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新潟の煎餅売り場は凄い。

 新発田に来て半年、職場からの帰りにはいつもウオロクというショッピングセンターか西新発田のイオンのどちらかに行く。夕食の材料とか、生活必需品を買うのだが、いつも、圧倒されるのは、食材では「鮭」のコーナーが大きいことだ。大きなオープン冷蔵庫に様々な鮭の切り身、生鮭、塩鮭、村上の鮭、鱒などが並んでいて、新潟の人は鮭が好きと見える。10月になると鮭のハラコが一本1000円前後で売られ、これをほぐして、イクラの醤油漬けを作る。卵をほぐすのが面倒だが、意外と難なく皮からはがれた。問題は薄皮で、これが残ると、生臭い感じになるから、丁寧に塩水につけながら取っていく。湯をかけると白くなって取りやすくなるが、卵の皮も白くなって厚くなってしまう。だしの効いた醤油につけるともとに戻る。漬けて一晩すると、浸透圧の関係で、パンパンになったイクラが美しく輝いている。ご飯にかけてもいいし、大根おろしで和えて口に入れると、プチットはじけて口にうまみが広がる。何ともいえない至宝ともいえる自家製イクラ醤油漬けである。村上の塩引き鮭、そして生鮭を使ったムニエルなどいろいろなバリエーションを楽しめる。

鮭コーナー


二列にならんだお煎餅コーナー
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長靴売り場
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 用品売り場に行くと、11月になると長靴売り場が凄い。こんなに豊富な品揃えは見たことがない。流石に雪国だ。防寒用の裏地があるもの、膝までの長い雪が入らないようになったものとか、また、カラフルな品物がある。ゴム靴は三つ馬印がブランドとのことで、自分はやはりその製品を買ってしまった。とくに女性用のものとなると、デザインが様々である。これがお店の前に所狭しと出ている。自分も先日の大雪で早速これが役に立った。雪かきの時にはしっかり長さのある靴でないと、ズボッと雪に膝上まではまってしまう。ところが、この靴は車の運転には不向きだから、今度はブーツもいる。道を歩くときは長靴でなくともいいし、オフィスでは短靴もいる。東京では不要な冬の備えに結構手間とお金がかかるのである。
 もうひとつ、凄いなあと思ったのが、お菓子売り場である。新潟とくればオカキとか煎餅である。この売り場がやはり大きい。二列ぐらいあって、あんまり種類が多いのでたじろいで結局買う気が失せてしまうほどだ。東京では亀田製菓の柿の種が病み付きになって、毎日食べたおかげで、体重が増加してしまった。他に三幸製菓というのもある。新潟では老舗の柿の種とかもあるが、スーパーで売っているこのピーナッツの入った亀田製菓には適わないのではないだろうか。新潟の煎餅は、いずれもさくっとした歯触りで、美味しいが、自分には物足りない。長年、草加せんべいで食感をならしたせいだろうか。醤油の味も関東は濃い。噛むとパリっとではなく、バリっとする奴でないと食べた気がしないのである。



by katoujun2549 | 2012-12-19 12:05 | Comments(0)