韓国は中国漁船を拿捕している

 尖閣列島での漁船衝突事件で、菅政権の不手際、弱腰外交が非難され、野党の厳しい批判に対して、菅首相も支持率が低迷、仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣が問責決議される等、何とも情けない有様となった。何が那覇地検の判断だ、言い逃れにも程がある。この男に国民に対する誠意があるのか。もう一人変な奴、一兵卒になって威張り腐っている姿が、裸の王様である事に気づかないのか。理念が崩壊した集団は単なるヤクザ組織のようなボス支配になる。貸し借りだけが論理の姿が見えてくる。

 釈放するにしろ、中国の国連での温家宝の演説や様々な制裁に屈した結果が悪いのだ。政治家というのは一種の演出家である。これが全く機能していない。国民に対して説明責任を果たす事ができない内閣となった。選挙での公約どころか、基本的な政治姿勢を問われる。韓国は黄海の領海に侵入してくる中国漁船を4年間で2000隻近く拿捕し、2万人を身柄拘束、200億ウォン(14億円)の保釈金を取っている。中国漁船の横暴振りは目にあまり、韓国の巡視船に体当りのみならず、鉄棒等で抵抗し、韓国警備側に死者まで出ている。中国はこうした漁船の行動を全く韓国に謝罪しないどころか、抗議している。それが中国という国なのだ。何故、日清戦争や日露戦争になったかが分る。これは尖閣列島という領土問題がある地域と違うとはいえ、毅然とした態度を取る事が大切であることを学ばせてくれる。

 このことを仙谷長官はどこまで知っていたのか。政権の誰かが、韓国の対応を教えなかったのだろうか。外務省の情報は政権に流れない。全く不思議な内閣である。国会の場で、堂々と反論できる内容が無かったことを感じていたから、逃げの一手。ビデオ映像を公開しない事は、どうも、中国と話がついていたから、いつまでも公開できなかったことが分ってきた。

 普通、こうした危機を国内政治の人気取りに使い、危機をわざと演出する政治指導者だっているのに、菅直人はあっさりと軍門に下ってしまった。普天間問題を解決するチャンスも失った。機を見るに「鈍」な指導者であることが分ってしまった。

 野党は民主党に国のあるべき形を示せとか、偉そうなことを言っている。自分達の考えを言ってから攻撃したらどうだ。まるでだだっ子みたいな野党に、自閉症の与党。与党の中の与太者の親分みたいな、政倫審にさんざん条件をつける小澤一郎。自分が出れば予算審議が進むと恩着せがましく、盗人たけだけしい。腹案とは何かね、言い逃ればかりの鳩山。この二人が国を滅ぼす民主党は早く消えてほしい。
 
 ろくな奴がいない日本の政治。しかし、日本はこれまで、政治家も、官僚も、国に巣食った連中ばかりで、国民の立場に立って実績を残したのかと言うと、大したことをやっていない。官僚は自分達の立場を正当化するデータばかりを世に出し、マスコミはその尻馬に乗り、弱きをくじき、強きにへつらう。一見国民の立場に立っているかのように見え、実は官僚、政治家と三つ巴の権力闘争である。真実を伝える気などは無いのである。ごまかしの社会から脱するのはいつのことだろうか。

 そもそも、基本的な考え方に矛盾したところがあると、それがネックになる。民主党は社会福祉とか、国民全体に公平に国の予算を振り向けることを目指したい。ところが、官僚制を否定する方針を立てたがる。実際は、彼らの目的を満足する為に、まさに官僚は不可欠なのだからおかしなことになる。アメリカのオバマ政権が抵抗を受けるのは、まさにそこだ。社会保険の整備は官僚制の膨張を生む。こんな事は常識だ。自民党は自由主義を掲げる。ところが、官僚べったり。官僚の御神輿に乗っているだけ。これも政策の目的とは逆に歩いている。

 そこに付け入って来たのが、官僚たちだ。彼らは、先は統計数字を握って、常に、彼らに都合の良いデータを作る。例えば、食料自給率が40%というのを危機感を煽ってがなり立てるが、日本は世界有数の農業生産力を持っている。これは分配の問題で、食料は時には有り余り、廃棄している。何故、自給率をことさら宣うかというと、その危機感を国民に持たせる事で、自分達の仕事を増やし、地位を守っている。厚労省も将来の人口統計を自分達の都合の良いように操作している。将来の人口推計は、3段階の数字があり、中位集計、低位、高位とあり、彼らは適当なさじ加減をし、年金改革にに使い、さらに財務省はこれを増税に使う。彼らは自分達の地位と組織を温存する事が一義的て国民とは自分達のことで国民全体というのは彼らの想像力を越えている。彼らに最も欠けているのは想像力なのだ。連中の仕事には想像とか、主観は許されない。長年の習慣が、大事な人間力を奪っている。企業はそうではない。勘の悪い経営者に率いられた企業は悲惨だ。先が読めないから後追いばかりで利益を失い続ける。このことは昔軍部がやった大本営発表というのではないのか。

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by katoujun2549 | 2010-12-28 20:55 | 国際政治 | Comments(0)