップルなど日本にもあるものはパスした。好きな人は一個ぺろりと食べるが、どうも、等級があって美味いものと、大した事無いのとは差があるらしい。季節もあり、今は終版だそうである。
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オレンジ、ランプータン、マンゴスチン

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ドリアン

5. フードコート
 クアラルンプール市内の大型ショッピングセンターなどにはフードコートがあり、色々な民族料理があり、この種類の豊富さ、味の良さなどから、世界有数である。有名なハワイのホノルルにあるアラモアナショッピングセンターも大きいが、その比ではない。例えばペトロツインタワーの下にある大型SCには8階の半分がフードコートになっており、一階おきにある。そこでは中華は勿論、お寿司、日本式の弁当、
インド、マレーシア、中華、イタリアンなどから世界中の料理があり、大賑わいである。特に、この国は昼休みが長い。2時間あるからたっぷり楽しめるわけで、オフイス街で働く人々と観光客で一杯になる。もの凄いパワーに圧倒される。巨大な胃袋がうなりを上げている感じである。こうしたショッピングセンタでなくとも、街路が夜になると屋台が出て、街路がフードコートのようになってしまう所もあれば、住宅街の一角が夜になるとフードコートになる場合もある。そして、これらは味は良いので、皆高級店に行く必要は感じない。

マラッカの屋台
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ペトロツインタワー下の巨大なSCとフードコート。回転すし屋も客が入っていた。
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インド料理(マトンカレー)だが、これが、大体15〜20リンギット、500円〜600円くらいである。

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マレーシアに行った


 マレーシアという国に関しては、今回行く迄あまり知識も無かった。旅行するので、情報に注意しているといろいろな事が分かって来た。ASEANでは中心的な国家である。でも、シンガポールの方が親しみがあった。こちらに来るとシンガポールの都市国家としての限界を感じる。この国には大きな自然がある。オランウータンやテングザル、コブラや大蛇もいる。マレータイガーも数は少ないが有名だ。かなり前、日本人看護師が麻薬を運び込もうとして死刑の判決を受けた。麻薬には厳しい国だ今回、マレーシア航空機が行方不明になったり、ウクライナで撃墜されて大騒動になったことが記憶に新しいばかりで、地理上の位置も定かではなかった。地図を見ると、ボルネオの北側はマレーシアであり、タイと半島付け根のところで接している。クチン港という港湾都市は昔、三井不動産建設で浚渫工事を受注したことがあった。世界一のLNG基地がある。サンダカンという町はサンダカン八番娼館という映画にもなったのだが、位置を知る事も無かった。赤道に接近している。行ってみると、確かに暑いが、何と、東京ほど湿度もなく、暑苦しくは無い。堂に入っても、扇風機で何とか過ごせるのである。この数年の日本の暑さは異常である。この国はマル前首相が今の勢いを作ったようだ。その背景には、この国が産油国であることも大きな要素である。

 人種の坩堝というか、とにかく、いろんな人々がいる。マハテールは多数派イスラム教とマレー人を中心に国家を統制してきた。とにかく、華僑、中国人のパワーを押さえる為にいろいろ苦心をして来た。ボルネオの北側をマレーシアに含めた事が、人種バランスで中国人勢力を押さえ、資源を手に入れることになり、今日の繁栄のもととなった。中国とも上手くやってきたしたたかな国である。ガソリン価格がリッター40円ほどだからうらやましい限り。日本車が多いが、新潟県内で見るようにハイブリッド車は殆ど見ない。

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BatuCaves バトぅーケーブのヒンドゥー寺院。270段の階段と巨大なスカンダ神像
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 中国人のパワーは凄い。行方不明になったマレーシア航空機の乗客は殆どが中国系だったが、この国では中国人勢力を押さえる為に陰謀があった推測もある。しかし、マレーシア人も50人ほど乗っていた。報道では何時間も迷走していたというが、239人の乗客から一切携帯などの通信が無かったことも謎である。マレー系は住宅を買うと税金などの特典があり、多民族より7%安く買えるし、大学なども人種比率の枠があり、中国人より有利だ。プミプトラ政策といい、マレー人の権益を守ろうとする。官僚はマレーシア人が多く、非効率と不正の温床だ。官庁と団体の長はマレー人に限られる。中国人は言語においてもハンディがある。英語、自分の故郷の中国語(広東語)とマンダリン(北京語)、さらにマレー語を学ばねばならない。ひたすら努力で頑張るから、結果的には資産やビジネスなどでもしっかり基盤を築いてしまう。インド人はカーストがネックでなかなかパワーが出ない。アラブ人はサウジアラビアあたりから観光客がどっと流れ込んでくるのでそれで食べて行けるのだろう。国家宗教がムスリムだから何の支障もない。そんなことで政情は周辺諸国よりは安定している。

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   KLタワーから見たペトロナストゥインタワーと市街

 この国に行って、戸惑うのがトイレである。イスラム系の施設では金隠しの無い、しゃがみスタイルの便器で、柄杓と水桶があって、左手で洗う。普通は水洗トイレで、ホテルでも横に専用シャワーがあり、それで洗うのだが、水勢のコントロールが難しく、つい衣服を濡らしたり、床を水浸しにしてしまう。何とも困る。彼らは左手で処理するから、左手は不浄であり、握手や食事は絶対に左手を使わない。要注意である。

