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フイリップミルのフレンチ

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六本木の東京ミッドタウンのフレンチレストラン、フィリップミルに昼食で行った。通訳業をされているA.H.さんの紹介で久方ぶりのフレンチだった。1人身になると、フレンチと鍋料理を囲む機会が無くなる。彼女にも付きあっていただき、楽しいひとときでした。フレンチとしてはきわめて淡白な味付け。シャンパンのデリケートなテイストとのバランスを考えているのだろう。鱈を蒸したクリームソースの一品が印象に残ったが、食べるのに夢中で写真に撮りそこなった。シャンパンも1本開けてしまった。酔ったせいか、女性を前に気が大きくなり、値段も気にならなくなった。夜は市川本八幡のベトナム料理屋で同期会だから早々に引き上げた。本当は上のリッツカールトンでコーヒーを飲みたかった。

フィリップミルはミッドタウン4階のテラスのあるお店で、オリーブの木が植わっていた。フランスの本店は2つ星だそうである。サンフランシスコ郊外のソノマではワイナリーの周囲にオリーブが植わっている。夏のカリフォルニアに思いを馳せた。アメリカ人になった親友SH夫妻とメキシコ料理屋に行ったが、ジョッキに入った大量のマルガリータと強烈なボリューム、時差ぼけでvomitingしてしまった。酒も安いから欲張りすぎた。

ミッドタウンのテラスにはメキシコ料理のLaColinaという店があったが見当たらない。どうも閉店になったようだ。家族連れが多かった。メキシカンでは価格が出ない。高い家賃がネックなのか。しかし、家賃が高い店は必死で工夫するから内容は悪くない。価格を別にすればだが。いずにせよ中途半端ではうまくいかない。難しいところ。

フィリップ氏はシャンパーニュ地方「レ・クレイエール」のシェフに就任するやわずか2年でミシュランの二ツ星を獲得する実力。
氏の料理は、伝統的な基本を守りつつも現代的なスタイルを取り入れた正統派フランス料理であり、フランス料理界における「グランド・キュイジーヌの大いなる希望の星」と言われるほどの人気シェフ。11月28日には来日、当店で技を披露するらしい。美しいアレンジに感動した。平松氏の特注シャンパンがデルモッテで作られている。あっさりした淡麗なテイスト。新潟の日本酒を思う。ワインショップなら1本6000円位だが、ここなら1万5千円だろう。シャンパンは一人で飲んでも美味しくない。美女と絶品フレンチでドンペリなみとなる。そう思えば高くはない。イエス様はカナの婚礼で水を上等の葡萄酒に変えてしまった。奇跡!、愛の語らいがあれば、水も酒と化す。最高のシャンパンだった。
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          平松の名前の入ったデラモット・シャンパン
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前菜のお焦げのようなカリッとしたボール


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真鯛のカルパッチョ 美しいアレンジ
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チキンだと思うが淡白で上品
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華麗なるデザート

by katoujun2549 | 2017-11-10 19:21 | グルメ | Comments(0)