2017年 07月 31日 ( 1 )

H.Steve君の案内で、サクラメント経由でパイオニアの彼の別荘に出かけた。サクラメントはカリフォルニア州の州都である。開拓時代は大陸横断鉄道の終点でもあり、また、幌馬車隊や駅馬車もここを目指した。
カリフォルニア州の行政の中心であり、州議会議事堂もある。カリフォルニア州のGDPは2015年で2兆4480億米ドル、人口は3925万人であり、これは一国で見た場合、これより大きな国は中国、日本、ドイツ、イギリスであり、フランスはこれに及ばない。州議会議事堂も立派である。サクラメントは湿地を開拓し、洪水から灌漑と地盤嵩上げによって安定した都市の発展がみられるようになった。この作業には中国人の労働者が貢献している。また、湿地が多いので米作に適しておりカリフォルニア米はここが産地である。大陸横断鉄道の終点でもあり、鉄道博物館が鉄道時代の大陸横断鉄道の記念に実物の機関車などを展示し、威容を伝えている。

     水都サクラメントを物語る外輪船のレストランホテル
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カリフォルニア州議会議事堂
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サクラメントから1時間半ほどでレークタホに向かう途中にある彼の別荘に泊まることになった。敷地は3エーカーあり、12000平方メートル(3600坪)の敷地に彼のコテッジがある。広大な敷地の中には小川もあり、4匹の鹿の親子が朝夕訪問してくる。アメリカンドリームを実現した彼ならではの理想の暮らしがあった。朝食、夕食では1彼の奥方がサラダや果物、そしてバーベキュウを用意してくださった。アメリカではこうした生の食材を楽しむことができるのは、上位生活者で、社会保険のお世話になっている層は味わえない。社会保障受給者層は缶詰やパックの加工食品で生活し、生野菜や果物は高級なのである。
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朝のサラダ

 翌朝、レイクタホまでの1日ドライブとなった。パイオニアも標高800mほどあるが、シェラネバダ山脈を通ってレイクたほまでは2時間ほどかかる。途中に湖や岩山、スキー場などが点在しており、景色が良い。H.Steve君は自分にこの素晴らしい景色を味わってもらいたくて、このコースを選んだようだ。2000m位の標高である。途中、Kirkwoodというスキー場に寄ってみた。

       Kirkwoodの湖と山並み
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チャップリンの黄金郷時代はタホ湖の西にあるドナー湖付近で起きた
幌馬車隊の遭難事故と食人事件をもとに制作された。
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黄金郷時代の1シーンでこのような小屋が
ゴールドラッシュ時に建てられていた

周囲は多くのキャンプ場があり、アメリカ人は湖などでカヤック遊びを楽しんでいる。トレーラーハウスやテント、別荘などの生活をエンジョイしているのである。このスキー場は彼のご子息夫婦がスキーを楽しむ所だという。スキーシーズンではないが3000m近い山並みには雪が残っており、スキーを担いでいる人もいたが、残念ながらリフトは動いておらず、皆登坂しなければならない。昼となったのでロッジでの昼食となった。クラブサンドイッチを食べたが、美味いというより、量がすごいので必死に食べたが、とにかくアメリカの一人前はその大きさに圧倒され、味わうよりこなすという感じになってしまう。
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必死に食べた昼食のクラブサンド

Kirkwood(カークウッド)はカリフォルニアのスキーの中心であり、レイクタホ周辺には冬季オリンピックの行われたスコーバレーなどの有名なスキー場が点在している。途中には多くの湖があり、3000mクラスの山には雪が残っていて、日本の白馬山系のような雰囲気であった。88号線でレイクタホまでは1時間ほどかかるが、途中の絶景に目を奪われる。レイクタホサウスの町は大きなリゾートタウンであり、ケーブルカーで山の上からタホ湖を一望にすることができる。このケーブルカーは乗るのに一人3800円もする。混んでいるので、これは諦めた。とにかく人が多い。まるで、日本の江の島のようなところだと気が付いた。
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レイクタホは巨大な湖


タホ湖は巨大な湖であるが、水がきれいで、エメラルドベイは有名である。しかし、途中の美しい湖を見たことや車が混みそうなので早々にパイオニアまで戻ることにした。独立記念日前後の休日なので混雑するわけである。これまで、アメリカは都市を中心に回っていたが、こうしたアメリカ人のリゾートライフに触れたのは初めての体験であった。この国の豊かさとは何かを感じさせる日々であった。
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H.Steve君の別邸と鹿の遊ぶ敷地
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