猫の力

今我家の一員になっている茶虎の猫、名前はキャーコである。昔、3種類の犬を飼った経験はあったが、猫は初めてである。猫というのは犬と違う性格であることは当たり前だが、買ってみるとその違いに最初は戸惑った。犬は飼い主の動作に必ず反応し、気持を正直に表現する能力がある。しかし、猫は全く分からない。最初は、やはり犬より頭が悪いのかと思った。ところが、何年か飼っていると、必ずしも馬鹿ではない。人間の事も猫なりに分かっているし、無効から人間を良く観察している。
要するに、表現の方法が違うのである。その差が何処にあるのかというと、最大の違いは、猫は常に物事をある程度予測しながら行動し、予測不能な事はやらない。身体が小さいからもあるが、自らの力を知っており、無理を絶対にしない。予測というより予知しているのかもしれない。生物のこの予知能力というのは、生きて行く上で極めて大切な事である。特に、野生動物はこれがなければ生きて行けないだろう。人間もこの能力の差が色々な意味で、格差を招き、生きるか死ぬかの原因にもなる。先を予測でれば出来る程有利だ。毎日1分先、5分先、1時間先、12時間先、あるいはスケジュール表を見ながら何をすべきかを予測しながら、計画しながら我々は暮らしている。ネズミは1日先、猿は4日先を予測するという。都市生活においては人間は1年から3年先を皆予測しているだろう。勿論、殆ど予測せず生活しようとすると様々な障害にぶつかり、極めて不利な状態になる。猫はじっとこちらを伺いながら、いつ餌にありつけるかということばかりではない。1日のうち何処が日当りが良く、快適か、家の中で人間はどう動くか、常に予測している。だから、急な動きをする家人は苦手である。
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by katoujun2549 | 2010-02-11 20:36 | | Comments(0)