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茨城キリスト教学園

茨城キリスト教大学

日立市大甕町にあるミッションスクール、茨城キリスト教学園に行った。キリスト教学校同盟の総会出席のためである。正直な所、こんな場所に幼稚園から中学高校大学さらに大学院まである学園があるとは知らなかった。茨城キリスト教学園は1947年に短大と専門学校を設立し、その後、拡大成長を続けた。現在、幼稚園から中学校、高等学校、大学、大学院まで設立してきた。University is not a building.これは、母校一橋大学に経済学者マーシャルが来た時に、美しい国立のキャンパスを当時の学長が自慢げに説明した時に言われたことだ。しかし、マーシャルはアメリカやヨーロッパの大学が素晴らしい施設を持っていることを知って言っている。施設は整備されて当然なのである。もちろん、大切なのは行なわれている教育であり、研究内容であることだ。大学というのは逆に言えば建物なのである。研究者や学生の場を提供することを怠ってはいけない。地方から来る学生があれば、近所のアパートに住めば良いでは論外だ。寮を用意して備えなければならない。新しい研究機関を設立したらその事務所は用意する。今までのものを兼用とか、汎用という考えでは中途半端になるのである。だからこそ、大学は大きな敷地を用意してある。

「キリスト教精神に基づく人間形成」を目的として設立されたのは1948年。以来、一貫してこの建学の精神と教育方針を 貫き、愚直なまでに一歩一歩着実に前進してきた事を感じさせる。大学のキャンパスは礼拝堂、学生寮、校舎、グランドなど全てが揃っており、総合学園としてふさわしい陣容を保持している。敬和学園も、リベラルアーツ大学として、建学の精神を実現するために、学園施設も含め、学生により良い施設環境を提供することを常に念頭に、時代に即した教育内容ーFD開発を怠らないことが大切であると思う。広い敷地に美しいキャンパスがあり、チャペルや図書館も立派だ。この学校がここまで発展するには色々な努力や苦労が当然あったはずだ。時代の波にうまく乗ったことも大きな経営要素である。一番大切な事はキリスト教を前面に出して、世の中の共感と特色を出したところである。これが大いに貢献していると思う。建学の理念が名前に現れ、名が体を表している。世間の評判に流され、やたら国際とか、情報と言った名前を付ける事ではないだろう。

開会前に中学生の美しいコーラスを披露してくれた。なかなかの水準
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チャペル外観と内部 薔薇の花が美しい
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by katoujun2549 | 2013-06-14 23:13 | 教育 | Comments(0)