丘の上のコンサートとヴィオラダガンバ

ヴィオラダガンバ

 アドベント入りの11月26日(日)午後2時から市ヶ谷の牛込払方町教会で「丘の上のコンサート」として教会会堂を使ったミニコンサートを行った。久方ぶりに会堂の席は満席となった。ソプラノを歌ったのは高橋美千子さん、カンタータなど、バロックが得意だが、フランスで様々なバロックオペラにも出演された方。オルガンは中村文栄さんでオルガンとチェンバロのデユオも行った二刀流。ヴィオラダガンバは井上奈緒美さん。東京芸大からパリ市高等音楽院古楽科、リヨン国立高等音楽院で学んだ本格派。1時間半ほどの短いコンサートだったが、素晴らしい歌声とオルガン、ビオラダガンバの音色を堪能した。バッハのカンタータなどバロックの古楽器演奏ではこのヴィオラダガンバは定番になっている。マタイ受難曲の中にも頻繁に登場する。
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 演奏者が良かったこともあるが、素晴らしい音色であった。この柔らかな音色を持つビオラダガンバが何故、オーケストラで使われないのか不思議に思ったが、その理由がわかった。この弦楽器は弦が羊の腸で作られており、室内の温度や湿度に影響を受けやすく、何曲か引くとだんだん音が狂ってくるらしい。頻繁に音合わせが必要で、オーケストラの長い曲目には向かないのだ。曲目はバッハのアヴェマリアから始まり、グリーンスリーブス、ヘンデル、モーツアルトのアレルヤなどを前半に、後半はクリスマスの歌を中心にシャンパルティエの真夜中のミサ、讃美歌の古歌を6曲続け、最後はアダンのオーホーリナイトで終わった。久方ぶりに生の演奏の良さに感動したひと時であった
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by katoujun2549 | 2016-11-28 13:55 | Music 音楽 | Comments(0)