第二国歌

歴史ある先進諸国は国歌以外に愛唱される歌が2つ以上ある。アメリカ合衆国はAmerica The Beautiful が第二国歌的によく使われる。イギリス人はエルガーの威風堂々を歌い士気を高め、大いに盛り上がる。労働者の音楽の祭典プロムナードコンサート(プロムス)では統べよ!ブリタニア」(Rule! Britannia)」と最後の威風堂々を会場全員で大合唱し、興奮は絶頂に達する。そんな国民の皆が愛する愛国歌が日本にはないのか。君が代は曲のトーンも盛り下がる感じで、志気が上がらない。今の若者が歌わない訳だ。歌われないような曲を国歌にせざるを得ない日本が情けない。相撲のときだって歌詞すら覚えていない連中が多い。実は小生剣道の大会が年に3回はあってその度毎に歌っている。剣道家はしっかり歌っている。
その点、軍艦マーチは素晴らしい。パチンコ屋でガンガンならすと日本人はやたら気持ちが高揚するのだ。北朝鮮系の多い連中に利用されるのは悔しい。小学校の運動会でも行進のときや競技中は鳴らしている。リズム感といい歌詞といい勇ましく沈滞日本を盛り上げるし、我々の感性に最もあった曲である。日本人のこの軍艦マーチを第二国家として大いに歌いたいものである。第二国歌に関しては青い山脈とか、リンゴの歌とか言う輩もいるが、ナンセンス。全く植物的で気が抜けてしまう。しかし、この行進曲の歌詞を覚えている人が一体どれだけいるか。実に素晴らしい歌詞ではないか。アメリカ合衆国や大英帝国の第二国歌に比べて全く引けを取らない堂々たる歌詞だ。

「軍艦行進曲」(1897年)鳥山啓作詞 瀬戸口藤吉作曲。

守るも攻めるも黒鉄(くろがね)の
浮べる城ぞ頼みなる
浮べるその城日の本の
皇国(みくに)の四方(よも)を守るべし
真鉄(まがね)のその艦(ふね)日の本に
仇なす国をせめよかし

石炭(いわき)の煙は大洋(わだつみ)の
竜(たつ)かとばかり靡(なび)くなり
弾撃つ響きは雷(いかづち)の
声かとばかりどよむなり
万里の波濤(はとう)を乗り越えて
皇国(みくに)の光輝かせ

アメリカではこれだけの歌詞を子供でも歌い、市民のイベントでは大いに盛り上がる。
Oh beautiful, for spacious skies,
For amber waves of grain,
For purple mountain majesties
Above the fruited plain!
何と美しいのだ 広大な空よ
琥珀色に波打つ岩肌よ 荘厳な深紅の山々よ
果実をもたらす平原の上に!
America! America!
God shed his grace on thee,
And crown thy good with brotherhood,
From sea to shining sea.
アメリカ!アメリカ!
主は汝に恩恵を与えたもう
冠を頂きし同胞達との幸福
太平洋から大西洋へと広がりゆく
Oh beautiful, for pilgrims' feet
Whose stern, impassioned stress
A thoroughfare for freedom beat
Across the wilderness!
何と美しいのだ 先人達の歩みよ
揺るぎ無き熱情に満ちた奮闘よ
荒野に渡る自由への轍(わだち)よ!
America! America!
God mend thine ev'ry flaw;
Confirm thy soul in self control,
Thy liberty in law!
アメリカ!アメリカ!
主は汝の傷を癒したもう
汝の魂はもはや束縛されることなく
汝の自由は法に刻まれたのだ!
Oh beautiful, for heroes proved
In liberating strife,
Who more than self their country loved
And mercy more than life!
何と美しいのだ 英雄達の自由への奮闘よ
自らを犠牲にして祖国を愛する人々よ
そして命をも厭わない慈愛よ
America! America!
May God thy gold refine,
'Til all success be nobleness,
And ev'ry gain divine!
アメリカ!アメリカ!
主が汝の黄金を精錬されんことを願わん
全ての結果を崇高ならしめ
全ての収穫を神聖ならしめるまで 
Oh beautiful, for patriot's dream
That sees, beyond the years,
Thine alabaster cities gleam
Undimmed by human tears!
何と美しいのだ 愛国者の夢よ
幾年にも渡り 白くきらめく街
涙で濁ることなきその輝きよ!
America! America!
God shed his grace on thee,
And crown thy good with brotherhood,
From sea to shining sea.
アメリカ!アメリカ!
主は汝に恩恵を与えたもう
冠を頂きし同胞達との幸福
太平洋から大西洋へと広がりゆく

「威風堂々」
希望と栄光の国(Land of Hope and Glory)
作曲:准男爵エドワード・エルガー
作詞:アーサー・クリストファー・ベンソン
1番 [編集]
Dear Land of Hope, thy hope is crowned.
God make thee mightier yet!
On Sov'reign brows, beloved, renowned,
Once more thy crown is set.
Thine equal laws, by Freedom gained,
Have ruled thee well and long;
By Freedom gained, by Truth maintained,
Thine Empire shall be strong.

愛でるべき希望の国、汝は戴冠せり。
神は汝を偉大にしたり!
愛され、偉大なるその君主たる額に
いまひとたび、汝が冠を戴け。
自由のよりて得たる、汝の等しき御法よ、
そは汝を良く、長く統べたり。
自由により得られし、真実によりて、保たれし、
汝の帝国は強盛となるべし

2番 [編集]
Land of Hope and Glory,
Mother of the Free,
How shall we extol thee,
Who are born of thee?
Wider still and wider
Shall thy bounds be set;
God, who made thee mighty,
Make thee mightier yet
God, who made thee mighty,
Make thee mightier yet.

希望と栄光の国
其は自由の母よ
汝をいかに称えようか?
汝より生まれたのは誰であろう?
広く、一層広く
汝の土地はなるべし
神、汝を偉大たらしめし者
もっと、汝を偉大にせよ
神、汝を偉大たらしめし者
もっと、汝を偉大にせよ

3番 [編集]
Thy fame is ancient as the day
As Ocean large and wide
A pride that dares, and heeds not praise,
A stern and silent pride
Not that false joy that dreams content
With what our sires have won;
The blood a hero sire hath spent
Still nerves a hero son.

汝の名声は時の如く古く
海の如く巨大にして広大なり
恐れず、賞賛も求めぬ誇
厳格にして無口な誇り
父祖が勝ち得たものの夢で満たされる
偽りの喜びにあらず
英雄たる父祖の流した血は
英雄たる息子を元気付ける
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by katoujun2549 | 2010-01-29 12:46 | 国際政治 | Comments(0)