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宝塚歌劇団 花総まり 素晴らしい41才

野村 with NISAのテレビコマーシャルで若奥様に扮して、空を飛んだり、明るい笑顔の素敵な女優は誰か、ということで調べてみたら、宝塚の元トップスター 花総まりさんだった。彼女は退団後、4年ほど充電して、最近また、演劇を中心に復帰した方である。自分は宝塚はあまり見たことがない。30年ほど前、1度新宿のコマで見たが、美しい公演でとても楽しかった記憶はあった。テレビCMは次の通りhttp://matome.naver.jp/odai/2137544589650604401
日本の芸能界は、ファッションモデル系とか、映画系、アイドル系などいろいろルーツがあるが、この宝塚系というのも大きなパワーを持っている。特に、彼女達はそのキャリアを利用して、様々な日本のエリートに食い込んでいる。国会議員や官僚の配偶者として相当な数がいるのではないか。公明党系とかばかりではないだろう。特に、中国との交流等では裏方でいろいろな貢献をしているのかもしれない。しかし、芸術とか、演劇等は、反権力とか、庶民のものという先入観があり、大体、歌舞伎の名家とか、宝塚の様な権力者のペットみたいな立場は好きではない。人気アイドルこそ芸能会の原点。しかし、歌手上がりのタレントやモデル系等、姿は良いが、演技や声等なっていない俳優が、自分の欠陥にも気付く事無く、ノウノウと出ているのには嫌気がさす。その点、宝塚はさすがである。
 アメリカでは、アクターズスタジオという登竜門があって、マリリンモンロー、ジェームスディーンとか、卒業生がハリウッドのスターのマジョリーティーかもしれない。俳優というのは、発声、演技、体力など、美醜以外にも多彩な能力を要求される。ヨーリッパなどでも、アイドルだけでは人気は長続きしない。フランスにはコメディフランセーズ、ウィーンのブルク劇場に出れば一流とか、俳優を育成する仕組みがある。また、人気があるのは映画ではなく、オペラ歌手であり、名声は尊敬も併せて得ており、美貌だけではスターにはなれない。その意味において、厳しい修行を得て、選抜されて上昇していく仕組みを宝塚は保っている。この亜流が、AKBであろう。より大衆的な意思決定が働く仕組みが人気の源である。自分は宝塚をあまり好きでなかった理由は、この学校教育的偏差値至上主義の延長にある宝塚の選抜方法が厭だったからだ。そして、その後はまた、星組トップとかランクがあって、宝塚ファンはその世界に酔いしれる。有楽町の宝塚劇場で公演が終わると、楽屋から出て来るスターを待ち構え、ファンがきちんと統制の取れた整然とした隊列でお出迎えする姿は何とも恐怖感を感じる。あれは一種のファシズム。しかし、この花総まりさんは、お姫様役として、大活躍で、ダンス、バイオリン、歌唱など多彩な力量を持ち、かつ、姿も可憐で美しい。じぶんはこの手の顔立ち、気品、明るさ等満点女優だなあと思って見ている。ファンと言えばファンだろう。こんな人周りにはいないからスターなのだ。宝塚歌劇団 花総まり 素晴らしい41才_e0195345_11354051.jpg宝塚歌劇団 花総まり 素晴らしい41才_e0195345_11351948.jpg

by katoujun2549 | 2015-01-26 11:35 | Music 音楽 | Comments(0)