マレーシアの料理は美味しい マレー紀行3
第一日目の夜に食べたのはサティーである。サティーは日本風に言えば焼き鳥とか、串焼きである。サティーの美味しい店というのは道路に面してオープンになっていた。この国にきて感心するのは鳥肉が実にうまい。自分はチキン党だから、これは嬉しい。注文すると、胡瓜と米粉を蒸して固めた皿が出てきた。サティーは串の先に鳥やビーブが味付けられて炭火で炙ってあり、美味しいので、20本ほど食べてしまった。
2.チキンライス
マレーシアのチキンライスはチキン&ライスである。鳥肉は茹でてあり、そのスープでご飯を炊いてある。あるいは、お粥である。マラッカではこのお米が団子になっており、これを崩して食べるので、チキンボールという。これを食べてビールも飲みたくなるが、マレー人の食事のせいか、ムスリムは酒を飲まないからビールなしである。これはもったいない。サティーも焼き鳥でビール抜きというわけである。本格的なマレー人食堂だから仕方ない。それでも、充分楽しかった。
3.中華料理
日本クラブに近い所にある中華料理店に行った。決して綺麗な店ではないが、この国では、そうしたことにあまり関心がない。実際、何処に行っても、何を食べても結構いける。この中華では、カニを頂いた。ゲンティンハイランドで、お昼に食べた焼きそばと鴨肉、クアラルンプールの中華街で食べたワンタンと焼きそばなど、一品料理もうまい。失礼な言い方だが、絶品B級グルメの宝庫である。
4.インド料理
クアラルンプールの中心街にインド人街がある。インドとマレーシアは長い歴史がある。この国には様々な民族料理があるが、民族のコミュニティがそっくりあって、それぞれが街を形成し、そこに行けば本場の、インドに行っのたと同じ雰囲気を味わうことができる。旅行最終日にはクアラルンプール剣道連盟の王さん、ヤップさんなど、5人と松川先生、自分と最後の晩餐となった。お皿はバナナの葉っぱである。今回、手づかみでチャレンジした。3本の指を使い、つまんだご飯と具を親指で押し出すようにして口に放り込む。