夏のアウトドアでご用心~ヌカカにやられた、痒い!

 夏のキャンプ場などでブヨに噛まれて痒い思いをした方は多いと思う。しかし、このヌカカはその痒みとしつこく治りがわるいことで群を抜いている。7月26日の日曜日の夕方、暑くてたまらないので、車でひたすら日本海沿いの国道を北上し、村上の瀬波温泉から、笹川流れの景勝地も越え、山形県に接する府屋海岸まで行ってしまった。

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このテトラの下あたりにヌカカが潜んでいるのではないか

 その海岸で、キスを釣ってみようと投げ竿を持って海岸に下りてみた。荒い小石混じりの砂地でいかにもキスがいそうなところ。サンダル履きで波打ち際を歩いたのがまずかった。成果も無く、日が暮れて来たので、車に乗ろうと、砂まみれの足を洗ったのだが、足がちくちくしてすっきりしない。家に帰ってから足を見て、ありゃー何か虫に食われている。片足30ヶ所くらいだ。それが、やたら痒いのである。掻けば掻くほど酷くなる。赤くなったところは掻いてはいけない。一部は水ぶくれになっている。気になるとたまらない痒さだが、他のことをやっていると忘れることが出来た。翌日、府屋を知っている釣りの好きな人に聞くと、それはブヨですと教えてくれた。投げ釣りでも、長靴が必要なのだ。2日たっても3日過ぎても痒い。ブヨにしては酷い。何か別の生物かもしれないと思いネットで調べると、どうも、ヌカカというハエの一種が犯人である事が分かった。ツツガ虫という怖いダニも新潟にはいる。ネットで調べれば、海辺で釣や海水浴で同じ目にあった人が結構いたのである。

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こんな幼虫が砂中にいたとは
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 「ヌカカ」とは直径1㎜チョイと「糠」(ぬか)の粒のごとく小さく、その凶悪さは「ブヨ」以上。コイツに比べたら「蚊」など可愛いものです。また「ヌカカ」は海辺だけでなく川や湖にもいる。ちなみに海辺と言っても風を遮る場所のない「砂浜」には比較的少なく、磯やテトラポッドの周り、堤防などに多く分布している。この虫は体が小さく飛翔音がほぼ無いので、刺されるまで存在に気がつく事はほとんどない。胡麻粒くらいなので腕に止まっても刺されるまで分からない。「そして刺されると例によって例の如く「痒み」とともに腫れてきます・・・
体質にもよりますが、刺されてから3日から一週間くらい痒みが続きます・・・
「ブヨ」に比べると腫れ具合は小さめですが、それでも直径5~10㎜くらいの跡がしばらく残ります。」とある。その通りだった。ハエ目(双翅目)・ヌカカ科(Ceratopogonidae)に属する昆虫の総称。体長が1mm-数mmほどの小型昆虫で、一部の種類のメスはカと同様に吸血動物となる。糠粒のように小さい蚊」という意味からヌカカ(和名)と命名された。地域によってはイソヌカカ(磯糠蚊)やヌカガ(糠蛾)、と呼ばれている。夏の水辺などをひと塊になって飛んでいる。上から見た感じは黒ゴマの粒のように見え、よく観察すると薄く透明な翅に、黒い斑紋を装うものが多い。
 しかし、そんな虫が波打ち際に飛んでいたとは全く気がつかなかった。さらに調べると、砂の中に線虫のような幼虫がいて、これも吸血するのだそうで、多分これにやられたのではないかと思った。両足首の波打ち際で砂にもぐった部分に集中しているのだから。新潟から山形、秋田にかけて、「ツツガムシ」という恐ろしいダニがいる。これも水辺の藪などに住み、刺されるとかゆみどころか発熱し、時には死にいたる場合もあるという。まあ、ツツガムシではないと思うが、痒さは尋常ではない。ヌカカは他の昆虫の体液を吸ったり、さらには小型の昆虫を捕食するという性質を持っている。そのためヌカガの体内ではたくさんの病源菌が繁殖していて、結果的に多くの寄生虫や病源菌の媒介者となっている。このように書けばヌカガは非常に危険な生物であるという認識を与えるかもしれない。 医療機関では、炎症やアレルギー反応を抑える錠剤、痒みを抑える錠剤とプロピオン酸クロベタゾール軟膏を処方することが多い。虫除けとしては、ジエチルトルアミド(ディート)を配した虫よけスプレーが有効といわれる
この小さな虫が悪さをする
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足首に集中しており、砂の中に足首まで沈んでいたから、多分、敵は砂の中にいたのだろう。
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by katoujun2549 | 2015-07-30 01:20 | 医療介護福祉 | Comments(0)