トランプ大統領が意味深な発言を繰り返している。このままでは戦争への道を歩んでいるようにも見えるが、これはあまりにも両国にとってマイナスしかないから、直接攻撃する選択肢はないだろう。攻撃なら空母カールビンソン、ロナルドレーガンは日本海にいなければならないし、空母は最低5隻は行かねばならない。韓国の斬首作戦など情報が筒抜けで漫画の世界。アメリカは朝鮮半島にいる12万人といわれるアメリカ人を避難させ、戦闘のインフラを整備するのに2ヶ月はかかる。日本人は6万人、中国人は20万人はいる。おそらく、北朝鮮に対してはトランプのサプライズがあるはずである。
あるとすれば、トランプー金正恩会談だろう。電撃的な会談が11月の日本訪問の際に、北訪問が行われることがなかった。トランプは何とか金を国外に引きずり出す。トランプが行って金が行かなければ無礼、臆病で笑い者にすれば良い。いずれにせよ、既に段取りのできた日本、韓国、中国を訪問した後であろう。ロシアが協力するかだ。その時各国と調整をするはず。日本も小泉首相が電撃訪問し拉致問題を一歩前進させた。その時、安部首相も行っている。安部首相がトランプとゴルフをしたり長い時間接触し、その時の話をトランプに話しているはずである。話さないわけがない。なぜこの推測をマスコミは言わないのだろうか。報道管制されているに違いない。
これは自分の勝手な予測である。トランプは直談判の好きな、新興企業経営者で、重要なことは自分で行わなければ気が済まない人物だ。交渉力には自信がある。多分、そこでは何も決まらない。若干の譲歩はあるかもしれない。北のICBM製造中止くらいはあるかも。アメリカにとっては、北のミサイルや核はテロリストに売られる恐れもあり、何としてでも止めさせねばならない。ユダヤに支配されているアメリカにとって、イスラエルの防衛も視野にある。
例えばB1の飛行は行わないとかの譲歩はあるだろう。そのために今やたらB1は北朝鮮に接近した演習を行っている。しかし、その狙いは実は別にある。トランプというよりアメリカの軍事筋は金正恩を凶暴な、かつてのカダフィやフセイン、オサマビンラディンと同列に考えているに違いない。そこで、何とか、彼を国外に、例えば中国に引き出し、中国政府に監禁させる、または、西側であればスゥエーデンあたりに誘い出し逮捕してしまう。かつてはパナマのノリエガを逮捕した。金正恩が張成沢をあれほど残酷に粛清したのは実際に中国と結託していたかもしれない。だから、金正恩は絶対に中国に行こうとしなかった。中国と冷えた関係であるのはその警戒感の現れである。そうなれば、中国での逮捕は無理である。暗殺は警戒が強く無理。ご招待で逮捕という道しかない。
そこから、北がどう出るかは分からないが、金タマを抜き取られた北朝鮮は崩壊するだろう。金正恩をアメリカにご招待するかもしれない。そうすれば、ことは簡単だが多分先方も警戒して乗ってこない。とにかく、戦争に至らない唯一の方法は金正恩逮捕しかない。
11月のトランプアジア歴訪では何も起きなかった。万一核戦争になる危機になれば、中国が侵攻するかもしれない。あるいは北内部のクーデターが起きるかもしれない。誰も金一族と死にたくはないはず。