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特定国家機密保護法

 日本は世界の中ではスパイ天国なんだそうです。国家公務員も、政府の要人からも情報は筒抜けで、何とも締まりがない。昔、橋本総理が中国でくの一、女スパイに籠絡されたという噂があった。
 特に、中国はに自国官僚ですら賄賂の横行で、共産党内部も腐り果てているわけで、日本の中国在住大使館員などはおそらく、かなりの割合でやられているだろうというのは推測に難くない。特に、差別するわけではないが、長期に大使館にいる、中堅層、ノンキャリアは危ない。そんな実態は、恥ずかしくて議論できない。自衛官だって、北朝鮮のスパイなどは、女にもてない自衛官をセックスで誘って重要軍事情報を取ることなど朝飯前。結婚だって罠になることがある。現実に拉致問題であった事ではないか。以前、イージス艦の情報システムが漏えいして、日本の情報管理がいいかげんであることをアメリカに指摘され、戦闘機機種選定にも影響を与えた。そんな中で、危機感を持った官僚がこうした法案を作るのは理解できる。これはもっぱら公務員のモラルの問題だが、それは情報を取る側にも問題が出る。特に、原発のことになると、今でも嘘だらけで、公開していない情報はごまんとある。何とか、仕組みを作って防ぎたい。信用のできない官僚自体の不祥事の裏にはそうした弱みを狙った民間機関がある。民間は自分の目的、利益であろうと、ジャーナリストの情報源としてでも、手段を択ばない輩がいる。民主党だって管直人は女性記者と懇ろになって叩かれたではないか。 しかし、官僚は何と無誤謬が前提の我が国の仕組み上、こうした不祥事をあげつらって、国民に説明することはできない。審議を深めるとこうしたことも明らかになってくる。いそいそ強行採決した理由はあるのだ。
 だからといって、強行採決、というのはあまりにも唐突だ。もっと大切な民主主義の言論の自由とか、知る権利まで損なう。いくら、動機や目的が正しくとも、そこから予測不能な結果に結びつくとか、牽制する仕組みがなかったり、正しい議論のプロセスがなければ、それは成立しない。常識が通用しない。民主主義が何だかわかっていない政治家が今の安倍政権ということだ。民主主義が面倒くさくて、それを支える仕事を減らしたい官僚と、もともと、民主主義なんぞヒトラーのように骨抜きにして、自分たちの思うように日本がめちゃくちゃになっても平チャラで、選挙さえ勝てばうれしい情けない自民党政治家の合作なのであり、それを選んだのも国民なのだ。しかし、国民はそうした自らの至らなかったことは、政治に訴えるデモとか、言論で対抗するしか方法はないのである。

by katoujun2549 | 2013-12-09 14:20 | 国際政治 | Comments(0)