犬の心、猫の気持

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猫を飼うようになって6年。4ヶ月くらいの子猫が家の周りで冬の夜空でないていた。いつの間にか家に入り込んで、そのまま今日まで住み込んでいる。茶トラで5kgまで大きくなった。当初自分はこのキャーコと名付けた猫に嫌われていた。その理由は、猫を飼うのがはじめてで、勝手が分らなかったせいだ。犬しか飼ったことが無かった。犬のイメージが消え、猫に合わせた生活となり、次第に違いや心が分るようになった。

その差は次の3点だと思う。

1.喜怒哀楽の表現

035.gifー犬は喜ぶが、猫は黙るー

(スポーツ派の犬、快楽派の猫)

 犬は、体全体で表現。嬉しければ走り回る。舐める。飛びつき、涎を流したりする。怒ると吠えたり唸ったりして噛み付く。犬は一緒に遊んだり、スポーツ派だ。猫は自分の楽しいことをしてもらうよう期待している。気持よく寝ることが最大の幸せ。

(口が先に出る犬、だんまりの猫)
 犬の口は手に相当する。何でも口先で操作しようとするが、いかんせん、限界がある。
 猫は、嫌な相手には目をそらしたり、逃げる。怒ると相手から目をそらざず、攻撃態勢に入り、威嚇してから引っ掻く。猫は手が犬より器用である。また、背中を膨らませたり尻尾を上に立てたりして興奮する。また、攻撃するときはギャ―とか、声を出すが、いきなり引っ掻いたりする。猫は嬉しいときは犬程明確な表現をしない。体をすり寄せたり、舐めたり、ヒックリ返って無防備な姿勢を取り、気持がいいかどうかが重要な要素だ。期待していることをあまりあらわさずに、何事も予測しながら行動する。先読みが得意。こうしたところが女性的。

(声の意味)

 犬は楽しくても声を出さないが、他の犬などが来て警戒するときには吠えたりする。犬の鳴き声は合図だ。太鼓による意思伝達だと思えばいい。舌を出している時は嬉しかったり、気分がいいときだが、何かを表現しているわけではない。猫は気持がいいと、いろんな声を発するが気分を伝えるためだけではない。声の出し方で空腹か、気持がいいか、寂しいとか眠いとかが分る。猫の自己表現は繊細だ。基本的には猫は嬉しいと黙る。犬は匂いに、猫は音に敏感。

2.飼い主との関係

053.gifー愛があればだいじょうぶー

 ペットは飼い主の愛情や気持を常に注目している。この点では、犬より猫が敏感だ。犬は、飼い主の動きを注目し、その動きに合わせて反応する。飼い主の早い動きに関心を持ち、自分も一緒に遊ぶ。一方、猫は相手の動きを観察して理解の範囲で慎重に行動する。予測不能な動きは無視するか、そうした動きの相手を嫌うが、自分より小さなものには一生懸命に合わせたり、遊んだりする。嫌いなことは犬は何度か繰り返し、反復して覚え、相手の動きによって自分を表現したり攻撃するが、猫は一度で憶え、嫌な事をする相手には近寄らない。両方とも飼い主の愛を求めており、それが生き甲斐だ。

3.能力と本能

056.gifー犬は追いかけ、猫は待つ。野生時代の習性が起源ー
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(行動方法)
 犬は飼い主に合わせようとするが、猫はマイペースだから飼い主は合わせざるを得ない。両方狩猟本能はあるが、犬はもともと集団で狩りをするように出来ている。常に相手の動きを追う。しかし猫は、相手のうごきを予測し、待つ。また、集団で追う事もあるから、自分より大きな相手も気にしない。また、犬は追う事で狩りをして来たから足を使って走ることが狩猟の命。
 猫は攻撃の間合いまで待ち構え、手とツメで相手を抑えたり引っ掻いたりして餌を取る。単独で行動するから、自分より大きな相手を避ける。だから、猫は人間のような自分より大きな相手の予測を越える動きが苦手です。

(味覚)
 猫は味覚に敏感で、温度とか舌触りが大事。これは温暖な地域が起源で腐敗に敏感だからだろう。犬は歯触りとか、舌になじむか、固いものを齧る楽しみを知っている。これは集団で他の犬より素早くエサを食べないと食いはぐれる。そうならないように、がつがつしている。

(清潔感)
 猫は泥に汚れないし、トイレに必ず行って見られないように用を足す清潔好き。クリーンで安全な樹上生活を大事にしている。犬は見えるところでわざと糞も小便もする。地上は猫には危険が多い。これは所在を明らかにして仲間と暮らす、地上の生活を基本とする犬の生活との違い。

(運動)
 犬は戸外を走ったり、日なたボッコが好きで夜は寝ているのだが、長時間は日なたにいない。自分を運動で温める方法を知っている。寒冷地に強い証拠だ。猫は気持よく寝ていられる場所が好き。温かいところなら何時間でも寝ている。夜は基本的には行動する。特に周囲の猫や縄張りに敏感でこの感性を邪魔しない事。


これらのことに気がついたら、猫に邪魔にならないように振る舞うようになり、かなり信頼関係を取り戻す事が出来るようになった。e0195345_2112312.jpg

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by katoujun2549 | 2010-11-17 17:48 | | Comments(0)