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これからどうする 中国、尖閣列島

 今や中国ではナチスのような国家社会主義者が人民解放軍や共産党内部に育っており、温家宝もその連中を抑えるのに躍起だ。そこに何故海域侵犯や衝突があり、ビデオを公開しないか。それは漁船を拿捕し、船を管理した日本が再現ねつ造した演出ビデオに決まっていると中国は否定し事態は一層悪くなるだろう。検察の証拠を公開するには時間もかかる。あえてすぐに公開すれば政治的な主張とひて中国は対抗してくる。これを政争の道具にしようという議員どもと、時事問題の専門家として納得のいくコメントも出来ないテレビのキャスターの馬鹿ぶりにも怒りがおさまらない。

 共産主義者の常套手段は映像のねつ造じゃなかったか。過去をすぐに忘れる日本人。共産主義者の常套手段は映像のねつ造じゃなかったか。そもそも、小澤が300人も引き連れて中国に朝貢し、鳩山のリップサービスに気をよくした温家宝は来日までした。民主党応援のためだ。それが首相の辞任、さらに選挙には負けるとは。学生とキャッチボールまでしたサービスに対する鳩山の政権放棄に対中強硬派の前原の外相任命とは、彼の面子丸潰れじゃないの。中国の立場というものに日本は一体どういう配慮をしているのだ。今回真っ先に配慮する相手はアメリカではなく中国なのだ。何も訪中しろというのではない。中国大使の無能振りにも中国はいらだっていたのだ。夜中に呼び出すという無礼をどう見るのか。一方的に中国を責められない問題もありそうだ。

 あの漁船は仕組まれた可能性が高い。そこは流石に検察、見抜いた。だから時間をかけた。やがて菅は事の重大性に気付いて顔をひきつらせて今回の指示に至ったのだ。それをまた、テレビではキャスターは小澤さんはどうしたとか、鳩山も出る幕じゃない事くらい分りそうなもの。ここはシロオトの出る幕ではないのだ。そんな程度の政治家を我々は選んでいる。

 中国の対応は見事に手際がよい。剣道でいえば日本は先を取られたのだ。二本(日本)負け!巡視船の損害賠償は二本取られ、旗があがったのに後打したようなもの。(仙谷はボールは投げ返したというが、ありゃボールではなく爆弾だという事にまだ気付いていない?信管を抜いてから返すのだ。キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は27日、沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、中国側が日本に謝罪と賠償を要求し、日本政府が損傷を受けた海上保安庁巡視船の原状回復を求める意向を示したことについて、「事後に起きた堂々めぐりの議論」と指摘した上で、詳しい論評を避けた。また、中国人船長の釈放を「困難な決断だったが、菅政権や前原誠司外相の政治指導力を示した」と改めて評価した。国連総会開会中のニューヨークでの記者会見で語った。このことで、一番喜んでいるのはアメリカなのだ。普天間も沖縄もやりやすくなる。とはいえ何もしてくれない。まあ、中国もこの余波は覚悟した方がよい。周辺アジア諸国、フィリピン、インドネシア、ベトナムからは特に警戒される。マナーの悪い全体主義的発展途上国のレッテルはなかなか取れない。
 http://www.excite.co.jp/News/world_g/20100928/Jiji_20100928X213.html

 中国の要人が今回の尖閣の件で、「偶然というのはコンテクストのなかにあり、偶然も必然だ」という趣旨の「アブナイ発言」を公然としているが、「そういうこと」なんだろう。
事件後の速やかな「ガス田開発絡みの動き」、「漁業監視船の増強」、レア・アース輸出を含む「貿易の順法的遅延行為」などなど予め仕込みをしていないと「自損」になりかねない。実にスムーズにコナシテいる。全てのフォローが、まるでシナリオがあるような手際のよさだ。菅、前原のNY出張不在、今回のメドベージェフの訪中のタイミングなどなど、実に的確に絡んでる。あれは決して偶然などではなく、D-Day、T-Hourありき、だったと思う。

 「衝突して来た中国漁船」なるものの船首は特殊な構造と材質らしく、ぶつけられた海保の巡視船のほうは明らかな傷が生々しく、然も損傷箇所は一番「構造的に弱い部分」だそうな。(「北朝鮮工作船」の高級・進化版?)ところがニュース映像を見る限り当該「漁船」の船首付近には大した傷がない。CGによる事件経過を見る限り、単なる「もみ合いによる偶発的な衝突」ではなく、併走する巡視船を左舷に一旦やり過ごしたのを確認してから弱点の横腹に故意にぶつけている(なお、日本出港時には無かった大きな穴が、中国帰港時に右舷(!?)に見られた、という報道もあった。)

「船長なるもの」が、中国の領事館員と拘留中に会った途端に「態度が急に変り、頑なにったので犯情が悪質」などと那覇地検は一時リークしていたが、検察(お得意?)の「希望的観察」の可能性がある(検事はTV検事ドラマ見過ぎ! )。中国は、帰国した「船長」を「善良な漁民の英雄的帰還」のように「地元の歓迎ぶり」を演出しているが、「いかにも」という「全体主義的TV画面の絵面」が空々しく、逆に怪しい。当該「船長」は、「面会した中国の領事館員」よりズッと高位の情報部員で、むしろ面会時に予め決めたメッセージで、海保による洋上の逮捕劇に関わる情報を提供した可能性もある。

 この面談のあと、中国外務省が「日本側が自信があるならビデオを公開せよ」、「ビデオは編集・捏造の可能性があり証拠にならない」などと牽制を含めて「強気発言」が続いたことと関連しているのではないか。すべて筋書き通り。那覇地検は「公務執行妨害」で「挙げた」わけだが、同時にあった筈の「日本の水位域内での違法操業」の疑惑はその後一向に解明されなかったのも腑に落ちない。船内捜索で直ぐにその気配は分かるはずだ。検察総体が、「急に方向転換」した裏に、全てのことから判断して「中国に嵌められたこと」に気が付いて、「これは罠だ!深入りは危険だ!」と、何もかも急に放り出したのかも知れない。菅直人はそのあたりは鳩と違ってアンテナが鋭いが、民主は動きがバラバラ。



by katoujun2549 | 2010-09-28 11:44 | 国際政治 | Comments(0)