北方領土でロシアに利用される韓国

  朝鮮半島は中国とロシアという大国に挟まれ、中国からは属国扱い、ロシアも覇権を常に窺う。我が国は海を隔てている分気楽な面がある。しかし、韓国は中国から朝鮮戦争では軍事介入を受けている。北朝鮮はほとんど中国の属国となることで、命脈を保っていると同時に、ロシアに対しても緊張感があり、北朝鮮の北側から沿海州ロシアには朝鮮族が多数居住し、経済的にも重要な地位を占めつつある。ロシアは彼らを活用する方向にある。黒龍江省東寧通商貿易口から東へ約50km行くと、ロシア沿海州で最も大きな鉄道駅があり、中国、ベトナム、日本など 外国ビジネスマンたちが殺到するウスリースク市がある。 そこに全国人大代表で東寧県吉信グループ総裁の 朝鮮族・崔龍吉氏が率いる工業団地があり、ロシア加工業市場を席巻しているとして話題になっている。 韓国をはじめ、南北朝鮮とロシアの結びつきは日本を凌いでいる。

 日本は維新開国、明治以来ロシアの南下政策に強い警戒心を抱き、朝鮮半島を緩衝地帯とすべく中国との覇権争いから、日清日露戦争に勝利した。満州建国へと国の地政的な戦略を築き、日中戦争、太平洋戦争に至った。朝鮮と日本にとって中ロの国家的圧力への対策が歴史的課題であることは共通である。朝鮮半島の安定は日本の国益である。しかし、その足並みは揃っていない。朝鮮は日本よりロシアと上手くやって来たからだ。ロシアは朝鮮を侵略していない。昨年、日韓の軍事連携を深める外交に成果が見られた。ところが、韓国は竹島問題もあり、日本への警戒心を抱いており、また、日本の立場を無視するような行動も平気で行なう。そこをロシアは目ざとく利用するのである。実はロシアと韓国の交流は日本よりもずっと巧みに行なわれている。

 韓国はロシアへ秋波を送り、利用され易い。韓国に行くと、驚くほど、ロシアとの関係改善に政府が努力していることに気付く。日本のように鈴木宗男事件とか、東郷和彦氏、佐藤優氏などロシアスクールを異端視して来た事と対照的である。この5年間日本は一体何をして来たのだろうか。ロシアの側から見てみれば想像がつく。ロシアは、もう日本は埒があかないと思っている。韓国の場合は悪く言えば、媚び諂いである。今回、北方領土にロシアの閣僚が行きインフラ整備等の構想を打ち出し、国際企業への協力呼びかけを行なった。早速これに韓国企業は飛びついている。ロシアはなりふり構わず、悪食の韓国を利用して日本を挟み撃ちにしようという訳だ。ロシアは日本に面従腹背の韓国を見抜いている。そのお先棒を担ぐ韓国のやり口に民主党政権では何ともならないだろう。日本が北方領土でどれだけ悔しい思いをしているかは無視であり、韓国人のやり口は全くえげつない。この辺りは、ドイツとポーランドの関係に似ているのかもしれない。ロシアのバサルギン地域発展相は1日、北方領土、千島での投資プロジェクトに関するリストを韓国側に提出し、韓国企業が具体案を検討していることを明らかにした。この行為は領土返還の障害になるがロシアにはメリットである。バサルギン氏はロシアと韓国の政府間貿易経済協力委員会の共同議長を務め、日本を圧迫する腹だ。
 
 北海道では韓国漁船が禁止されている漁法で鮭・カニを無法操業し、日本が苦労してソ連と漁業交渉の末に勝ち取った漁場で乱獲したりする。全く、韓国の日本に対する出鱈目なマナー違反は目に余る。日本に学ぶのはいいが、その恩義も、歴史も無視して、逆に自分達が日本に教えてやったんだと来るから、これは一体何だと思うような居直り強盗ぶり。えげつない連中をへこませるには核武装しか無いのかもしれない。アメリカの核の傘を生かしつつ、核に匹敵する強力な破壊力と精度をもった精密誘導兵器を開発することが有効である。いくら、国後に軍港を拡充しても、ミサイルで壊滅させられる武力を準備すればいい。

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by katoujun2549 | 2011-02-08 11:57 | 国際政治 | Comments(0)