犬は家族の一員だが、ワン子の咬傷事故も気をつけねば

咬む力が強いアメリカンピットブルだが、普段は優しく、飼い主に忠実である。
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                 攻撃性の強い犬に仕立て上げれば恐ろしい凶器になる
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ワン子と咬傷事故

 自分は実は猫よりは犬が好きである。感情をあらわにして、帰宅すると大喜びで飛びついてくる。犬は愛情の塊のような動物である。もちろん、猫も実はそうであることが飼ってみるとわかってきた。家で飼う動物にとって飼い主は全てであり、愛情によって生きている。家族の一員だが、実は必ず別れの時が来る。これが辛い。ペットロスである。しかし、命のはかなさ故に愛おしさも大きいのである。

 最近のネコブームに対して、わん子で頑張っているのはSoftbankのCMのお父さん(北海道犬:アイヌ犬)とギガちゃんの白いポメラニアンだろう。マンションに住む家庭が多くなり、犬よりはネコの方が飼いやすいこともある。猫は散歩に連れて行く必要がない。トイレは自分で決まったところでするから、おしっこのシートと糞の掃除さえマメにすれば良い。猫によっては春から夏にかけての抜け毛を梳いてあげる必要はある。それに対して、犬は部屋で飼う場合でも、活動的で、吠え声も気になる。餌も量が多い。特に大型犬になると糞の大きさが半端ではない。手間がかかる分一層可愛いのである。自分は子供の頃は家でスピッツを飼っていた。中学の頃は、犬に凝っていた叔父からもらったボクサーを飼った。これは4年であの世に逝ってしまった。フィラリアで晩年は苦しそうだった。心臓が弱って亡くなった。当時は犬を外で飼うことが常識だったから、蚊の媒介するフィラリアにみなやられていた。最近は予防薬や治療薬が開発され、この病気で死ぬ犬は減った。今は癌が第1位だそうだ。ボクサーは中型犬というが、力が強く、家の塀や器物を壊して周って困ったが、基本的には飼い主に忠実で優しかった。家族が家に帰ってくると、2mくらいジャンプして門に体当たりして喜ぶので、木製の門が破壊されてしまった。散歩も引きづられないように自転車で回っていた。ボクサーの筋肉隆々とした走りっぷりは見事で、美しかった。ボクサーが亡くなって1年後、フォックスハウンド系の犬を飼い、11年間育てた。この犬との付き合いが一番長く、思い出深い。もう一度できたら飼いたい犬種だが、ブリーダーはほとんどいない。50万円かければ海外のブリーダーから輸入できるそうだ。当時は近所の牛乳店で秋田犬を2匹飼っていたり、材木店では土佐犬がいた。大型犬が結構多かった。今は、トイプードルとか、ポメラニアン、ダックス、柴犬など小型の犬が、「可愛い」ということばかりで飼われているような気がする。一方、海外では、もちろん日本と同様な「可愛い」犬も人気だが、一方では大型の「猛犬」を好む人も多い。特に、一人住まいの女性や高齢者が大型の犬を飼うケースが多い。アメリカは犯罪が多いために番犬は強力な犬が好まれる。それも、アメリカンピットブル、ロットワイラーといった猛犬に人気がある。ドイツシェパードも多い。だから、こうした犬の飼い方に間違いがあると、とんでもないことになる。とにかく咬む力が凄い。ボクサーもそうだったが、実はアメリカンピットブルも、ロットワイラーも飼い主にはおとなしく、可愛らしい犬なのである。アメリカで、猛犬に殺されるような事故が結構多い。毎年450万件の噛みつき事故があり、その半数の被害者が子供である。また、郵便配達人が何故か、犬のターゲットになりやすく2013年には5581人もの配達員が被害にあった。そのほとんどが飼い犬である。事故を起こすのは雑種も多い。犬好きのドイツでも事故は結構あるようだ。欧米ではマッチョな筋肉質の犬が好まれる。日本では4000件ほどで、咬傷事故を起こす犬種は秋田犬が1位で2位はピットブルだそうだ。日本で数が少ない割にピットブルが2位というのはこの犬は結構凄いなあという感じだが、3位から6位までは小型犬が多かったのは、日本では小型犬好みで数も多いのだろう。また、大型の場合は力が強いので大きな事故になるが、小型犬は死亡事故にはならない。アメリカでは1979年から1998年の20年ほどの間で238件の死亡事故があり、死者の半分がピットブルに噛まれたという。時代に応じて、人気の犬種によって、ロットワイラーやジャーマンシェパードに殺されるケースも多かった。日本では反町・松嶋夫妻のドーベルマンが同じマンションの住民女性に噛みつき、それが原因で被害者が転居したため、裁判になり、管理会社に1750万円支払う損害賠償命令が出た。事故を起こした犬は殺処分が常識である。

 


 大型犬というのは事故の面からは、子犬の頃からの躾が大事だが、その後も、家族との関係でとんでもない事故を起こすこともある。犬は家の中の秩序をわきまえており、家の大人夫婦が目上だと思っていても、子供は下に見ることがある。子供が散歩に連れて行くと自分が主導権を握ろうとして勝手に走ったりして、手を離した隙に興奮して人を咬むケースがある。反町家のドーベルマンもそのケースではないだろうか。大型の犬を飼う時には細心の注意が必要である。自分も本当は、マッチョな大きな犬が好きだが、将来、孫が遊びに来た時に万一のことがあってはならないので、飼育を控えている。小型犬は可愛いが、愛情表現は大型の方が豊かなのである。家で飼うには、ボストンテリアとか、ビーグルがいいのだが、こうした小さな犬でも咬傷事故はあるから気をつけねばならない。推測だが、飼い主が犬に注意を注ぎ、愛情深く育てていれば事故は起きない。ところが、人間にも事情があって、忙しかったり、愛情が持続しない時もある。そんな時に病気になったり事故は起きるのだろう。犬は飼い主の愛情の塊なのである。この愛の持続に自信がなければ飼わない方が良い。


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by katoujun2549 | 2016-04-21 01:47 | | Comments(0)