主導権争い

 国を船に例えるならば、船長の座を巡っての菅、小澤の覇権争いか。今日本という船はどこに漂っているのか。日本の川なら岸まで近いし、乗り上げても陸には日本人、同胞だ。しかし、今や世界の中で我々は漂流していることを忘れては困る。今のデフレ不況の原因でもある。小澤氏、菅氏ご両人ともこの辺りの感覚が全く無い。二人の演説や主張にこのあたりの配慮は見られない。頭が国内でいっぱいだ。サミットや国際会議は単なるお膳立てので来たハク付けの道具か。日本の行く末を世界は見ている。納涼船じゃあるまいし、今の日本はホルムズ海峡とかソマリア海賊のいる地域を通過中なのだ。ところが、連中にとって国際問題は普天間で終わる。

 総理大臣というのは、ガレー船というよりバイキングの船長みたいなところがある。漕ぎ手は、政権担当者と官僚だね。国民は乗客でしかない。国民も漕ぎ手に加わる気力が今は無い。この際、船長の主導権争いを傍観しているわけだ。今の時代、急流にさしかかった船の船長の役を誰がこなせるかだ。こなした奴がヒーローになるから、名を挙げるチャンスでもある。ところがリスクが大いにある。漕ぎ手を、叱咤、激励しながら、木の葉のように揺れる船を暗礁に乗り上げないよう舵取りをしなければならない。菅というのは皆を盛り上げる事は上手いが、先を見て舵が取れる男ではない。ありゃ単なる扇動家だからね。ベネズエラのチャペスよりパワーは無い。本来マスコミ受けはいい、要はキャスター程度の器量の男だ。無責任にものを言う癖が抜けない。

でも、決まった道を盛り上げながら進むくらいの資質はあるだろう。とはいえ扇動家だ。扇動家
は何も全て自分で盛り上げるのではない。上で踊っている御神輿の鳥だ。昔の自民党の赤城だの、中川何ぞは真っすぐ進むことも出来ない奴だったね。とにかく、2世議員のおボッチャマはいかん。

 流れに任せるだけでは危ない時代だ。菅の回りはシロオトばかりだし、変な助言に耳を傾けて暗礁に乗り上げかねない危うい感じだ。舵は効かず、漕ぎ手のペースを変えることも出来ない。
谷垣はその辺も怪しい、菅を小粒にしたような人物だろう。自民党は盛り下がっているからね。

 村山政権をひっくり返した時のようなパワーは無いでしょう。じゃあ小澤はどうかというと、舵は取れるが漕ぎ手には鞭を使ったり、怪我人がいたら放り出すとか、小澤一人の顔を見て
漕ぎ手が一喜一憂する、誰もハッピーになれない雰囲気になるね。目的地についても生き残る奴は小澤しかいない。オデッセイでも故郷イタカに戻ったのはオデッセウス一人だけ。

 大体、一国の総理大臣が検察審査会に訴追されるケッタイな事態は異様だ。政治というのは、大義とか、道義が大事だということを国民も,政治家もどこまで考えるかだ。もしこれが踏みにじられるなら、最早、日本は終わりだね。小澤は終わっているのに、ゾンビのように動き出した。一緒に踊っている陣笠のようなゾンビ議員は頭から狙って、撃ち殺すべきだ。谷のような生まれたばかりのべビーゾンビもいるが、田中眞紀子みたいなオバンもいる。日本はゾンビの国か!小澤中心にマイケルジャクソン風スリラーダンスになるのかな。

 でも,今回の選挙は民主党が政策論争をオープンにしながら党首を決めるというこれまでには無かった、国民の注目を浴びる過程を経るから、支持は増すと思う。とにかく、鳩山がこれを止めさせようとした。全くの政治音痴。馬鹿殿野郎。実際は権力闘争だからどんな汚いことが行なわれるかは分らない。ところが鳩山は母ちゃんの子育て給付金持っているから強い。これからも小澤の影でエリートぶろうってわけ。

 権力闘争と政治はつきもの。これを怖がっては改革は出来ない。ナチスだって、スターリンだってこの為にものすごい犠牲者を生んだのだからね。これが無投票とかだったら、どうせ大した政策アイデアは無いから、ますます国民は失望する。失望した層は、みんなの党みたいないい加減な党に票入れちゃう。みんなの党の分がそっくり民主の減になったのは、連立の色気を出したからで、あれはオウンゴールだ。自分は菅が負けてて、民主から菅が飛び出し、また、野党になるのが一番彼の性に合っているし正しい理にかなった流れだと思う。

 福島あたりがお帰りなさいといって迎えてくれる。まあ、悪夢のような数年間が続くんではないかな。小澤は仕方が無いから、自民党を飛び出した連中を引き込んで新しい保守を作る。谷垣自民党はしょぼくれたただの不満分子の集まりでしかなくなるんだろうね。そんなすったもんだで、日本は21世紀は世界の舞台から降りて後進国になっていくんでしょ。マスコミは勝ち馬に乗りたい、いや、役人どもと一緒に菅応援の大合唱。小澤の不人気をPRして日本を破滅の道に導こうとする。いつか来た道。あの東条軍部に迎合した時代を思い出せ。マスコミ連中に革新なんてどうでもいい。奴らにとって弱者は記事の種、所詮は権力の太鼓持ち、飯の種が有れば満足する連中さ。
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by katoujun2549 | 2010-09-06 11:26 | 国際政治 | Comments(0)