 日本との違いで気をつけねばならないのは警官だそうだ。泥棒やひったくりに会ってもまともな捜査をしてくれない。車の足などお世話になった中国系のヤップさんは車に乗ると、シートベルトを必ず忘れないように注意する。それは中国人と日本人は金があるから交通違反のカモで、捕まったら、やたらふっかけて罰金を取ろうとするのだそうだ。マレーシアにはムスリム以外に仏教、ヒンドゥー、キリスト教、土着の精霊信仰などが入り交じっている。歴史的にはマレー人のシュリビジャヤ王国から、イスラムのスルタン支配、シャム人や中国人の仏教、アラビア人のイスラム教、ポルトガル・スペインのカトリック、オランダのプロテスタントなども時代を重ねて来た。それらが、今の文化を多彩なものにしている。言語はマレー語、中国語、ヒンディー語そして英語である。4つの言語が使われる。国策として英語を大切にしている。その結果、多くの優秀な若者がイギリスやアメリカに留学する。英連邦の特権で、何もイギリスに行かなくとも通信教育でイギリスの大学の学位が取れる。貿易立国として英語が共通語と言うのは日本と比べてとても有利な気がする。ASEANのリーダとして、世界に対する影響力は日本以上かもしれない。クアラルンプールに来て見ると、日本の停滞の20年間の間にマレーシアが東南アジアに大きな影響力を持つようになった事が肌で感じられるのである。

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ペトラツィンタワーの下にある大きなショッピングセンター。二層ごとにフードコートがある。全てに客が入って懸命に昼飯を食べているのは壮観だ。


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by katoujun2549 | 2014-08-14 15:54 | Comments(0)
マレーシアに行ってきました。マレーシアまでは約8時間、アジア航空で中部国際空港セントレアを4時30分に発ち、夜中の12時に到着した。ミッドバレーというクアラルンプールの郊外都市にあるホテルに宿を取った。その23階からの眺望。クアラルンプール(以降KL)は様々な近代建築が立ち並ぶ東南アジア一の大都市である。ペトロナスツインタワーはドバイのビルが出来る迄は世界一の高さを誇っていた。

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ペトロナスツインタワー
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次の日はゲンティンハイランドというKLから車で1時間ほどの山の上にあるリゾート施設に行った。ここはレジャー施設やホテルとカジノがあり、是非見に行きたかった。1500mもする山上にあり熱帯にも関わらず、涼しい。ラマダン明けで多くのイスラム教徒が家族連れで来ていた。彼らはカジノでは遊ばない。カジノはやたら中国系のマレーシア人、しかも、結構高齢者が多い。自分も20リンギットをスロットマシンで賭けてみたら、4倍になった。こりゃあ病み付きになりそうだとここで止めて昼飯を食べる事にした。鴨肉と焼きそばの皿を注文。これが実に美味い。
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カジノの入り口。中は撮影禁止である。イスラム教徒の中でも、アラビア系の真っ黒な衣装で目だけを出した女性が沢山おり、彼らは現地のマレー人より金回りも良さそうである。彼らはマレーシア人というよりアラブ人だ。ゲンティンは涼しいので暑い衣装の彼らはお好みなのだ。

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ホテルの前に駐車していたランボルギーニの前で撮影。フェラーリなどの高級車が時々高速を走っている。こんな車に乗るのはアラブ人くらいだろう。
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多民族国家マレーシア。マレー人、中国人、インド人、アラブ人が宗教の違いを乗り越えて、猛烈に発展している。都市国家シンガポールと比べると、国土の大きさと歴史文化がまったく違う。ここには国王がおり、マレーシア人を特権層とし、イスラム教を国教とする立憲君主制
である。前首相のマハティールがマレーシア人優遇策をとり、親中国政策と観光で経済を活性化した。独立時、ボルネオの北側半分を組み込んだため、産油国としての底力を持っている。ガソリン価格が安く、リッター40円ほどである。このあたりが実力の源泉である。これほどの多民族、多宗教国家が発展したのは見事である。資源、人種政策、情報管理と民主国家がタブーとしていることを敢て政策に組み込んだ所が成功の鍵かもしれない。多民族国家を治める秘訣として、多民族国家の紛争を治めるには全てが自由では無理なのではないだろうか。ちなみにマレーシアの人口は2924万 ‎(2012年)
シンガポール531.2万 ‎(2012年)ジャカルタ
960.8万 ‎(2010年)である。KLは180万人だが、緑が多くゆとりはまだまだある。
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ゲンティンはクアラルンプールの財閥で大きな山を所有し、ここにカジノを造った。最近出来たシンガポール、セントーサ島のカジノも所有している。1000mを超える山の上にある為に年中霧がかかる。少し下に行くと中国風の仏教寺院があり、上のカジノや遊園地と違い、静かな空間である。
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地獄から極楽に至るジオラマがあるが、中国風の生ナマしい悪趣味である。
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ゲンティンから、オランアスリー博物館に向かった。時間があまりなかったが、何とか閉館したばかりの所を入れてもらった。オランアスリ−はマレー半島の原住民であり、日本のアイヌのような先住民族として保護政策下にある。
ムスリムの住宅街を抜け、あまり豊かとは言えない地域のなかにあった。彼らは精霊信仰を持ち、吹き矢で獲物を捕ったり自然との共生を守って来た。
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オランアスリー博物館と展示
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オランアスリーの吹き矢道具コレクション
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